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今夏最後の朝顔ブログ [マイ・アサガオ ' 21]

昨日今日と急に寒くなりました。

空気が澄み切って夜は天の川がはっきり見えるようになりました。

わが家は、昼間でも天の川を観賞出来ます。


11月初旬まで咲くはずの洋種アサガオ「フライングソーサ」は、

この寒さでほとんど咲かなくなりました。

こんな状況の中で、咲き続けている朝顔

洋種「ミルキーウェイ」(天の川)です。


6.jpg

カメラがコンデジなので色が飛んでいます。
また、きょうは風が強いためピンボケになってしまいました。
 
1本の蔓から連日60~70個の花をつけています。
小輪なので星屑のように見えるところからネーミングしたようです。
一輪を拡大すると

2ssIMG_3978.jpg

花の周りにとんがった種子が見えます。

これは、つい先日まで咲き誇っていたフライングソーサの種子です。

伝統の朝顔の種子は、すでに採種済み。

これからは鉢と土の片づけを行います。


3ssIMG_3973.jpg

小粒(小輪)ですが爽やかな色合いです。とくに紫の曜が涼しげです。



4ssIMG_3976.jpg

バックから捉えると花筒にうっすらとした紅の筋が・・・。


次は最後の変化朝顔?

5ssIMG_3977.jpg

5.jpg

じつは「詩仙」という大輪の花なのですが、他の朝顔でも

晩期になるとこのように一か所からたくさんの花芽ができて

中途半端な花弁を付けるのです。


今夏も素人朝顔づくりのブログにアクセスしていただき、

ありがとうございました。

夏の趣味は、ひとまずおしまいにして、

秋から来春までは、違うジャンルの記事を載せます。

暇なときには覗いてください。


※墨絵展覧会の締切が近くなりましたので

2週間ほどブログはお休みいたします。

[サッカー]

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まだまだ朝顔、これからがピーク [マイ・アサガオ ' 21]

自分の朝顔づくりは旧盆に合わせて咲かせているのですが

それらはすべて日本の朝顔です。すでにほぼ終わりに近づきました。

これからは

洋種の朝顔です。

下図の品種は遅咲きなので咲き始めたばかり。

これから11月まで楽しめます。

1.jpg

フライングソーサ(9月23日撮影)


1本の幹で毎日こんなにたくさん咲いてくれます。

ピークになればこの倍近く咲きます。

4本植えて最後に残った1本です。


同じ場所で去年は、下図のような色合いでした。

2021.9.19 ヘブンリーブルー.jpg

ヘブンリーブルー

今年は塩害で枯れてしまったのです。


いま咲いているフライングソーサは一見白に見えますが

2.jpg

上方はフライングソーサ。

前面棚の中央は、鉢植えの白の大輪。


フライングソーサを拡大するとこんな色合いです。
4.JPG
5.JPG
この種類は塩害に弱いので台風が来たらイチコロです。


白の大輪を棚から降ろすと11個も咲いていました。

3.jpg

まだまだ当分楽しめそうです。


 

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墨絵のいたずら描き [マイ・アサガオ ' 21]

暑いさなかには、朝顔の種付きが鈍い。

やっと涼しくなったのでそろそろ実を結ぶかと思いきや

雨ばかり。


ちょっと朝顔記事はお休みして

スケッチブックの落書き墨絵でお茶を濁したい。


夏の思い出。

涼しい池の中では・・・

▲▲▲SS河童の求愛-1.jpg


うなぎのライバル河童。

花束を大好物キュウリに代えて・・・。


秋に入りました。

読書の秋です。

▲▲SS□.jpg

河童、芭蕉の句を詠む

(筆ペンで描く)


学校では新学期が始まりました。

弱い者いじめが始まらなければいいが・・・


緞子色紙の鳥獣人物偽果2021.9.7009.jpg

寄ってたかって

(ドンスの色紙に描いてみた)


