未練 [花と心象]
体調はいまひとつですが、
温かくなったので冬季に放っておいた朝顔の鉢が気になり
整理しました。
鉢の中のブレンド土と底石およびサナをふるいで
分離する作業です。
昨秋にすべてやっておけばよかったのですが
30鉢ほど未処理だったのです。
ひと冬越したため、鉢の中は、雑草の根がはびこって
手間取りました。
もう一つ厄介なことは
この土の中にいろんな虫が越冬していたことです。
既に動き回っていました。
バーナーで土を焼いてから新しい花壇に撒きました。
変化朝顔1
変化朝顔2
変化朝顔3
長年趣味にしてきた「変化朝顔」と「大輪朝顔」づくりはもうやめようと決め、
鉢や棚の貰い手も決まっているのですが
作業をしているうち
規模を10分の1にして、
30鉢くらいは今年も作ろうかな?という気になってきました。
楽しみが一つ減るのはなんとなく寂しい感じがするからです。
もうひとつは、朝顔を描くために始めた水墨画(墨彩画)が
まだ志半ばだからです。
真夏の作業に体力が持つかどうか
もう少し考えてみることにしました。
タグ:アサガオ
菊とコキアの秋 [花と心象]
これは東京ドイツ村の今です。
春でもないのに芝桜がいっぱい?
違いました。
すべて菊の花です。
洋種の菊マムで埋め尽くされていました。
団子状に咲くピンクっぽい紫。
遠くから白、紫、紅とコントラストが素晴らしい。
ここは海から遠くないのですが、敷地の周りが森や林のせいか、
台風による塩害はなかったようでした。
さて、続いては夏季に青々としていたコキアです。
紅一色となり今が盛りです。
ところどころに隙間が・・・風で飛ばされたのでしょうか?
広いコキア畑は壮観です。
タグ:菊&コキア
菊の季節 [花と心象]
日本の春を代表する花は桜。秋は、菊。
朝顔に大輪、中輪、小輪の花があるように
菊の花も大菊、中菊、小菊がある。
自分は小菊に愛着があります。
これは幼き頃、庭や畑にいろいろな色の小菊がたくさん咲いていて
そこに集まるミツバチを日がな一日眺めていた思い出があるからです。
わが家になぜ、たくさん咲いていたのかを推測すると
母の名、キクにあやかったものかもしれない。
菊づくりの世界も奥深く他種に及んでいます。
大きく分けると家菊(栽培種)と野菊に分かれるようですが
植物分類学上、本来「野菊」という種類はありません。
ヨメナなど菊に似た野生の花を総称して野菊というのだそうです。
中菊 ポットマム
『万葉集』には150種類近くの植物が出てきますが
菊の花は一つも出てきません。
平安時代になって『古今和歌集』に出てくるところを見ると
菊は元来日本には無く渡来種のようです。
江戸時代に盛んに栽培されるようになったところは朝顔に似ています。
ポットマム
小菊
中菊
大菊 厚物
大菊 管物
菊の花は、「百花の王」といわれます。
朝顔と違い花の命が長く楽しめるところがいいですね・・・。
タグ:菊
終焉を迎えたアサガオ [花と心象]
ついに朝顔ブログの最後となりました。
24号台風で葉っぱは、ほとんどなくなりなくなりましたが
最後の蕾が開きました。大輪です。
晩期の花は種がつきません。
この花は変化朝顔(渦葉の桔梗咲き)の親木です。
支柱が螺旋なのでどこからでも見やすいのが利点です。
もうこの上部「に蕾はありません。最後の6連咲きです。
今頃になって根元近くに咲いた栗皮茶丸咲の団十郎です。
酷暑のころは、ほとんど咲きませんでした。
この種類も全く種をつけません。
全盛期は葉っぱがいっぱいついていたのですが・・・。
すでに蕾のある鉢はありません。
当初、今年は朝顔づくりをやめるつもりでした。が
2か月遅れで鉢数を1/3に縮小して作りました。
酷暑の中で多いときで8時間近く作業しますので
体力的にもう無理な年齢になりました。
そんなわけでたぶん今年が最後だと思います。
素人の朝顔づくりですので
間違った育成方法があったと思いますがご容赦ください。
長い間ありがとうございました。
なお、朝顔以外のカテゴリーは、今後も続けてゆきますので
よろしくお願いいたします。
タグ:アサガオ
台風24号の爪痕(朝顔) [花と心象]
久しぶりに緊張した台風24号でした。
朝になっても風はおさまりません。
前日念入りに台風対策を施した朝顔の鉢(50鉢)はびくともせず
一安心でした。
ところが直植えにしてネットに這わせていた
フライング・ソーサ(洋種の朝顔で秋口に満開となる種)が
全滅でした。
フライング・ソーサ。このような花が間もなく咲く予定でした。
萎れた葉っぱがなぜかキラキラしている。
舐めてみると案の定、しょっぱい。
強風でミスト状になった海水が飛んできたためです。
遅まきだったのでやっと花芽が着いてきたところだったので
残念無念!
