木漏れ日の中で [マイ・アサガオ ’ 22]
7月も下旬になりました。
いつもならこれからという時期ですが
今夏の朝顔は、すでにピークを過ぎたようです。
蝉の声を聞かないうちに終わってしまうのかなと思っていたら
「少ないけれど鳴いてますよ」と若者はいう。
「じいちゃんだけが聞こえないんです」
これには参りました。
ちょっと悲しいけれど、良いこともあります。
寝ているとき耳元に蚊が飛んできても
いまは熟睡できるんですから・・・。
今回は、暑さを避け木陰に置いて
写真を撮りました。
初めて見る種類の花も咲いてご機嫌です。
朝顔づくしですが続き欄の花を見て、
少しだけ涼んでください。
◆
◆
タグ:アサガオ
酷暑のあとは雨ばかり [マイ・アサガオ ’ 22]
梅雨が明けても蝉が鳴かない変な夏。
酷暑の利点は、蚊が極端に少ないこと、
と、思っていたら戻り梅雨?
戻りカツオなら嬉しいが、これはいただけない。
雨の滴で頭が垂れています。
昨日も雨、今日も雨
降るだけ降ったら止むだろうと、
のんきなことは言っていられません。
蚊の代わりに今夏は(殺虫・防虫剤を散布しても)
害虫があとを絶たないのです。
つぼみの段階でこんな穴を空け
咲いた時には、こんなものが入っています。
この虫に直接市販の殺虫剤を降りかけたけれど
10分経っても死にません。
葉っぱを食べればこの虫も下痢を起こすかもしれないけれど
花びらだけを食います。
市販の薬剤の他に
濃いめのコーヒーを散布すると蝶や蛾が嫌って寄り付かない、と
聞いたので、これもやってみましたが効果なし。
葉っぱについたコーヒーが雨で流されてしまうからです。
夜間だけ防虫ネットを張ることにしました。
本来ならば下図のような花弁が開くはずだったのですが・・・。
日照が少ないと中途半端に咲きます。
「靑斑入蝉葉花芯紅白無地」の大輪ですがぐったりしています。
これは、軒下に置いて雨を避けた鉢。「佐倉の桃」です。
これも軒下に置いた鉢に咲いた「黒雲」という大輪。
特徴は黒ずんだ濃い紫です。
雨は蔓がよく伸びるのですが花芽と花芽の間が長くなり、
数が望めなくなります。
「鼻の下が長い」は、好色な人。
「花の下が長い」は、雨の降りすぎ。
困ったものです。
タグ:アサガオ
ぼちぼち咲き始めました。 [マイ・アサガオ '22]
コロナ騒動がなければ、
きょうは江戸の風物詩
東京入谷の朝顔市二日目です。
今夏も中止で鹿骨の業者は死活問題。
鉢の通信販売で命を繋いでいます。
昼少し前、元総理安倍晋三氏が銃弾に倒れるという
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
世も末の情況ですね。
それを知ってか知らずかわが家の(趣味の)朝顔は
平年より約10日早く咲き始めました。
フリル付きの青丸葉桃小輪
靑丸葉藤色の変化朝顔
靑蜻蛉葉藍曜白梅咲
いつもは梅の花弁状に咲きますが今年は丸咲です。
靑斑入り蝉葉藤大輪
まだ咲き方が下手。
開花し始めに雨に打たれ、花弁がシャキッと開きません。
つぎの花も同じです。
黄蝉葉青爪覆輪(大輪)の切込みづくり
これもまだきれいに咲かないけれど径12.5㎝ありました。
彩華錦のタネとして蒔いたのですが色違いが出ました。
葉っぱも斑入りのはずが斑がありません。
次は、藤色無地二つ。
靑鍬形葉藤中輪
黄蝉葉黒鳩縞大輪の切込み作り
通称:雲仙の薪 (セルフ)
これも雨に打たれてぐったり気味。
靑鍬形打ち込み渦葉栗皮茶丸咲(中輪)
通称:渦の団十郎
茎が太く葉っぱが厚い。
靑芋葉青縞(洋種)
通称:フライングソーサ
涼しげな色合いで花芽が多く100個くらい咲く種類ですが、
今夏は自然に生えた苗なので蔓に力がありません。
タグ:アサガオ
高温被害と今夏の二番咲 [マイ・アサガオ ’ 22]
宮沢賢治の詩『雨ニモ負ケズ』の後半に
次のような一節がありますね。
『・・・日照リノ時ハ、涙ヲ流シ、寒サノ夏ハ、オロオロ歩キ・・・』
農民にとって冷夏も困りますが、
雨の降らない夏の高温は被害甚大です。
こちら恥ずかしながら趣味の世界ではありますが、
朝顔づくりも葉焼け障害が出ています。
葉脈以外は秋の枯葉のようです。
靑鍬形葉は、白けています。これも葉焼けです。
ケロイド状の葉っぱ。
高温になった鉢の淵に葉っぱが触れて大やけどを負ったものです。
これを見た時、
暑いさなかに落とされた原爆による被災者の方々を思い出しました。
日除けシートを張りました。
こんなことをした夏は初めてです。
鉢棚の下の地面に直植えした変化朝顔が咲きました。
蕾も変わっています。
今朝は、久しぶりに小雨が降りました。
このような状況下で小粒ながら今夏の二番咲です。
正木系の変化朝顔です。
炎天下、早朝から連日アサガオと向き合っている爺を見て
通りすがりの人は
「あのデクノボウが・・・」と思っているかもしれませんが、
意に介せず、「只管打坐」の心境です。
◆朝顔のシーズンに入りアクセス数が連日1,000を超えています。
これからは週一ではなく、間隔を置かずに更新したいと考えます。
タグ:アサガオ