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雨の日の朝顔と墨絵の模写 [マイ・アサガオ ' 21]

急に寒くななりました。

今週は寒さだけでなく雨降る毎日。

庭の朝顔も滴を受けて垂れ下がっています。

SS雨のミルキーホワイト059.jpg

花に霧を吹いて撮影する人がいますが、

滴の大きさを見れば自然の雨粒か人口のものかすぐわかります。

これは大きいので本物の雨粒です。



SS2.jpg

太陽が出ないと開花数が少なくなり

色も冴えません。

SS3.jpg

雲の切れ間をぬって

散歩すると

春に心躍らせた桜の木は、葉が黄色に染まり

夏の暑さを惜しむかのようにカナカナセミが鳴いていました。


今週は雨が多かったので

墨絵の練習に時間を割きました。

続き欄に駄作を載せます。

◆◆◆

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タネ切れでもネタ切れはなし [マイ・アサガオ ' 21]

ブログ投稿者の記事を拝見しておりますと

「ネタ切れです」と書いている人が散見されます。


わたしのブログのメインテーマは朝顔です。

★青水晶葉淡青曜白花筒紅枝垂れ小輪IMG_3729.JPG

「青水晶葉淡青曜白花筒薄紅枝垂」小輪


毎年順調に育って種子ができればいいのですが

天候不順や土づくりの失敗などで先細りとなりました。

種子ができなければ、ブログに載せるネタも少なくなります。


当初は以下のような変化朝顔が主体でした。

★S出物系統 親牡丹 青蜻蛉丸笹葉紅覆輪切咲牡丹 IMG_3655.jpg

出物系統 親牡丹

「青蜻蛉丸笹葉紅覆輪切咲牡丹」


★靑打ち込柳葉白切れ咲 出物系統IMG_3627.jpg

出物系統 「青打込柳葉白切咲」


★靑水晶斑入孔雀葉石化紫切咲 正木系IMG_36942.jpg

正木系統 「青水晶斑入孔雀葉石化紫切咲」小輪


★親牡丹  黄弱渦抱蜻蛉葉 白丸咲牡丹 出物系統IMG_3623.jpg

出物系統 親牡丹

「黄弱渦抱蜻蛉葉白丸咲牡丹」小輪


★004.jpg

正木系統 「青打込渦葉栗皮丸咲」中輪


★022.jpg

出物系統 親木

「青芋葉花筒白瑠璃丸咲」中輪

朝顔づくりを始めたころは
変化朝顔の苗や種子を買い集めたものです。
なにせ出物という変化朝顔は、一度にたくさんの種子を蒔き
その中から双葉の形や色を見て
出物だけをピックアップするという根気のいる
作業なのです。
しかも暑いさなかの作業で体力がいります。
変化朝顔のいいところは、花の形、葉の形が色々あって
絵姿がいいところです。
大輪も少しかじりましたが
こちらは、ただ大きいだけで絵になりません。
東京娘 柿沼氏2.JPG
大輪 行燈づくり 「東京娘」
夢の浮橋 小野氏2_edited-1.jpg
切込みづくり「夢の浮橋」
現在は、体力・気力が衰え
外部から種子買うことは希で
自家でできた種子を蒔くだけです。
種子の保管方法が悪いため
年々その数は減っていくばかりです。
一方、変化しない従前の朝顔(並朝顔)は、
雑草のようにたくましく元気よく咲いてくれます。
以下はその並朝顔です。