海に近いところはいつもこうなります。
もう一度鉢棚に戻ると
鉢植えの葉っぱもやられていました。
救いは変化朝顔ではありませんが下図の一鉢一輪だけでした。
葉は少しやられていますが、きれいに咲いてくれました。
朝顔は風害・塩害、こちらは老害。
最後の一輪を咲かせてから消えたいものです。
タグ:アサガオ
秋の彼岸ってな~に? [花と心象]
今日は彼岸の入りです。
歳老いた実家の兄に代わり
墓掃除と墓参りに行ってきました。
兄の子供たちは
それぞれ遠くで暮らしているため
昨年からこちらに墓守役がまわってきたのです。
いつもバケツ3杯分の花を持ってゆきます。
お墓が広いことは自慢になりませんが
先祖の墓が三か所13基あるため手向け花が多くいります。
先祖の墓が三か所13基あるため手向け花が多くいります。
過去何年も彼岸に墓参りをしてきましたが
「彼岸」ってどういう意味があるんだろうか?と
深く考えたことがありませんでした。
彼岸とは春分の日、秋分の日を挟んで前後3日間ですが
なぜ、この時季にあるんだろう?
彼岸が仏事ならば他の仏教国インドやスリランカ・ビルマ・タイでも
お彼岸があるのだろうか?
春の彼岸と秋の彼岸の違いは何だろうか?
こんな疑問に、いい年をして答えられないので
またもチコちゃんに
「ボーっと生きてんじゃね~よ!」と叱られられそうです。
NHK人気番組チコちゃんに叱られるより
叱られる前にちょっと調べてみました。
そこで、わかったことは
彼岸って日本独自の仏事ということ。
大まかにいうと
仏教伝来前からあった先祖や自然を崇拝する風習、
太陽への信仰を指していた「日願」が日本仏教※と結びついたもののようです。
仏教には「西方浄土」といって西方に極楽浄土の世界があると
教えていますね。
太陽が真西に沈む春分と秋分の日は、我々が住む此岸(三途の川のこちらの岸)と
川向こうの彼岸に住むご先祖様と最も近い距離になる。
このときにご先祖の供養をし、自分自身も悟りの境地である彼岸へ到達するための
修行を行うという意味があるのだそうです。
3時間かけた墓掃除も無意識ながら修行していたのかもしれません。
最後に、春の彼岸と秋の彼岸の違いを調べたら
なんと、お供物の呼び方「ぼた餅」と「おはぎ」の違いだけと分かりました。
中身は同じでも牡丹の咲く季節の餅と、萩の花が咲く季節の餅の違いです。
もう一つ付け加えるなら、なぜ小豆をまぶすのか?は、
小豆の赤に、災難から身を守る厄除けの効果があると考えられていたからなんだそうです。
「こんなこと誰だって知っていることよ」と叱られそうですね。
※日本の仏教:、インド仏教が中国を経由して日本に入ってきましたが、そのご日本の風土・習慣に見合った独自の仏教に進化したため、スリランカ・タイ・ビルマなどの小乗仏教国と大きな違いがあります。小乗仏教は、自己の修行により自己一人のみが救われるといった教えです。これに対し日本の大乗仏教は、わかりやすく言えば、大きな船に乗っていれば誰もが他力本願で極楽浄土に連れて行ってくれるといった教えなのです。(間違っていたらゴメンナサイ)
◆
自分のメインブログは朝顔です。そこで本文とは全く関係ありませんが最後に今朝の3輪を載せます。
タグ:彼岸
日々、花の顔は違う [花と心象]
「変化朝顔」を作り始めたときから
目を楽しませてくれたお礼に
一鉢一鉢心を込めて記念写真?を撮り続けてきました。
石畳といって五弁に切り咲きする変化朝顔の親木
無傷で咲く花だけでなく害虫に侵されたものも含めて撮っています。
蕾の段階で青虫(シジミチョウの幼虫)が食い始めるので開花すると幾何学的模様の穴が・・・
そこでわかったことは、一見同じ種類の花模様に見えても
