春の野草その2、ホトケノザ [花と心象]
今日は彼岸の中日です。
お盆と彼岸は、仏になったご先祖様と会話するときなので
仏の座(ホトケノザ)※について
記します。
墓参りの途中咲き乱れていたホトケノザ
仏様が呼び寄せたのか・・・?
この草花については続き欄に・・・
◆
◆
タグ:ホトケノザ
彼岸前、春の野草その1、スギナとツクシ [花と心象]
今日の気温は24度。
真夏日のような暑さの中
お彼岸が近いので先祖の墓掃除に行きました。
雑木林の下草からケーン,ケーンと雉の声。
近くの藪からは、ホーホケキョとウグイスの声です。
まもなくこの墓地に入る自分を思うと
のどかでいいなあ・・・。
心臓が悪化しているので
もういくつ寝るとお墓かなあ・・・
なんて口ずさみながら3時間の掃除を楽しみました。
自分の墓のスペースは、
以前ブログでも紹介しましたが
今は、サツキ、リュウノヒゲと芝の草地のままです。
草取り終了後。
Aは親と先祖の墓、Bは早逝した兄の墓。Cが自分の寝場所
この草に交じって下図のような
雑草が芽ぶいていたのでスケッチしました。
①ツクシ、②ホトケノザ、③アカツメクサ、④スギナ、
⑤ヒメオドリコソウ、⑥カラスノエンドウ、⑦ヒメジオン
草の解説は続き欄に・・・
◆
タグ:野草
「葉見ず花見ず」が脚光を浴びる季節 [花と心象]
明日から秋の彼岸です。
タイトルの「葉見ず、花見ず」は曼珠沙華(マンジュシャゲ)の別名です。
9.16撮影
なぜこんな名前がついたかというと
花を観るときに葉がない、
葉が出た時には花がないからです。
これが葉っぱ。葉が出た時には、もう花はない。
このほか、この花にはいろんな呼び名がありますね。
彼岸に咲くからヒガンバナは、みなさんよくご存じのこと。
まだあります。
死人花、幽霊花、捨て子花など不吉なイメージの別名もあります。
高麗の巾着田に劣らぬ八千代市の公園(9.16撮影)
マンジュシャゲはなぜ一斉に咲くのかと
不思議がる人がおりますが、これはクローンだからです。
この花は不稔(種子ができない)です。
ちょっと専門的な言葉でいいますと
染色体のまとまりが三倍体※だから種子ができないのです。
したがってマンジュシャゲは
球根が分かれて増えてゆきます。
田圃のあぜ道、お墓、川の土手など全国どこでも見受けられますが
球根が一人歩きするのでしょうか?
※印と、答えは続き欄に記します。
◆◆◆
タグ:彼岸花
花壇の花その2 オダマキと藤ほか [花と心象]
ここ2,3日気温が上がりましたが、いままでの経験から
朝顔の種まきは、まだやりません。
いま、花壇をにぎわしている花は、キンギョソウとヤグルマギク、
それに一昨年いろはさんから戴いたオダマキの種が
今年はきれいに咲いて目を楽しませてくれています。
以下2枚は八重の白オダマキです。
昨年咲かなかったオダマキです。
このように今年は咲いてくれました。
花弁が開かず、まるでホタルイカのようでしたが
ブログ更新後に開きました。(下図参照)
手前の紫色はヤマオダマキ。
後方の朱色は、カナダオダマキ。
ヤマオダマキは貴重な種類だそうです
(いろはさんからのアドバイス)
キンギョソウは、赤、ピンク、白、黄の四色が咲いています。
風が強くボケてます。
一番好きなのがこの黄色。
カラーは、まだ元気に咲いています。
ヤグルマギクとともに切り花にして飾りました。
カラーを墨絵にしてみました。
エニシダも咲き始めました。
ここ数日の暑さで藤は盛を過ぎましたね。
この藤をモデルに短冊の墨絵を描きました。
続き欄に載せます。
◆
タグ:花壇の花
チューリップにムスカリが良く似合う [花と心象]
前回、千葉県佐倉市の
フェステイバル開催前のチュ-リップ畑を紹介しましたが
今回は、都内立川市の国立昭和記念公園のチューリップを紹介します。
みなさんが既に掲載していることでしょうから
お気に入りのムスカリに照準を当てて
3点紹介します。
佐倉の畑は種類ごとに整然と植えられているのに対し
昭和記念公園のチューリップは、
いろんな種類の花をランダムに咲かせて
楽しませてくれます。
そんな中、チューリップを引き立たせているのが
ムスカリの群落です。
とくに気に入ったのが白とブルーのコントラストの下図です。
花盛りの今日の天気は雨模様、週末も雨のようです。
東京では今日からコロナの「蔓延防止等重点措置」の適用が始まりました。
今年も観てくれる人が少ない公園になりそうです。
※この写真は、古いものではありません。
人ごみの少ない時間帯を利用して訪ねた先週末の写真です。
タグ:チューリップ
ポニョのいた崖前はチューリップの花盛り [花と心象]
昨年の夏、
2か月近くも崖の上から下りようとしない子ヤギを覚えていますか?
