今朝一番の会話 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
今朝は週2回の生ごみを出す日です。
集積場で近所のお婆さんと挨拶を交わす。
そのあと彼女が問いかけてきた。
「上皇后さまが大腿骨骨折で今日手術をなさるんだそうですね、89歳とご高齢で大丈夫でしょうかね?」
内心、「私に聞いたってわかんないよ」だったが
咄嗟に出た言葉は
「大丈夫、元天皇陛下の奥方だもの医者は痛くないようにやるでしょう」
こんな会話で一日が始まった。
渡り鳥が増えてきました。
鴨もこんな会話をしているのかなあ。
タグ:たわいない会話
冬の山里と海辺 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
第六波のコロナ禍では
遠くへ旅することはできません。
近場の海と里山の冬景色を載せます。
まずは千葉県内房の里山冬景色から
安房郡鋸南町保田の山里
トンビの鳴き声を聞きながらゆるい登り坂を歩くこと50分。
あれっ? こんな山間にも水洗トイレが?
でも字がおかしい?
なんと間違いではない。
ここは水仙ロードにあるトイレなのだ。
シャレています。
日本海側は大雪の季節にここは花盛り
里山はスイセンのオンパレード
つづいて
千葉市の海辺
千葉市のシンボル 千葉ポートタワー
今は誰もいない浜辺
磯辺の岸壁
近くにある釣り桟橋では
スズキやフッコ、カレーが釣れています。
セイタカシギもやってきました。
以上、千葉の冬景色です。
◆
タグ:海と山
寒中お見舞い [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
世相は暗い、外は寒い!
夏に獲った魚を囲炉裏で焼いて食べながら
春を待ちます。
魚ばかりですと飽きますので、かっぱ寿司や草団子も食べます。
娘は今なお、おかっぱ。
こんな墨絵を描いて暇つぶしです。
家人は、
「暇つぶし? 冗談じゃない穀つぶし!」
生きるって難しい!
タグ:墨絵
令和4年のご挨拶 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
昨年10月中旬のブログで、2週間ほどお休みしますと記しながら2か月半が過ぎました。
この期間PCを開くこともまれで、アクセスしてくれた方々に返礼もせず失礼いたしました。
一番の理由は、国際墨画展『美は国境を越えて2022』の出品作を描いていたためです。
二つ目の理由は、連日一日8時間も絵筆を握っていたため、体調不良を起こし血圧が177と異常に上がり通院したこと。構図に納得がゆかず下絵の描き直しを3回(枚)もやったためだと思います。
三番目は、幼馴染で無二の親友T君が7月に亡くなった奥方の後を追うように亡くなったためです。年末12月22日に亡くなり30日が告別式でした。今年はもう、かれと朝顔談義ができません。
この歳になりますと幽明境をことにする友人が実に多くなります。明日は我が身です。
幸い、悲しみや苦しみを忘れられる趣味がぼくにはあります。冬場は、墨絵を描くことです。そんなわけで今回の賀状には今の心境(虎渓三笑)を下手な毛筆で書いてみました。
なお、賀状の下段には、国立新美術館での墨画展の案内を入れました。コロナの第六波が来そうですが、お近くにおいでの節はお立ち寄りください。◆
タグ:自分の賀状
伐採した竹で暇つぶし [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
明けても暮れてもコロナ・コロナ
いつになったら平穏な生活に戻れるのでしょうか?