★023.jpg

靑並葉花筒紅青覆輪 中輪


★SS青並葉紺花筒紅覆輪IMG_3724.jpg

上図の拡大


★027.jpg

「青斑入蝉葉花筒白紅覆輪」枝垂れの大輪

これも変化朝顔のひとつかもしれない。

なぜなら、蔓が巻かないで垂れ下がる。


★025.jpg

今夏は4種の枝垂れをもみじの木に下げてみた。



★S並花の寄せ植え.jpg

寄せ植え2鉢


だらだらやっているうちに

変化朝顔の種子は先細りとなり

普通の朝顔だらけになりました。


しかし、普通の朝顔もけっこう楽しめるものです。

種子つきが良く丈夫なのです。

よって、ブログのネタは枯れることがありません。


自身は、還暦まもなくタネ切れとなりました。

前立腺癌です。

いま、枯れそうなのは朝顔をつくる人間の方です。


今日は幼馴染A君の告別式。

いつお迎えがあってもおかしくない年齢になりました。

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白い朝顔と本葉の形 [マイ・アサガオ ' 21]

いろはさんのブログに白い松嶋という正木系統の朝顔が載っていました。

本家の花壇にも数は少ないですが

白一色の花がありますので載せてみます。

今年は不作ですので以前のもをふたつ含めました。

★★支柱の裏側IMG_3487.JPG

6月に作った支柱(ヘブンリーブルー用)と鉢の棚


まずは窓辺に咲いた白い朝顔から

窓辺の松嶋 白.jpg

今朝の正木系変化朝顔「松嶋」です。

白と紫の二身分けの出る変化朝顔ですが

今夏は、白一色。 

下図も白だけの松嶋の多連咲です。

白_edited-2.jpg



★白大輪CIMG2741-2.jpg

これは黄斑入り蝉葉の大輪です。

★★SS.jpg

今朝、日の出直後の一鉢


日の丸 大輪.JPG

これも今朝咲いた大輪です。

しかし、白一色ではありません。

花芯がほんのり赤みを帯びています。

地植えなので隣の紅色がかぶってしまいました。


正木、青斑入蝉葉白丸咲大輪(万博女王)-2.jpg

靑斑入り蝉葉の大輪なのですが

たくさん咲かせたので中輪になりました。


①SS靑龍爪巻込葉白台咲き 小輪.jpg

この白は花芯に臍のようなでっぱりがある台咲きという種類です。

葉っぱの形が枯れているように見えますが、

青龍爪巻き込み葉という変わった葉っぱなのです。

今夏二番咲の小輪です。


★★★白の梅咲IMG_3525.jpg

梅咲

外輪が梅の花のように出る


※ 葉っぱの形については続き欄に記します。

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朝顔と夏椿の墨絵 [マイ・アサガオ ' 21]

オリンピックも終盤に入りました。
柔道だ、空手だ、バスケだと
連日TVチャンネルボタンを押しまくっては
一喜一憂。
ブログ更新はすっかり疎かになりました。
今夏の朝顔づくりは最悪ながらも
生き残った苗はそれなりに
きれいに咲いています。
★SS詩仙と浦霞.jpg
明日から数日雨のようです。
開花した花はびしょ濡れになります。
ダブルパンチです。
朝顔の不作を補うわけではありませんが
今週描いた夏に咲く花の墨絵をここに載せます。
★SS夏椿(沙羅).jpg
ナツツバキ
試し描きをしたあとで扇子に描いてみました。
★SS沙羅の扇.jpg
自分の絵入り扇で暑さ凌ぎです。
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朝顔と五輪の色 [マイ・アサガオ ' 21]

SS浅葱の枝垂れIMG_3335.jpg



オリンピックが始まって連日TV観戦漬けになっています。

コロナもオリンピックもない年ならセーリングに興じている季節ですが

今夏は、部屋のなかで体を動かさず不健康な時を過ごしています。

銚子屏風ヶ浦レース_背景黑.jpg


7月も終わりに近づき鉢植えの朝顔は花芽をたくさんつけ始めています。

今夏は、作業を簡素化するためにほとんどの苗を

一鉢に二本の寄せ植えにしました。

朝顔は、白い花の朝顔と紅色の朝顔をひとつの鉢に植えても

自然交雑はまずしません。

絵具の世界では白と紅を混ぜれば桃色になるのですが・・・。

 なぜかといえば、朝顔は虫媒花や風媒花ではなく自家受粉だからです。

蕾のうちに人の手を加えなければ交雑はほぼ無理なのです。

同じ鉢のなかでも白は白、紅は紅、種子は互いに自己主張して生まれてきます。

寄せ植えは異なる色が同じ鉢の中で競い合うから

見る側に感動と喜びを与えます。

◆◆◆

 