アニメ映画の『崖の上のポニョ』と同じ名がつきました。
生後5か月のポニョ
俯瞰で見ますと(下図)崖の様子がよくわかります。
ポニョはここが気に入り、
下りてこようとしなかったのです。
いまは、ちかくの子供遊園地「草ぶえの丘」で暮らしています。
近くに住む住民をハラハラさせたのは、
この崖下に京成電車が走っているからです。
当時崖の正面は、なにも生えていない広大な畑地でした。
しかし、今は色とりどりのチューリップで輝いています。
この光景をポニョに見せたかったなと思います。
ここは、「佐倉ふるさとひろば」のチューリップ畑です。
崖下から印旛沼方角を眺めると一番奥は桜並木になっています。
桜の奥の川を渡った森の向こうに
ポニョの現在の住まい「佐倉草ぶえの丘」公園があります。
現在のポニョハウス
シンボルの風車
遊歩道の向こうは印旛沼の一部。
手前を歩くおじさんは宙に浮いているようですが竹馬歩行中。
ビロードのような色合い。
500円払うと好きなチューリップを球根ごと10本掘って持ち帰りができます。
逆光で捉えると質感が出る。
崖はかなり急峻です。
八重の黄色
奥の建物は物産店
紅色の八重、金属のような輝きがある種
八重桜のような色合いが一番気に入りました。
次にポニョの住む「草ぶえの丘」公園に向かいましたが
密なので入るのをやめ園前の森林に入ってところ
ウラシマソウの群落に出会いました。
タグ:チューリップ
小さな花壇は花盛り [花と心象]
早いもので今日から4月ですね。
先月は、中旬以降に身内と恩師の不幸が重なり
ブログ更新がおろそかになりました。
そろそろ本来の花のブログをあげなければと思い
きょうはうちの小さな花壇の現況をビジュアルで紹介します。
現在は21種類の花が競うように咲いています。
赤葉紅花トキワマンサク
枝垂れ朝顔を吊るすモミジにも若葉が・・・
遠景でわかりませんが、たくさんの花芽がついています。
このモミジから生まれた若木が盆栽(下図掲載)で育っています。
いろはさんから戴いた種から生まれたカナダオダマキ
去年こぼれた種から生まれたキンギョソウ
スノーフレーク
マーガレット
バイモユリとカナダオダマキ
バイモユリ。手前はチューリップの蕾
リナリア ピンク(ヒメキンギョソウ)
ヤグルマギク(臙脂)
ヤグルマギクのつぼみ(ブルー)
チュ-リップ
原種に近いチューリップ
カラー
オステオステルムムとビオラ
アルメリア
キンギョソウ 白
夏の季節、朝顔の鉢を並べるところの今はこんな感じです。
中央のモミジの盆栽は昨年初めてトライしたもの。
半数近くが枯れてしまったので
あらたに芽吹いたばかりの苗を10本植えました。
実生のモミジ盆栽
◆朝顔の種まきは、気温が25度になるまで
待ちます。発芽率がいいからです。
タグ:花壇の花
初めての盆栽づくり [花と心象]
鈍才のわたしが盆栽に初挑戦です。
親友のTさんから
盆栽用の鉢をいただいたので
早速挑戦してみしました。
観るのは簡単ですが
作るのは、とても難しいことがわかりました。
花壇のモミジが種を落とし、実生の苗がたくさん生えたので
朝顔の切り込みづくり用鉢2鉢と樹脂製鉢に寄せ植えしました。
このモミジをTさんの指導の下、盆栽鉢にひとまとめにしました。
鉢底の5つの水抜き穴にサナを固定した鉢。
使う土は、赤玉の中と小。
鉢底に敷き詰めた中玉。
次に、モミジの余分な根っこを切り落とす。