日々、花の「顔」は違うことを知りました。
撮影日の天候、時刻、光の強弱、被写体を捉える角度によって
変わって見えるのです。
柔らかい日差しの中で・・・
青斑入鍬形葉桃中輪
ブログにアクセスくださる方の中には
また同じ花じゃないか、と思う人もいらっしゃるかと思いますが
種類は同じでも姿かたちが違うところに気づいていただければ幸いです。
雨でズタズタになってしまった花弁も一か所に集めて撮れば結構きれい
この花の特徴は、葉っぱが龍爪葉(龍の爪のよう)であることと、花芯に臍があること。
この花の特徴は、葉の形がハート形で色が黄緑(これを黄葉という)、
葉の周囲が抱き葉(内側によじれている)になっていること。
紫の花弁の外周にところどころ白がある(爪覆輪といいます)。車咲(出物)の親木です。
種類が異なる花の2本植えなのでわかりにくいですが
葉の色は緑(これを青という)で、葉っぱは並み葉(いわゆるオーソドックスな形=最初の画像参照)
花の特徴は、花芯がピンクで曜(筋)が青でくっきりと星形であること。
葉の色は緑(これを青という)で、葉っぱは並み葉(いわゆるオーソドックスな形=最初の画像参照)
花の特徴は、花芯がピンクで曜(筋)が青でくっきりと星形であること。
葉っぱは緑(青)で蝉の形をしている。葉にところどころ白い斑(ふ)がは入っている。=(青斑入り蝉葉)
大輪の特徴は、ほとんど蝉葉であることです。
花弁の色が涼しさを呼ぶ浅葱色で、曜が同色。
「青斑入蝉葉浅葱大輪」といいます。
これも黄葉(黄緑色)の芋葉形の抱き葉だが、花弁の色が違う。風鈴(出物)の親木です。
カメラの具合で実際の色が出ていませんが、本当は瑠璃色です。
蔓が上に伸びない枝垂れ朝顔。斑入り蝉葉の大輪です。
「青斑入蝉葉紅爪覆輪枝垂」といいます。
タグ:アサガオ
遅まきアサガオも、ピークを過ぎた? [花と心象]
酷暑の夏もピークを過ぎたようです。
これに合わせるように
わが家の遅まきアサガオたちもあっという間にピークが過ぎ
葉が黄ばみ始めました。
連日の強風で繊細な花びらは、くしゃくしゃとなる日が多く
いい写真が撮れないのが今夏の特徴です。
今回は変化朝顔の親木(種ができるラッパ状の花弁)だけなので
出物の写真はなく例年と変わり映えがありませんが
少し紹介します。
説明は省きます。
次回につづきます。
タグ:アサガオ
夏は忙しい [花と心象]
きのうは熊谷で観測史上最高温度の41.1度を記録しました。
きょうの夕刊では熱中症死者最悪65人とあります。
この異常気象はいつまでつづくのでしょうか。
早朝から救急車のサイレンが鳴り響いています。
真っ赤に燃えた太陽を見ると
なぜか元気が出るわたしは、食欲、睡眠ともに十分、
若い人よりアウトドアで楽しんでいます。
若い人よりアウトドアで楽しんでいます。
土曜日などは焼けつくようなコンクリートのヤードで
船底塗料塗り作業をしていましたが快調です。
コンクリートの照り返しは、40度以上ある
7月は海に山にと、とにかく忙しい日々です。
前回のブログは、海でしたから
今回は高山に咲く花を紹介します。
3連休が終わった翌日から北アルプスの花を愛でてきました。
出かけた理由は、週末の金時山(団体登山)が
ヨットのメンテナンス日と重なって行けなくなったからです。
白馬鑓ケ岳、杓子岳、白馬岳は雲の中
今回は長野まで新幹線で行き、長野から高速バスで神城駅前下車。
白馬五竜植物園経由小遠見山~五竜岳~唐松岳~八方尾根と歩きました。
まだ残雪がところどころに
クガイソウとハナチダケサシ
海抜1600mくらいのところは、今が盛りの高山植物の花・花・花
一昨年も昨年もこんなに咲いていなかった。 ラッキー!