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別れの朝に咲いた花 [マイ・アサガオ ' 21]

幼馴染みの親友で、

わたしの朝顔づくりの分家筋でもあるT君の奥方が

亡くなった。

昨年の春、カザグルマの鉢をもらいに行ったときは

元気だったのに癌の発見が遅かったのか

治療の甲斐なくあっという間に亡くなってしまった。

近親者だけで営まれた自宅葬であったが施主の要望で
一緒にお見送りをした。

告別式の朝に咲いたのがこの一輪である。

SS★.jpg


T家は、浄土真宗の檀家なので、

導師は通夜に『白骨の御文』を詠んだ。

『朝有紅顔誇世路暮為白骨朽郊原』

読みは、

「あしたにこうがんありて、せじにほこれども、

ゆうべにはっこつとなってこうげんにくちぬ」

訳は。

「朝、血色のいい元気で若々しい顔をしていた者が

夕方には亡くなり野原で朽ちて白骨となってしまう」


これは人生の無常をのべたことばだ。

浄土真宗の葬式のときに詠まれる

蓮如上人の「御文章」白骨の御文として

よく知られているが、

もとは若くして疱瘡で死んだ藤原義孝の詩の一句(新古今和歌集)である。

わたしは真宗の門徒ではないが、

古今和歌集のなかのこの漢詩が気に入り

5年前、新築祝いに(この詩に暁烏の思いを入れた)賛入りの額を贈った。

(このときはT家の宗派を知らずに・・・)


人生は、朝顔の花に似て儚い。

だから、この一瞬(今)を真剣に生きたいという意味で

「而今」の二文字を最後に入れた(下図)。

彼女は、スポーツクラブを経営する夫を支え

また民生委員として地方自治に貢献、

75年の生涯を誠実に生きた。

合掌!


★墨彩画『朝顔』額入り2.jpg

仏壇の正面の壁に飾ってあった。


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今年の出来は最悪 [マイ・アサガオ ' 21]

いつもきれいに咲いた朝顔ばかり載せてきましたが

きょうは不出来なものを載せてみます。

まず下図のように咲くはずの「渦の団十郎」は・・・

1.JPG


今夏は、こんな状態です。

いつもなら引き抜いてしまうのですが・・・・

2.jpg

花開く寸前ですが、

すでに根が腐っているので発根剤を注入しても

元気にはなりません。


次は「佐倉の桃」という品種です。

例年ならこんな大輪の花が咲く予定でしたが・・・

3.JPG


見る影もありません。

4.JPG

しかし、これもよく見ると先端に蕾が・・・。


次は「覆輪の紅枝垂れ大輪」なのですが・・・

5.jpg


見た目は、順調に咲いているようですが・・・

6.JPG

蔓が伸びず小さな花が一輪咲きました。


次も失敗作。

覆輪のブルーですが、生長が止まっても花が咲き

すでにタネができています。

7.jpg


★松嶋 不作.jpg

正木系の咲分け「松嶋」ですがよれよれの葉と貧弱な茎に小さな花。

でもよく見るとタネはできています。


以上、根腐れの朝顔を紹介しましたが、

今夏は引き抜かない理由があるのです。

タネのストックがない、つまりタネ切れだからです。

植物は、自身の生長が止まっても子孫を残そうと

花を咲かせ、タネを作る努力をするのです。

だからあえて今夏は、捨てずに残してあるのです。

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最悪の夏なりにいろいろ試しながら育てていますが

いつもなら友人にプレゼントする苗がありません。


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七夕の朝 二番咲 [マイ・アサガオ ' 21]