高齢に加えこちらは心臓に既往症があるから
もっぱら他人との接触を避け
山に入り仙人のような生活です。
といっても、竹林(孟宗と真竹)と雑木林のある里山ですが・・・。
倉庫裏の竹だけでも100本近く伐採。
とてもいい運動になります。
竹は、冬期に1メートルくらい残して切ると
薬を使わずとも枯れると知って
年末から2月下旬にかけて切りまくりました。
おかげで今年は、筍がほんのわずかしか生えず助かりました。
昨年は下図のように筍だらけでした。
しかし、枝降ろしした竹の始末に困っています。
約2か月かけて(週一)枝降ろしをした竹。
こんな山が3つできました。
で、思いついたのが一昨年建仁寺垣もどきを手作りしたので
こんどは「友人宅の垣根を作ってやろう」でした。
前回の自作は、約15mの竹垣。
今回は、こんな具合に造りました。
細めの竹を選んで寸法切りと焼き杭6本を打ちました
シュロ縄のとなりにあるバーナーは、竹の艶を出すために使います。
今回は小さな花壇の囲いなのでとても簡単です。
実働4時間、あっという間のできあがり。
四ツ目垣の完成です。
人件費はかかりません。
竹は、もちろんタダ。
材料費は、焼き杭とシュロ縄一束だけ。(これもサービス)
友人はとても喜んでくれて
お礼にと半世紀前に20数万円で買ったという
土門拳の『古寺巡礼』全四巻をいただきました。
墨絵の仏像を描くうえで貴重な資料となりました。
上図のような竹垣ですと余剰分の竹は一向に減りません。
一昨日、登山仲間が5・6本、
昨日は、十数年前、
合気道の昇段試験を同じ武道館で受けた友人が
大型トラックで50本くらい「竹炭を作りたいから」と
持ってゆきました。しかし、これも「焼け石に水」「二階から目薬」です。
どなたかこの竹が欲しいという人はいませんかね。
タグ:竹垣づくり
我慢の中で [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
3月に入ったらコロナワクチンを接種できると
期待していましたが
4月~5月になりそうですね。
我慢の中でできることは限られます。
せめてもの楽しみだった日光浴も
今日は曇りでビタミンDは、摂れません。
そんなわけで今日も絵の練習で一日を過ごしました。
屈斜路湖の夕暮れ(スケッチブックの水彩画)
先週より一匹増えました。(和紙の墨絵)
猫の絵はまだ2枚目です。
裏打ち前なので背景が波打ってますが・・・。
二匹いても餌代がかからないので助かります。
秋田東成瀬村の冬
この墨絵は
スケッチブックに早描きしたのでちょっと雑な出来上がり。
墨絵がだいぶ貯まったのであしたは裏打ちで暇つぶしです。
◆
タグ:水彩と墨絵
墨絵と水彩画で暇つぶし [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
日本海側は北から南まで大雪、まだまだ春遠しですね。
外に出ればコロナ感染が怖い。
ワクチン接種と本格的な春が待ち遠しい日々です。
このような状況下
みなさんはどのような過ごし方をしているのか気になります。
自分は、今年に入り墨絵に加え
水彩画に挑戦しています。
今日の午前中に描いた墨絵
下図は、先週描いた水彩画の習作です。
「十勝千年の森」山羊の放牧場
水彩の出来は、才能無しです。年末までには凡人レベルに近づきたい・・・
十勝は、過去に墨絵でこんな絵を描いています。
上図は2017年の駄作です
絵の他に今週は単行本を2冊読破、
『人との出会い』と題した散文を2880字書きました。
きょうはこれまで。
タグ:墨絵と水彩画
だめ・だめ・もり・もり [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
不要不急の用事がない限り外出を控えてください、という
緊急事態宣言下ではありますが、カツオ人間のわたしの場合、
じっとしておりますと息絶えてしまいます。
人込みを避け、森や田んぼのある郊外まで車で移動し、
一日8,000歩を目安に歩いています。
きょうは、目標の歩数に達したあと公園のベンチで一休みしました。
公園ではジャージを着た高校生の運動部員らしき集団が合唱し、
盛り上がっていました。
曲は、かつて芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんがTVドラマのエンデイングに
踊りながら歌っていた「マル・マル・モリ・モリ」ですが、
なんと替え歌で盛り上がっていたのです。
その内容に抱腹絶倒!です。
すべて聞き取れたわけではありませんが
聞きかじりを「続き欄」に書いてみます。
◆◆◆
タグ:おかしな歌
大相撲の深読みー国技館砂かぶりの妖精 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
水曜日の夜は楽しい。
『刑事コロンボ』のTV再放送が観れるからです。
この放送が終わった午後10時半過ぎから
そろそろブログ更新でもしようかと
パソコンを開き
昨夜一気に書いた日記をここに紹介します。
座敷童子(ざしきわらし)?が、国技館にもいる実話です。
ご興味ある方は、続き欄をお開き下さい。
この中に居ります。当ててみてください
◆◆◆
◆
タグ:相撲観戦
梅雨の晴れ間に [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
日曜日、久しぶりに太陽が出たので
海辺に出てみました。
気温32度。
ヨットハーバーは、黄色のフラッグでしたが
シングルハンド艇が10数杯沖に出ているだけで閑散としていました。
しかし、隣接する浜辺は驚き!