シモツケソウ
チングルマ
一面のニッコウキスゲ
ニッコウキスゲのアップ
花に詳しい登山家に教えてもらった珍しい形のチングルマ(左はコイワカガミ)
ヒオウギアヤメとヤナギラン
ヤナギラン
マツムシソウ
オオバギボウシ
ワタスゲ
クルマユリとキアゲハ
???
食虫植物モウセンゴケ
白のコマクサ
イワキキョウ
青いケシの蕾
青いケシ
中央は白馬槍ケ岳、その右が杓子岳
タテヤマウツボグサ
おなじみの八方池。
昨夏は、山の会で来たがまったく見えなかった。
ここまで降りるとあとは楽。ただし、人が多くなる。
白馬中学校の恒例一泊登山の一行と行き交う。
自分と同じ唐松山荘に泊まるとのこと。
シシウドのむこうはニッコウキスゲ
下山後、里に咲くネムノキ
タグ:健康
朝顔市と大輪朝顔展 [花と心象]
今日から東京都台東区の入谷鬼子母神(真源寺)周辺で、
初夏を彩る「入谷朝顔まつり(朝顔 市)」が始まりました。
生憎の雨のなか今年は約60店が軒を連ね、
色とりどりの花が買い物客らを楽しませています。
初夏を彩る「入谷朝顔まつり(朝顔 市)」が始まりました。
生憎の雨のなか今年は約60店が軒を連ね、
色とりどりの花が買い物客らを楽しませています。
朝顔には青空が似合います。
が、今夏の初日は強風と雨で情緒も半減です。
時を合わせたように今日
都立向島百花園から
大輪朝顔展のポスターが届きました。
残念ながら今年は一鉢も作っていないので
他人の作品を観るだけです。
わたしの過去のブログは変化朝顔が主体ですから、
大輪の朝顔を作ってみたいと思う方は是非会場に足をお運びの上、
経験豊富な愛好者のみなさんから直接聴いてください。
上記にもありますが
美しい朝顔を鑑賞するには
ちょっと早起きをして開園と同時に
入園されることをお薦めいたします。
雨の日でもじっとしていられないカツオ・マグロ属の私は
短文を書いたり下図のような墨絵を描いて暇つぶしをしています。
◆
日本列島各地で豪雨の被害が続出しています。被害に遭わられた方々には
心よりお見舞い申し上げます。
タグ:アサガオ
アジサイ一気に70種見せます [花と心象]
関東地方も一昨日から梅雨に入りました。
この時季の花を代表するのがアジサイ。
きょうは、ふだん何げなく見ているアジサイにも
たくさんの種類があることを紹介します。
その数約70種(大半は自分のオリジナル画像)です。
アジサイにまつわるよもやま話を交えて続き欄に紹介します。
◆
◆
タグ:紫陽花
早春の花の今 [花と心象]
春先に目を楽しませてくれた花木は
梅雨入り前の今、
どのようになっているのだろうか?
公園を歩いてみました。
千葉都心部から東南東約11キロにある面積約43haの風致公園です。
「日本のさくら名所百選」に選ばれています。
これは何でしょう?