枝葉も全景を考えながら切り落とす。
ここに主木を奥に立て、手前に小ぶりのモミジを配置して
遠近感を持たせる。
配置が終わったら小玉を入れ、竹の割り箸で
なんども土を軽く突きながら根回りを整える。
困ったことに鉢が浅いので主木が直立せず、すぐ倒れてしまう。
なんとかできたのが下図です。
本来は葉っぱをすべて落とすのだそうです。
落としても夏になれば新芽が出てくるのだそうですが
既に夏、新芽がたくさん出ているため切るに忍びなく
半分程度しか切らなかった。
とりあえずこんな感じに仕上がりました。
でも紅葉する前に枯れてしまうかも・・・
[作業を終えての感想]
趣味の朝顔づくりは、ひと夏の美(清涼感)を楽しむために作るのに比べ、盆栽は数年かけて作り上げてゆかねばならない。造形の美の追求だろうから、過去に経験したことの無い新鮮さを感じました。生きものだけに「これで完成」といったものはないのだろう。
◆
タグ:盆栽づくり
赤いバラと白いバラ [花と心象]
雨ばかりなので朝顔の本鉢移植は、まだ1/3でストップしたままです。
晴れていないと根腐れや幹が腐る場合があるからです。
こんな時は、室内での暇つぶしです。
バラの盛りは過ぎましたが
きょうは赤いバラと、白いバラを載せます。
と、いっても墨一色で描いたバラです。
はたしてそのように見えるかどうか・・・・・?
赤いバラ
白いバラ
絵を習い始めてから観察眼が増したように思います。
草木の葉の付き方、花弁の数、形状などは
それぞれ一定の法則を持っていることに気づきました。
たとえばこのバラの葉。
花直下の葉っぱは、一枝に3枚、
その下の枝葉は5枚で成り立っているといった具合です。
◆
タグ:墨絵のバラ
2020年の朝顔は・・・ [花と心象]
早くも6月です。
前回のブログ更新から8か月が過ぎてしまいました。
船橋市は、千葉県で一番新型コロナウイルス感染者が多いためか
「暁烏は死んじゃったんじゃないか?」
などという噂も立ったようです。
どっこい、まだ生きています。
更新しなかった理由は、単純。
SSブログへの移行操作が
一回でできなかったため、「面倒くさいや」と
そのままにしていたからです。
※石朋=暁烏 英
わたしのブログのメインテーマは、朝顔づくりです。
今年も大型連休明けに種まきをして
その経過をブログに載せようと土を買いに
ホームセンターへ行ったのですが大混雑。
心臓に既往症があるため
新型コロナウイルスに感染したら
イチコロです。
そんなわけで引き返し
延び延びとなってしまいました。
でも、いつも同じよな内容なので
今年は、他のテーマでいこうかなと思っています。
この8か月
いろんな出来事がありました。
ビジュアルで続き欄に経過を記します。
タグ:アサガオ
梅雨時のユリ園 [花と心象]
バラやアジサイの花は、盛りを過ぎ
ユリの季節がやってきました。
近年冬場のスキー場のゲレンデにユリを植え
夏場の集客に力を入れているところが多いようです。
今回は、スキー場ではなく地元千葉のドイツ村に咲く
ユリの花を紹介します。
45万輪の花が咲いています。
まずユリ園に行く前に残り少ないアジサイを観に
丘に登りました。
遅咲きの紫陽花がありました。
この道は、木々に囲まれ見晴らしもいいので好きな場所です。
この山道にも白ユリがたくさん咲いていました。(ユリ園ではない場所)
道沿いの棕櫚(しゅろ)の若木をみてびっくり!