ここはコロナ感染の危機感などどこへやらといった光景が・・・。
ヨットハーバーのとなりの浜辺です。
遠方ビル左のZOZOマリンスタジアムでは西武対ロッテ戦が行われていました。
振り返ればこちらも若者のオンパレード。
遠方の釣り桟橋にも家族連れがいっぱい!
人だけではありません。
コアジサシの若者(雛)もいっぱい。
ここはアジサシの繁殖地。
早々と退散しました。
コロナ感染者は、ますます増えるでしょうね。
◆
タグ:海辺
やっと自作の竹垣が・・・ [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
まだ肌寒さが残っている頃に設計図を起こし
少しずつ始めた自作の竹垣づくりが
「墨の県展」の開催日前日にほぼ終わりました。
ここ数年で一番大きな自作工作物です。
要は、暇つぶしに自分のうちの竹藪から
真竹を切り出して一から作った「建仁寺垣」モドキです。
これで小さな花壇や従来からある紅葉の木も映えるようになりました。
水糸を張って水平を出し、杭と胴縁を打ち付けた後、
半月あまり放ってました。
これは気候の寒暖差が激しかったため
自身の体(心臓)に気を使ったためなのですが
工期がかかりすぎてしまいました。
県展終了後に雨除けの天端竹を載せて
終わりにしようと思っています。
◆
※昨日は、『第43回墨の県展』の作品搬入日でしたが、
今年は「千葉日報社社長賞」受賞ということがわかりました。
軽い肺炎になりながら描いた駄作でしたが
今年も、かろうじてベスト10入りができました。
上位の人の絵に感動すること、しばしです。
千葉県水墨会会長作品
会長賞受賞者の作品
ベテラン先輩の作品 『西湖』
今回も多くの刺激をもらいました。
秋の国立新美術館展示を目指して
精進しようと思います。
※自分の作品は、県展終了後に載せます。
◆
タグ:竹垣
弥生の海はのどか [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
釣り好きな人にとっては嬉しい季節です。
3月に入ると関東の山あいでは渓流釣りが解禁になります。
かつて、わたしも前日から渓流に入って夜が明けるのを待ったものです。
今は、手足が凍えるような3月上旬の渓流には足が遠くなりました。
ちかくの海で春を感じています。
きょうは土曜日、ポカポカ陽気に誘われて
ヨットハーバー脇の浜辺を散策しました。
海の中は若者がいっぱい
岸辺ではユリカモメとハトが一定の距離を保ちながら日向ぼっこ
どう?このポーズ、決まってるでしょ!
人間同様、サービス精神旺盛なユリカモメ。
釣り桟橋の先端近くまで移動すると
興奮状態の青年。
なにかがかかっている。
となりの釣り人が長い柄の付いたタモですくうと
40センチ近くのフッコ(スズキの若い衆)でした。
一匹目の処理が終わる前に2匹目が釣れる。
海釣りも楽しそう。
この青年はフッコの鰓に紐を通そうとして指を
鰓でスパッと切って出血。
「これよかったら使いな」
自分が持っていた軍手を差出しその場を離れた。
ここひと月近く「墨の県展」出品作を描いていたため
運動不足ぎみ。
久しぶりにビタミンDを体いっぱい吸収できました。
タグ:釣り
冬の遊園地 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
遊園地は、言うまでもなく子供の遊び場である。
幼子が黄色い声を張り上げて遊ぶ姿は、
ほほえましい。
しかし、冬の遊園地は、訪れる人がまばらでちょっと寂しい。
喜んでいるのは、園内の動物たちだ。
「おう!珍しく客が来た、いらっしゃいませ~」
客が来ない時は、のんびりと日向ぼっこ
この時季の遊園地は普段気にもかけない光景を見ることができる。
今回も新しい発見があった。
こちらもお昼寝中(ドイツのブタ)
「ガキはうるさくてヤダねえ」と言っているかのよう。
動きの鈍いモルモットの三者会談。
「いまの若いもんは意気地がないね~」・・・
それもそのはず
⇓
ここは老いたモルモットのゲージの中なのだ。
ポニーも立ったまま寝ている。
近寄ってみれば
これもご老体
瞑想するポニー
老いた動物に優しい遊園地である。
自分と似たような仲間がいっぱいだ。
へんに共感する。
NHKのチコちゃんに逆らうわけじゃないけれど
ぼーっと生きているのもいいもんじゃないかな、と考えた。
◆
丘陵地に足を向けると
あれまあ! 黄色いくちばしのカラスがあちこちに
この光景は、今の季節にしか見れない。
なぜか?