春先にピンクの花をつけていたハナズオウの実です。
梅
もう、梅干づくりには十分な出来です。
実を採った後は、来春まで見向きもされません。
可憐な花びらから想像しにくい蠟梅(ロウバイ)の実。
花は小さいけれど、実は3cmほどある。
古い人間には手榴弾に見えますね。
夏蠟梅の実
5月上旬~中旬に咲く蠟梅
逆さにすればイソギンチャクのようです。
柄が長いのが特徴
梅の実大の桃(近づきすぎてピンボケ)
桜の花びらが川面に浮かぶ光景も花筏ですが、
これは落葉低木のハナイカダの実です。
参考のため4月下旬に咲いていたころの花を載せます。
これを1枚千切って川面に流せば、まさに花の筏です。
モチノキ目に属する。別名、 ヨメノナミダ(嫁の涙)。
上池の畔はイロハモミジがいっぱい。
紅葉の季節は、素晴らしい景観になるところです。
上池の最奥にあるハナショウブ園
菖蒲園はこの色合いのものが多い。
緑一色のなかに朱色のつり橋がひときわ目立ちます。
紫陽花は、ほんのわずかしかありません。
吊り橋の朱色が水面に・・・。
ガラケーの限界。モミジの葉色が飛んでしまった。
桂の枝が水面まで伸びている。
吊り橋下の上池、下池の周りを散策している間に見た動物は
アオダイショウ、鯉、ウシガエル、亀、
カワセミ、ウグイス、シジュウカラ、キセキレイ、カモ、ゴイサギ、
蟻、ダンゴムシ、カタツムリ。
みんなみんな 生きているんだ 友だちなんだ~!
タグ:公園の花
花のない公園 [花と心象]
家から、3分ほど歩きますと
大きな公園があります。
広さは11.9ヘクタール。
日本庭園やサイクリングロード、催しもの広場などがあります。
県内に13ある県立都市公園※の一つです。
ある日の公園を紹介します。
一歩中に入ると別世界。のどかな昼下がり
外は強風が吹いていますが公園内の森は実に静か。
木の下で遊ぶ少年たち。右は車椅子での老人の散歩。
それぞれの視線は異なります
飼い主は犬に、犬は二人のご婦人を・・・
飼い主:「ご婦人にばかり目が行っちゃだめじゃないか!」
犬:「ごめんよ、ごめん!いつもの癖がつい・・・・」
近寄ってみると双方癒し癒され、信頼しきっている様子
木々は目立つが何か一つ物足りない
こちらも広~い原っぱ、緑一色。
原っぱには風をさえぎるものがない。
だから木の葉は強風をまともに受けて裏返っている。
目を閉じるとサワサワと風の音しか聞こえない。
ヨットのマストにシート(ロープ)が当たって鳴る音とはちょっと違う。
セール(帆)に当たる風の音とも違う。
木の葉の摺れる音を久しく聞いていなかったことに気付く。
藤棚の下にくつろげるベンチがたくさん置いてある。
坐ると正面には花壇もある。
しかし、何か物足りない。
まもなく気づいた。
「花のない公園」ということに・・・・。
ここは高木、中木、灌木、生垣がメインの公園なのだ。
梅雨入りが近づいている。
※千葉県立都市公園とは、次の13か所を言います。
①青葉の森公園、②印旛沼公園、③柏の葉公園、④行田公園、⑤館山運動公園、⑥千葉県総合スポーツセンター、⑦長生の森公園、⑧手賀沼自然ふれあい緑道、⑨羽衣公園、⑩蓮沼海浜公園、⑪富津公園、⑫北総花の丘公園、⑬幕張海浜公園
このほか
港湾環境整備施設として千葉ポートタワーほか10か所、
自然公園が九十九里自然公園ほか8か所、
自然公園施設が勝浦海中公園ほか7か所、
県民の森が大多喜県民の森ほか6か所あります。
千葉県内の民間遊園地で有名なのは、ご存知東京ディズニーランドと東京ドイツ村です。
いま全国的に人気のふなばしアンデルセン公園は、県立ではなく船橋市の施設です。
◆
タグ:花
里山の山藤 [花と心象]
藤の名所は全国各地にあります。
関東では都内の亀戸天神や、栃木の足利フラワーパークの藤が
つとに有名で、たくさんの観光客が押し寄せます。
一方、ここに紹介する里山の池畔に咲く山藤は、
釣り人のほか訪れる人は稀です。
しかし、静けさの中でひっそりと咲く山藤にも風情があります。
訪れた場所は、千葉県東金市の「雄蛇が池」。
スケッチブックを片手に
3.3キロの池畔を一周しました。
◆
タグ:山藤
今年の桜5 葉桜まつり他 [花と心象]
関東地方の街中でのソメイヨシノはすでに葉桜です。
このたび登山同好会の13人で都下「めじろ台」の万葉公園から
多摩御陵、多摩森林科学園を歩きました。
万葉公園
例年より1週間ほど早く咲いたため
町内会が決めた桜まつりの日は、花なしでサマになりません。
本当は「さくら祭り」ですが、ご覧のとおり花弁は見えません。
太鼓を打つ人も奥の方で控えめです。
そこでちょっと気を利かせ、「葉」を付け加えてみました。
このくらいの臨機応変さがあってもいいのでは?