今日は七夕。

うっすら日差しも出ましたが

連日の雨で鉢の朝顔は元気がありません。

この時季に開かれる東京入谷の朝顔市は、今年も中止です。

わが家の(一人)ぼっち朝顔市は、一輪のみでした。

SS.jpg

久しく見ていない太陽のような一輪でした。

[サッカー]

続き欄もよろしかったら・・・

◆◆◆

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今夏の初咲 [マイ・アサガオ ' 21]

梅雨時は気苦労が多い。

日照時間が少ないのと長雨で根が腐ってしまうからです。

雨の時は濡れないように養生していても

既に15本くらいダメにしました。

こんな中でうれしい出来事、

それは今朝の初咲です。

中輪のはずですがなぜか大輪が咲いたのです。


1 .jpg

7号鉢に咲いた今朝の朝顔。

蔓がまだ育たないのに咲いてしまったので残りの花芽を切りました。
二番蔓を生かすためです。

先週造った篠竹の棚に黒のペンキを塗ったのですが

困ったことに手作りの行燈支柱がまだできていません。

2.jpg

蔓は、水やりが多すぎたり雨を受けると伸びが早くなります。

しかし、花芽と花芽の感覚が長くなり数が出ません。


今夏はすべて自作の行燈支柱でと意気込んだのですが

蔓の伸びの速さについてゆけず市販の行燈支柱をとりあえず

建てました。

3.jpg

まだ移植前の苗が2パレットそのままにしてあります。


雨の合間を縫って支柱づくりを始めました。

6.jpg

根元を加工。


鋼線を通す穴開け。

7.jpg


組み合わせるとこんな感じです。

8.jpg

これに黒の塗装をして完成です。

造っていて感じたことは、考えていたよりも手間がかかるので

60本20鉢分作って打ち止めにします。

あとは1本支柱の螺旋型にします。


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篠で鉢の棚を作る [マイ・アサガオ ' 21]

小鉢の朝顔はまだ茎が太くなりません。

21.jpg

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24.jpg

25.jpg

26.JPG


本鉢移植には少し早い。

しかし、準備だけはしておかなければと

地植えの支柱、本鉢用棚、行燈支柱を作りはじめました。

1-2.jpg

今夏は、友人から戴いた篠竹で朝顔鉢の陳列棚から作り始めました。


3.jpg

まず上図花壇の左端部に背丈の高い地植え朝顔の支柱をたてることにし、

ひな壇形式で7号鉢用棚、最前部に5号鉢用棚の三段構えです。


無い頭をフル回転させて、図面無しのぶっつけ本番で作り始めました。

5.jpg

こんなものができました。

前面を篠竹の棚にしたのは、地植えの苗にも日が当たるようにしたためです。


4.jpg

鉢を並べるとこんな感じです。

背後の支柱にはネットを張ります。


素焼きの小鉢は育ちがいいので少し7号鉢に移植してみました。

土づくりは4種類のブレンドです。

7.JPG

篠竹は、重さに耐えられるか心配になったので

補強棒を挿しました。

手前は、ポットに植えた育ちがイマイチの苗。


つぎに行燈支柱の製作です。

本当は黒竹なのですが篠で見本をひとつ作ってみる。

2.jpg

この篠にキリで穴をあけ鋼線の輪を通します。

腐食しないように出来上がってから黒のペンキを塗ります。

数が多いので時間がかかりそう。

支柱用鋼線 (1).jpg


出来上がりは下図のようなものです。

6.jpg

これは完成品を購入した黒竹製です。


好きなことに熱中していると時間のたつのを忘れます。

ここ三日間毎日5時間立ちづくめの作業で2キロ痩せました。


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梅雨入りの朝顔 [マイ・アサガオ ' 21]