答えはミカン畑があるから。
野生のカラスたちにも気を配ってこうしているのだろうか?
落ちているたくさんのみかんを一個ずつ口にくわえてどこかに運んでいるのだ。
動物だけに優しい遊園地かと思いきや
人間の年寄りにも優しい遊園地であることを知る。
それがこの森
その名は
まさか「ジジ捨て山」ではあるまいか?
そうだとしたら「婆捨て山」もどこかにあるかも?
と探したがも見つからなかった。
この森は、木更津出身の俳優千葉真一さんの弟がやっている。
タグ:遊園地
一日違いの浮島現象写真 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
前回のMyブログで
東京湾上に現れた「海面に浮かんだ建物」や、
あるはずがない複数の島状のものが洋上に浮かんで見えた」ので
「これなんでしょうか?」と写真を載せました。
ブロガーの皆さんから教わりました。
これが蜃気楼の一種「浮島現象」であることを・・・。
東京湾でもこんなのが出るんだあ!と驚きました。
ありがとうございました。
きょうの読売夕刊で、またも驚きました!
”読者のニュース写真” 昨年12月入選作品に
「東京湾で浮島現象」が佳作に選ばれていました。
見た人は僕だけではなかったのです。
このかたは横須賀市の野比海岸からと書いてあります。
そして私が見た翌日の12月30日に撮ったとありました。
比べてみるとぼくの写真の方が鮮明のように見えます。
投稿していれば入選したかも・・・?
◆
さて、墨絵の県展作品構想がほぼ出来上がり
試し描きを始めました。
まだ発表できませんので
きょう、息抜きに描いた墨絵を載せてみます。
三福神
タグ:墨絵
年末の東京夜景クルーズ [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
ここ2、3日クリスチャンでもない日本人が、
商業ベースに乗せられ、やれケーキだ、プレゼントだ、パーティーだと騒いでいる。
日本の文化、日本人のアイデンティティーはどこへやら・・・。
24.25の二日間で賀状書きはすべて終えました。
年賀状を出す習慣は、日本の伝統文化です。
賀状を書きながら感じたことは、パソコンを使っても体力的に作るのが辛くなったこと。
もう一つは、友人知人が少しずつ他界してゆくため、出す枚数が少なくなったことです。
ピーク時は600枚から700枚近く出していたのに、今回は324枚と半数近くになりました。
絵を描くのと同様、疲れたので気分転換に友人の船で東京港の夜景を観に行きました。
友人夫妻は、盛装で出迎えてくれました。ほかに乗客はいません。
貸切きりの豪華ボートで観る東京夜景は夢の世界です。
カメラがコンデジなのであまりいい写真とは言えなませんが載せてみます。
◆
タグ:東京夜景
晩秋の運動不足解消法 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
夏に強いわたしです。
秋から早春までは運動不足になりがちです。
このたび健康維持にとてもいい運動をみつけました。
山仕事です。
とはいえ自分の家の土地につき
報酬はありません。
これはOさんのピックアップトラックです。
いつもはトルネードのヨットをけん引している車です。
初日、ヨット仲間のOさんと、フェンシング協会役員のUさんが応援に駆け付けてくれました。
これはUさんの車。荷台に本格的な草刈機を積んでやってきました。
持つべきは友人。ありがた~い!
雑木と竹がはびこる現場。
まずは、樹齢70余年の柿の木伐採です。
Oさんの趣味はヨットのほか金属クラフト。
米国の家や日本の自宅でいろいろなものを作っている。
なかでもトレーラーまで作ってしまうから驚き!