多摩森林科学園(森林総合研究所)
ここは8ヘクタールの広さを持つ桜保存林です。
日本全国の主要な桜の栽培品種や、銘木、天然記念物などの接ぎ木クローンが
なんと約500栽培ライン、1,400本植えられています。
30年前は、はがきで事前申請した者だけの入場でした。
今は、400円払えば、いつでも入れるようです。
以前より、広くなり園内も整理されていました。
しかし、いまの時季、咲いている桜は3割くらいです。
八重桜の花芯から1枚の葉が出ている。一葉の一種か?
現在咲いているのはほとんどが八重桜です。
川沿いに咲く桜もいいですが谷あいに咲く花もいいものです。
センボンヤリらしき野草を見つける
いろんな種類が・・・。
すべての木に名前や由来が書かれているのですが、友人との話に夢中になり
メモを取るのを忘れてしまいました。
帰路高尾駅に向かう道すがら見つけた二種類のマンサク
今日のコースで一番気になった場所は下図の踏切です。
犬を連れて渡ろうとする人は、ここで愛犬と涙の別れをするのだろうか?
タグ:さくら
朝顔の種まきはいつが最適? [花と心象]
これは昨年の5月7日の床です。
当方、素人の朝顔づくりですが
約15年続けてきました。
約15年続けてきました。
「もっといい花を咲かせてみたい」
「自分で交配して独自の花を作ってみたい」
などという欲求に駆られ、専門書を読んだり、
愛好家の家を訪ねアドバイスを受けたり
伝統ある朝顔同好会に入って大先輩たちから学んだりと、
「自分で交配して独自の花を作ってみたい」
などという欲求に駆られ、専門書を読んだり、
愛好家の家を訪ねアドバイスを受けたり
伝統ある朝顔同好会に入って大先輩たちから学んだりと、
あっという間の15年でした。
たかがアサガオと思って始たのですがやってみると
奥が深くまだまだ先輩諸氏の足元にも及びません。
奥が深くまだまだ先輩諸氏の足元にも及びません。
極みに達していないうちに止めるのは無念ですが
今夏から大幅に縮小することにしました。
猛暑の夏に、300数鉢の世話は結構大変なのです。
今夏から大幅に縮小することにしました。
猛暑の夏に、300数鉢の世話は結構大変なのです。
そんなわけで今夏は、
1/10の30鉢程度に抑えます。
ただいま、寒風に晒してあった種を
少しづつ整理しているところです。
1/10の30鉢程度に抑えます。
ただいま、寒風に晒してあった種を
少しづつ整理しているところです。
さて、種まきの時期ですが
以前のブログでも記してありますけれど
気温が26度くらいに安定してからの方が良いとおもいます。
それ以前でも育たないことはありませんが
発芽率が悪く、丈夫な苗ができません。
以前のブログでも記してありますけれど
気温が26度くらいに安定してからの方が良いとおもいます。
それ以前でも育たないことはありませんが
発芽率が悪く、丈夫な苗ができません。
庭や、鉢にただ蒔いただけでは、太くなりません。
苗の茎の太さが5~6mm位になるように育てないと
いい花は咲きません。
いい花は咲きません。
今の時期にやるべきことは土づくりと肥料づくりです。
詳しくは、わたしのブログを参照ください。
詳しくは、わたしのブログを参照ください。
<カテゴリー>
マイ・アサガオ14
マイ・アサガオ15
マイ・アサガオ17
マイ・アサガオ15
マイ・アサガオ17
上記を開いてみてください。
わたしの現在の作業は、種の継承保存のために
種を希望するかたに差し上げるため
種入れ袋用のラベル(下図)を作っている最中です。
種を希望するかたに差し上げるため
種入れ袋用のラベル(下図)を作っている最中です。
※健康維持のため、今年から趣味を少しずつ減らしていこうと思っています。
タグ:アサガオ
今年の桜4 [花と心象]
世の中に 絶えて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし ※
在原業平「古今和歌集」
近隣の桜見物もこれが最後になるかもしれません。
次回からは、東北や信越方面の桜を追いかける予定です。
今日は、千葉県八千代市を流れる
新川の桜堤です。
桜の紹介なのに、なぜこの建物が?