この季節になるとわたしのブログは忙しくなります。

「朝顔づくり」の過去記事にアクセスする人が多くなるからです。

連日400人前後のアクセスと、ページビューは1,000を超える日があります。

素人の朝顔づくりにお付き合いいただき誠に恐縮です。

さて、関東は梅雨に入りました。

8.JPG

雨で軒下に避難した小鉢。一番蒔きの今。

発根剤メネデールを入れているが、根の張りが今一つ。


昨年の朝顔日誌をみると

6月27日に本鉢移植作業を行っています。

梅雨時の移植は根腐れを起こすので心配です。

今夏は特に苗床から小鉢移植に入る直前の長雨で

ダメージが大きいのです。

しかし、雨のせいばかりでもありません。

振り返ってみるとふたつの失敗をしていたことに気づきました。

1.JPG

二度目のタネ蒔きで生まれた発芽の初日。


その一つは

タネの保存方法にあったようです。

例年寒期は、ちり紙に包んだ団子状のタネを網袋の中に入れて

軒下に吊り下げていたのですが

今冬、横殴りの雨が降ったとき、タネを濡らしてしまいました。

すぐ乾かせばよかったのだがそのまま放って置いたから

一部腐ってしまったようです。

その証拠として、タネの色は普通黒いのに(白いタネもある)

今年は灰色に変色していたことです。

もう一つは

苗床の土づくりの失敗です。

いつもなら、新しいバーミキュライトと川砂の混合で3箱作るのですが

今年は2箱にして内一箱は昨年のものを使いました。

結果、再利用した苗床は、ほとんど発芽せずでした。

新品ならば無菌状態なのですが一年間放って置くと

土の中にカビや細菌増えるのです。

二度目のタネまきは、新しい土づくりをして発芽率を上げましたが

3.JPG

2.JPG

発芽しないところも目立つ。


4.jpg

今日現在のポット苗(二番蒔き)

IMG_3116.JPG

素焼きの小鉢に移植した苗。


二度目もまったく出ないものがあって

種の継続ができないものが20種ちかく出てしまいました。

きょう育っている苗の種類を数えたら30種しかありません。

かつては87種類もあったのですが・・・。

加齢とともに朝顔づくりも下降線をたどっています。

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二度目の種まき [マイ・アサガオ ' 21]

五月の長雨で、

発芽して間もない朝顔の苗の3割が

根腐れしてしまいました。

0-2.jpg

白丸は根腐れしたポット

0-1.jpg

こちらも白丸は根腐れしたポットと小鉢


全く発芽しない種類もあったので

再び種を蒔くことにしました。

0-3.jpg

1.jpg

苗床の土も新たに作る。

2.jpg

直植えする花壇の土づくり

(苦土石灰、籾殻燻炭、熟成馬糞肥料、腐葉土、害虫駆除剤を混ぜる)


五日後、今度はきれいに揃って芽が出る。

しかし、連日の天候不順でまたしても小鉢移植ができない。

元気なのはアジサイの花だけです。

今日は、朝顔の手入れを休んで

墨絵に集中しました。

3.jpg

和紙に描いた紫陽花


4.JPG

もう一つは色紙に描いて暇つぶしです。

[サッカー]




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その3、小鉢移植を終えましたが・・・ [マイ・アサガオ ' 21]

今日も雨です。

気象の読みを間違えて少し心配になってきました。

と、いうのは、朝顔の種まきは発芽率が高くなる25度を

基準にしてきましたが、蒔いたあとの天候は連日25℃以下です。

しかも雨が降り続き日照がゼロに近い日々です。

雨の日は移植がタブーなのに

苗床内の双葉は大きくなるばかりなので

思い切って小鉢移植をしました。

1.jpg

変化朝顔はたくさんの種を蒔き

その中から子葉の形を見て出物だけをピックアップするのですが

ちかごろは面倒になり親木でもいいと1種3本を鉢にしています。

手前左2鉢は小輪なので子葉も小さくなります。


2.jpg

数が多く小鉢が足りないのでビニールポットも利用しています。

上部の苗は渦葉なので丸みを帯びています。


3.jpg

手前の左から3つは子葉を見ればわかりますが大輪朝顔です。

ふっくらして大きいのを残します。

移植後は、雨の直撃を避け屋根の下に避難です。

◆◆◆

きょうもこれだけでは物足りませんので

墨絵の駄作を載せてみます。


◆◆◆

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その2、発芽と鉢の準備 [マイ・アサガオ ' 21]