そのため用具も万端。
チェーンソーであっという間に倒しました。
長さを測りながらの玉きり。これは薪ストーブに入る長さなのです。
これを見たとき、ダビンチの手記が頭をよぎりました。
『木は自分の破滅を持って木を伐るものに復讐する』・・・・の一節です。
自分と同じころに生まれ、ずっと共に生きてきた柿の木です。
復讐されても受けいれざるを得ないような気持になりました。
雑草刈りはUさん、竹の伐採は自分の担当。竹に絡みつく藤蔓にてこずりました。
初日以後は、一人で作業を続けているので遅々として進まない。
竹だけでも優に100本は切りました。
竹の根っこは、ツルハシしか使えないので汗びっしょりです。
除草と雑木伐採後はご覧のとおりすっきりですが
まだまだ、奥の雑木は手つかずのまま。半分も終わっていません。
樹齢100年近くの木が絡み合っている。
こんなわけで只今いい汗をかいています。
今までは職人にお願いしていたのですが、
自分で切ったほうが健康のためにいいと気づいた次第です。
人間は動物です。
ほとんど水で構成された細胞を揺らさないと
細胞は腐ります。
お世辞がたぶんに含んでいることはわかっていますが
「きみはタフだね」
「きみは若いね」
「歩く速さがめちゃくちゃ早いね」
と、よくいわれます。
そんなときわたしは
「先祖がカツオです。親類にマグロもいます」
「動きを止めたら死んじゃうんです」
と応えるようにしています。
今日のように雨の日でも指先は動いています。
一日一画だからです。
晩秋の河原
おしまい
タグ:健康
暦どおりの涼しさ [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
今日は早くも立秋です。
昨日までの酷暑はどこへやら
千葉は9月中旬の陽気です。
2日から4日間かけて八が岳と、乗鞍岳を目指したのですが
夏風邪をこじらせて初日に39度の熱でダウン。
翌日下山して病院へ直行。
軽い肺炎と診断され、いい薬になりました。
心臓の動きが5年前に戻ったので
この夏、ちょっとはしゃぎ過ぎたのがたたったようです。
窓外の虫の声を聴くと、
ああ、もう秋なんだ、と実感できます。
熱や咳き込みがあっても手指は震えません。
暇つぶしに金魚や窓辺に飛んできた昆虫を描きました。
うまい下手は別にして
絵だけは毎日描いても飽きません。
朝顔の双葉と本葉を食べていたショウリョウバッタ(精霊蝗虫)。
大きさと体側に黒い線が走っているので、たぶん雌のバッタ。
下の昆虫は、夜間網戸にぶつかってひっくり返ったカナブン。
タグ:墨絵
年寄りの3連休 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
現役(働いている人)は、3連休を家族連れで
出かける人が多い。
したがって道路・鉄道・観光地はどこも混み合う。
年寄りは「サンデー毎日」なので、連休以外の平日に旅をする。
連休も、平日も出かけるのが元気老人。
ただし、混み合わなくて楽しめるところを選ぶ。
連休初日は、約半世紀の長きにわたりコンビを組んでいるTさんと
夢の島マリーナを6時に出航。
引き潮に乗って一路友人の住む南房総市勝山港へ向かう。
7時11分、進路187度、船速5.69ノット、水深20,1m
愛艇はAIS(自動船舶識別装置)を備えているため
自艇と他艇の位置と進路方向、船名が図示されるので今は安全で楽。
操船は自動操舵にして進む。
沖止めの貨物船
東京湾アクアライン内の吸排気塔「風の塔」川崎沖
大型ケミカルタンカー沖止め
連休は釣り船が大繁盛
浮島が見えてきた
双耳峰は富山、手前は保田
勝山は、夏祭りの真っ最中。
友人は街の名士なので神輿の先達を務めていた。
これは何を?
じつは、Tさんが素潜りで船底に付着したフジツボを落としているところです。
よくある光景です。
夕焼けと夜景が一望できる宿に1泊。
二日目は、午後から雷注意報が出ているので
早めに帰ることに決めた。
Tさんとわたしは
過去、マストに雷が落ちて命拾いしているからである。
マストの上部にトンビが鳴きながら飛び交う
LPG船
大型船には、パイロット(水先案内人)が先導する
水先案内人が乗るタグボート
陸上は37度近いというニュースだが
海上は風があれば結構涼しい。
2時半に帰港。
3日めは海の日だ。
若洲ヨット訓練所で例年行われている
「マリンフエスティバル」に参加する。
参加といっても、乗船応募者に対して
10人ずつ交代で40人を自艇に乗せて体験帆走するボランティアである。
写真のようにポンドの中は風もなく穏やかだが一歩港外に出ると
風速は南の風10m/sec前後,ブローで12m/secくらいあった。
本来なら帆走なのだが
ビギナーを乗せているため、機走で体験してもらう。
全身にしぶきを浴びながらの操船だったので海上の写真は無理だった。
これはレスキューボート
3日間塩漬けだったので日焼けがすごい!