じつは、ここの駐車場に車を置いて歩きはじめたのです。
ここは県立八千代広域公園内にある
八千代市の中央図書館なのです。
実に環境の良い場所に建っています。
この中から、堤の桜が見えるのです。
16万冊の図書を揃えてあります。
近くに先祖と自分のお墓があるので墓参の折に
立ち寄る場所です。
ここの素晴らしいのは、
読書スペースや学習スペースが広くて小部屋がたくさんあるところです。
読書に疲れれば窓外の桜で目を休めます。
館内はこの辺にしてつぎは堤を歩きます。
◆
◆
タグ:さくら
今年の桜3 [花と心象]
今年の桜はことのほか心にしみます。
17日前の心臓手術がもし失敗していれば見ることができませんでした。
つぎの一首は自分の今の心境にぴったり当てはまります。
17日前の心臓手術がもし失敗していれば見ることができませんでした。
つぎの一首は自分の今の心境にぴったり当てはまります。
春ごとに 花のさかりは ありなめど あひ見むことは 命なりけり※
読み人しらず [古今和歌集]
今年の桜には、今年だけにしか出会えません。
読書や墨絵を少し控え、太陽の下で「今」を追いかけています。
北に向かうのは来月上旬からにして
今は、近隣を巡っています。
読書や墨絵を少し控え、太陽の下で「今」を追いかけています。
北に向かうのは来月上旬からにして
今は、近隣を巡っています。
まずは、いすみ鉄道で千葉県夷隅郡大多喜城へ向かいます。
一両しかない車両の外から眺める桜
車内も車外もテッチャン(鉄道マニア)がいっぱいでした。
あとは続き欄に・・・。
◆
◆
タグ:さくら
今年の桜2 [花と心象]
心臓の手術が終わったばかりなので
昨日の登山同好会の例会は欠席です。
今年の桜は、じっくり鑑賞できないのではと思っていましたが
術後11日が経ち順調に回復。
足の衰えをカヴァーしようとこの3日間
東京九段・千鳥ヶ淵や地元千葉の花見にでかけてきました。
3日間で33、500歩ほどをゆっくり歩きましたが手術前の症状
(胸苦しくなり、貧血状態で立ち止まってしまう)は、一度も無く、
快調です。
歩いた順に写真を載せてみます。
まずは都心の九段から
靖国神社
この日は隣地・法政大学の卒業式だったため
和服姿の女子学生がたくさんいました。
靖国神社 神社裏の池畔
参拝客があまり行かない(知らない)裏庭です。
自分にとっては勝手知ったる裏庭です。というのは
高校生の頃、参道わきの現在白百合女子学園の出入り口付近にあった
米国人弁護士宅で
なんどか寝起きしていたことがあるからです。
千鳥ヶ淵
お濠のボートはゆったりと動いていますが
散歩道は人ごみで大混雑でした。
半蔵門駅に向かう途中で見つけた見事なモクレン
次は千葉です。
千葉公園
ここは枝垂れ桜が多いのですがまだ半分程度しか咲いていませんでした。
来週の日曜あたりがいいかも・・・
池のボートは、まだ客待ちの状態で寂しそう
草野水路
ここは、水路に沿って約2キロ桜並木が続いているのですが
見物人が少ないのでのんびりじっくり鑑賞できる穴場です。
さくらは朝顔ほどではありませんが、あっという間に散ってしまいます。
この時季を見逃したくありませんので、明日も桜、明後日も桜を追いかけます。
タグ:さくら