カザグルマとO君の孫 [花と心象]
親友に生前もらったカザグルマが
去年より2つ多く8輪も蕾をつけた。
近づいて見ると表面に無数の産毛
まるで冷凍庫から出したばかりのアイスクリームのようだ。
翌日
一輪咲く
更に一日おいて4輪咲いた。
その日の午後、
採りたてのタケノコをO君に届けると
「孫の佑斗を助けてくれないか!」と
かれが言う。
見れば頭ぐったり、手足もダラリ
二つ返事で緊急手術を引き受けた。
無事手術が成功したらこのカザグルマで
あやしてやるよと約束し、引き取った。
あとは続き欄に・・・。
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タグ:パロディー 手術
孟宗竹と真竹の違い [花と心象]
当地の筍(孟宗竹)は、ピークを過ぎたようです。
うちは孟宗竹が少ないのですが、それでも20本くらい掘りました。
いま、八百屋やスーパーマーケットに出ているのは
孟宗竹の筍ですね。
代表的な竹の種類といえば孟宗竹・真竹・淡竹ですが、
今回は、孟宗竹と真竹について取り上げます。
孟宗竹と真竹は出てくる時期に
約1か月のズレがあります。
今回は、双方の違い・特徴を図示し、解説します。
AとBどちらが孟宗竹でどちらが真竹かわかりますか?
下記の解説を見ないうちに考えてください。
筍は食べてもその違いについては意外に知る人が少ないようですね。
①節の輪(上図参照)
孟宗竹=一環、
真竹=二環。
②節間の長さ
孟宗より真竹の方が長い
③節から出る枝も違います。(上図参照)
孟宗竹=1本。
真竹=2本。
④太さと桿(かん=竿状の棒)の長さ
外径:孟宗=8~20cm、肉厚厚い。桿:10~20m
真竹=8~15cm、肉厚薄い。桿:10~20m
⑤桿の色
孟宗竹=粉をふいたように表面が白っぽい。
真竹=艶のある緑
⑥発芽時期と皮の色
孟宗=4月、
真竹=5月から6月。
筍の皮の色にも違いがあります。
真竹は表面に黒い斑点がある。
⑦竹の利用方法
四ツ目垣
上図は、いずれも真竹が使われています。その理由は、孟宗竹に比べ太さが上から下までほぼ細り率が低く強靭だからです。
弓、物干し竿、梯子、籠などの日用品や竹垣などに使われています。子供のころ使っていた物差しも真竹。これは温度差による伸縮が少ないため。昔おむすびを包む皮も真竹でした。
一方、孟宗竹は竹炭、竹酢液、花瓶、竹灯籠などに使われますが、なんといっても味のいいタケノコ料理に多く使われますね。
⑧竹の花は60年~120年に一度咲きます。
わたしは17歳のときに真竹の花が咲いたのを覚えています。
咲いたあと、一斉に枯れてしまうと言われていますが
これも孟宗竹と真竹に違いがあります。
孟宗竹=群落ごとに咲く時期が違う。開花のあと枯れる。
真竹=全国一斉に咲き、その後、全国一斉に枯れる。
このほか、葉の形状、根の付き方、などの違いもありますが省きます。
タグ:孟宗竹と真竹
朝顔づくりの前に [花と心象]
八重桜が咲き始めました。
ここにきて「朝顔記事」のアクセスが増えています。
種蒔きの季節到来でしょうか。
こちらはまだ動いていません。
いつもなら気温が25度以上になる大型連休後に
種まきをするのですが
今年は、夏の到来が早いので、半月早く蒔こうと思っています。
種蒔きの前にやる事は
鉢置台の塗装、地植えの朝顔の支柱づくり、鉢の消毒、
土づくりなどですが、まだ下図のペンキ塗りだけです。
朝顔の前座は、今が盛りの庭の草花たちです。
寄せ植え
オオアマナ
嬉しいことに、親友の形見分けのような野草カザグルマが
昨年より多く蕾を付けました。
カザグルマ
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3日前に日帰りで
登山仲間と赤城山麓にある赤城自然園に行ってきました。
アカヤシオを始め見事な山野草や花木を堪能してきました。
続き欄に載せます。
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タグ:草花と花木
俺たちに明日はないのか? [長く生きてりゃ・・・]
今日はエトキ(絵と記)ではなく、本文はキのみのブログです。
たまにはこんなのもいいかなと思って・・・。
続き欄に今日の暁烏文芸日誌を載せます。
この映画の最後は
マシンガンでぼっこぼこ悲惨でしたが・・・
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タグ:日記
この一月半は・・・ [花と心象]
当地の桜も花見頃となりました。
でも天候不順、雨と曇天続きです。
写真では映えないので拙い墨絵の桜で我慢してください。
前回の更新から一月半も過ぎてしまいました。
いつもアクセスしてくれる人から
「暁烏は死んじゃったらしい?と噂が立ってるよ」
と電話を頂戴しました。
どっこい、しぶとく生きているのですが
更新する暇がないほど忙しかったのです。
といっても遊びの世界ですが・・・。
一番多く時間を費やしたのが読書。
『菜の花の沖』全六巻、『日本幽囚記』全三巻、
『日本沿岸航海及び対日折衝記』『日露戦争史』全三巻。
・・・・これらはロシアの過去を知るためです。
二番目が過去に書き溜めた文章を
著者校正をして短編集を編み始めたこと。
きっかけは姉の死。こんな書き出しで・・・。
三番目は、墨絵を8点描いたこと。
(これは、4月1日からイオンモールで展示するため)
川中島の合戦(信玄と謙信)
ムラサキツユクサ
上図のほか6点描き出展しました。
室内での暇つぶしの時間が多くなりましたが
庭の花壇は、
ヒメキンギョソウや、オキザリスが満開です。
昨夜来の雨で濡れ、垂れ下がって咲くヒメキンギョソウ。
枯れ枝のように見えていたカザグルマは今年も芽ぶき一安心。
これからは室外の楽しみが増えそうです。
タグ:花と墨絵