タグ:セーリング
梅雨時の虫探し [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
珍しく今日は予定がない。
今年初めてのことだ。
人生は、時に立ち止まることも必要だ!と人は言う。
しかし、自分は分類学上カツオやマグロの仲間なので
立ち止まったら死んでしまう。
本を読もうか、
朝顔に手を付けようか(じつは、種まき時期を逸してしまった)、
絵を描こうかと考えた末、昆虫探しをすることに決めた。
地球上に100万種と、途方もない数で
繁栄している生き物なのにあまり知識がないからだ。
未知の世界は心が躍る。
梅雨時なのでカタツムリくらいはいるだろうと
河原を3時間かけて探し歩く。
最初に出会ったのは、二つ星テントウムシだった。
ススキの葉にとまるフタツボシテントウムシ(ナミテントウムシの仲間)
テントウムシのほとんどは益虫だが、28個の星があるニジュウヤホシテントウムシは、
ナス科の植物を食べるので害虫という。
テントウムシのほとんどは益虫だが、28個の星があるニジュウヤホシテントウムシは、
ナス科の植物を食べるので害虫という。
ただし、これは人間の都合上で、虫の立場で考えれば何を食べようと勝手なのだが・・・・
テントウムシにしてはめずらしく植物食のニジュウヤホシテントウムシ
むしゃむしゃとアブラムシを捕食中のテントウムシ(黄色紋が二つ、ヒメカノコテントウ虫か?)
続いて見つけたのがクモ3種類、
小さすぎて写真に撮れない。
この中のふたつがじつにおもしろかった。
クモの巣を棒で揺らすと、獲物と勘違いしたらしく
奥の方からものすごいスピードで
飛び出してきたのがいると思えば
ちょっと揺らしただけなのに
延々と全身を使って自分の巣を揺らし続けるクモ。
揺らし続けるクモ
こんなのはじめてだあ!とひとり興奮状態。
残念なのは、またもカメラを忘れうまく撮影できない。
このほか、死んだモグラに群がる銀蝿、
ヒルガオの花に飛んできた日本ミツバチ、
生まれたてのオンブバッタ、
目を皿にして探したのにカタツムリは1匹もいなかった。
雨があまり降っていないからだろうか?
河原を探すよりブロック塀周りを探した方が早そうだ。
なぜならかれらは殻を作るために必要なカルシウムを
自然界では石灰岩を食べて摂るけれど場所が限られる。
街中のコンクリートは、身近なごちそうだから・・・。
虫ではないが
キジの雄たけびと鶯の囀りを聴き、
稲の苗が20センチ近く伸びた田んぼに6羽の子連れ
カルガモを見る。
曇り空だったが心はハレの一日。
タグ:昆虫
今年のレッドブル エアーレース見物 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
今年も軽飛行機のF!レースといわれる
レッドブルエアーレース見物に行ってきました。
ウインチを使ってメインセール(主帆)を上げる。
若い二人のおかげでこちらは往復ともオーナーズチェアーに坐ったまま。
ホームポート夢の島マリーナを9時15分に出航。
会場の幕張メッセ近くの海岸沖に
着いたのが昼少し前。
昨年は、この時刻に200杯ちかくの見物プレジャーボートが
ひしめいていました。なのに、今回は閑散としている。
おかしいな? 海上見物禁止になったのか? と
電話確認したところ、予選レースは午後4時からとわかり
がっかりです。
でもわたしたちの船は、他のナンパ船とちがい
男ばかり7人ですが船上は盛り上がりました。
6~8m/secのちょうどいい風が吹いて快適
乗員にピントを合わせると水平線は斜めになりますが、この差が船の傾きです。
飛行機は早いので合わせるのが難しい。パイロンと重なりました。
レース前の練習飛行を1時間ほど見て早々と帰途に就きました。
翌日の決勝レースにもこのうちの2人は見物に行きました。
予選3位で通過した期待の日本人パイロット室谷氏は、
降下速度制限のGを越えて失格になったようです。
タグ:セーリング