種を蒔いた翌日から急に17度と寒くなり発芽が遅れています。

種蒔きは同じ日に行ったにもかかわらず

なぜか発芽した苗床は一つだけです。

何が原因なのか?少し心配です。

そこで今日は鉢の準備として洗浄と消毒をしました。


1.jpg

5.12現在


いつもなら一斉に芽吹くのですがパラパラ不揃い。

他の苗床は、3日めでも芽が出ない。

この2日後、出揃ってきました。

5.14.JPG

4.14の苗床

ほかの苗床も数本目を出しました。

もう少し待って、出なかったらもう一度蒔きます。

とりあえずやらねばならい小鉢と本鉢の洗浄を行いました。


4.jpg

小鉢1


高圧洗浄後、鉢の内側と裏側をバーナーで焼きます。

前年のカビ菌や、害虫の卵が鉢内外に残っている場合があるためです。

5.JPG

花壇のダンゴムシもこれで退治しています。


3.jpg

小鉢2

素焼きの小鉢では足らないのでビニールポットも使いますが

中が蒸れて根腐れするため、呼吸をする素焼きの小鉢が最適です。


下図は例年使っている陶製の本鉢3種


2.jpg

7号鉢と5号鉢、右のどんぶり状の鉢は、切込みづくり専用鉢。

切込み鉢は支柱不要なので浅鉢。


8.JPG

去年使った名札も洗浄

 

[サッカー]


なにか味気ないブログなので今日は続き蘭に散文を載せます。

昨夜の日記です。

◆◆◆



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その1、今夏の朝顔づくり始めました。 [マイ・アサガオ ' 21]

大型連休が終わりました。

気温も明日以降は25度以上になるようですので

種まきを始めます。

1.JPG

2.JPG

3.jpg

4.JPG


今夏は、上図のような変化朝顔の種と中輪・大輪約250粒の種を蒔きます。

その前の準備として

2日間かけて以下の作業をしました。

1.昨秋採取した種の仕分け作業

2.芽切作業

3.名札づくり

4.苗床づくり

以下、画像でご紹介します。

1.JPG

これは何でしょう?


2.JPG

じつはこのように昨秋採取した種をネットに入れ

寒中ずっと外気に晒していたネットです。

寒風に晒すことによりいい花が咲くからです。

タネの出来る時期は、種類により少しずつずれるので

出来上がったものから順次ティッシュペーパーに包んで

ネットに入れています。

IMG_3053.JPG

これを仮の小袋に入れます。


次に一覧表を作成し整理番号付けた後

紙コップに品名を入れて3から5粒入れます。


次にこれをカッターを使って芽切をします。

芽切とは

3種2.jpg

×印のところをカッターで切込みを入れることです。

これにより水分を吸収しやすくなり催芽を促すためです。

これがじつに大変!

種が小さいのでうっかりすると指を切ってしまう。

カッター傷は、種の表皮1枚分ですから0.3~0.4mm程度。

(深く切りすぎると双葉が切れてしまいます)

年を取ったので拡大鏡を使っています。

これを今年は、250粒切りました。

4.JPG

風で飛ばされないようにティッシュペーパーで種を覆っています。

この上からぬるま湯で3時間ほど浸種した後種まきします。(明日の作業)


苗床づくり

5.30土づくり(バーミキュライトと培養土の混合3対7.JPG

無菌の人口土、バーミキュリライト80%と、川砂20%の混合苗床。


今日はこれまで。


明日は種まきです。

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