寒くなっても咲いている朝顔 [マイ・アサガオ '22]
日本伝統の朝顔は、ほぼ採種を終えたのですが
洋種は、まだ元気に咲いています。
先般、判らなかった洋種の名まえは、
スピリットペダルでした。
きょうは、この花をメインに載せます。
咲きはじめ
これでも一輪です。
靑芋葉ピンクの変化朝顔ですが、面白いのは
親木(下図のラッパ型)と変化出物が同じ蔓から生まれます。
したがってこの花から種はできません。
径4センチほどのスピリットペダル
この花からはタネができます。
朝顔としては地味ですが、この花から白いタネができます。
親木から想像できない姿です。
小輪ですがこのフリルが魅力的です。
「瓢箪から駒」ならぬ
「ラッパから踊り子」が出た感じです。
既に採種は終わったのですが、遅くできたタネは
捨てるには惜しいので、
(飛び散らないように)まだネットをかぶせてあります。
数に限りはありますが、欲しい方には差し上げます。
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ぼちぼち咲き始めました。 [マイ・アサガオ '22]
コロナ騒動がなければ、
きょうは江戸の風物詩
東京入谷の朝顔市二日目です。
今夏も中止で鹿骨の業者は死活問題。
鉢の通信販売で命を繋いでいます。
昼少し前、元総理安倍晋三氏が銃弾に倒れるという
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
世も末の情況ですね。
それを知ってか知らずかわが家の(趣味の)朝顔は
平年より約10日早く咲き始めました。
フリル付きの青丸葉桃小輪
靑丸葉藤色の変化朝顔
靑蜻蛉葉藍曜白梅咲
いつもは梅の花弁状に咲きますが今年は丸咲です。
靑斑入り蝉葉藤大輪
まだ咲き方が下手。
開花し始めに雨に打たれ、花弁がシャキッと開きません。
つぎの花も同じです。
黄蝉葉青爪覆輪(大輪)の切込みづくり
これもまだきれいに咲かないけれど径12.5㎝ありました。
彩華錦のタネとして蒔いたのですが色違いが出ました。
葉っぱも斑入りのはずが斑がありません。
次は、藤色無地二つ。
靑鍬形葉藤中輪
黄蝉葉黒鳩縞大輪の切込み作り
通称:雲仙の薪 (セルフ)
これも雨に打たれてぐったり気味。
靑鍬形打ち込み渦葉栗皮茶丸咲(中輪)
通称:渦の団十郎
茎が太く葉っぱが厚い。
靑芋葉青縞(洋種)
通称:フライングソーサ
涼しげな色合いで花芽が多く100個くらい咲く種類ですが、
今夏は自然に生えた苗なので蔓に力がありません。
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発芽と小鉢移植 [マイ・アサガオ '22]
毎年代わり映えのない朝顔づくりですが
マンネリ化を防ぐ為、
今年は、育て方の基本に帰って育苗を続けています。
タネ蒔き後4日目の発芽状況
5日目の発芽状況
段取りが良かったのと日照に恵まれたので発芽率は95%になりました。
双葉が出た直後は、横根がまだ少ないので
小鉢移植をしなければなりません。
この時期を逸すると根を痛めやすくなるからです。
上図には、変化朝顔と大輪の苗が写っていますがこの苗を見て選別します。
変化物は、葉の形と色で、
大輪は、斑の多いものは避け丸みを帯びた葉の苗を選びます。
その前に小鉢の底にサナを入れ
この上に水はけを良くするために鉢底石(小さめの物)を
入れます。
朝顔の花の良し悪しは、
小鉢づくりで決まると言っても過言ではありません。
しっかりとした根と茎を作る事が大事です。
白い名札は2日後、木札に変えます。
樹脂だと地中の乾燥状況がつかめないからです。
一日8時間かけて土づくり・名札書き・元肥入れなどしていますが
数が多いので小鉢移植はなかなかはかどりません。
まだ50鉢足らずです。
今日は朝から雨なので昨夕雨仕舞をして終えましたが、
これから再び続きの作業です。
お詫び:前回の最後に「次回は朝顔の歴史に触れてみます」と記しましたが
作業が多く書けませんでした。後日ゆとりのあるときに記します。
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