虫食い穴の形がすべてハート型です。
朝顔でも虫のいたずらで似たようなことが起こりますから
人為的に作られたものではないと思います。
参考:6年前に現れたアサガオの花の場合
約30分散策後、ユリ園に到着。
あるはあるはたくさんの花、
そしてむせ返るようなユリの香り。
梅雨時でも頑張っているユリに元気をもらいました。
タグ:百合
七夕の日にしたこと [花と心象]
むかし
今日もコロッケ、明日もコロッケ
これじゃ一年中コロッケ、コロッケ・・・・・という歌があった。
毎日コロッケばかり食べていたら飽きる。
コロッケではないが同じ素材で試してみた。
昨日米飯をやめジャガイモの北アカリをチンして
十文字に筋を入れバターを挟んで食す。
今日はバターの代わりに梅干で味付けを変えてみた。
二日目でもう飽きてしまった。
天候も同じ
昨日も雨、今日も雨、明日も雨
これじゃホントに気が滅入る。
きょうは箱根登山日だった。
しかし、雨で中止。
朝顔も本鉢移植の時期を迎えているのに
できない。(雨の移植は禁物。根腐れするからだ)
そんなわけで
きょうも年寄りの「お絵描き」である。
3枚描く。
水墨画では気が晴れないので
きょうは顔彩ですべて色を付けてみた。
とりあえずその1枚を載せてみる。
日照不足で体内のビタミンDが不足してきた。
明日は幼馴染Nくんの心臓手術だ。
気が滅入って無ければ良いが・・・。
タグ:アサガオ
梅雨時の花2種 [花と心象]
梅雨は、自然界にとって大事な季節です。
しかし、この時季の人間は気分が晴れません。
たまの晴れ間は、外に出て
朝顔や花壇の花の手入れをしていますが
雨の日は室内での暇つぶしです。
ブロガーのみなさんは、
ご自分で撮った写真を掲載していますね。
どなたもプロハダシ、実に上手で感心しています。
一方、わたしはいつも
コンパクトなデジカメで済ましていてピンボケです。
一眼レフカメラを持ってはいるのですが
年とともに重くて邪魔になってしまい、三脚ともども
倉庫の中で眠っています。
カメラワークが未熟なら、ほかのビジュアルで!と
この季節に咲く野草のネジバナと公園でスケッチした
ハナショウブを墨で描いてみました。
これも雨の日の楽しみ方のひとつです。
ネジバナ
(裏打ち前)
ハナショウブ
(これは色紙に描いてみました)
タグ:墨絵
雨の合い間に [花と心象]
静まりかえった池
全国紙のローカル版に「ハナショウブ今が満開」
というエトキを見つけたので
水墨画教室が終わった後、
ぶらり千葉市の東部にある泉公園に車を走らせた。
朝顔は、種を蒔いた翌日から連日の雨で大失敗。
発芽率は5割である。
24種72個蒔いてこれだけしか芽が出ない。
今朝は久しぶりの快晴。
雨の合い間の気分転換である。
昼過ぎだったせいか観光客がポツンポツンといるだけで
森の中から聞こえる鶯の声を聴きながらの散策は
至福のひと時だった。
絵の素材になるポイントがいっぱいある。
ここに載せてみる。
誰もいないハナショウブ畑
手入れが行き届いていて枯れた花は一つもない
バッチリ写生する
アジサイも今が盛り
これはピンボケではない。池に移った木々。手前の桂の枝は本物
亀の産卵期らしく子亀が数十匹
野太い声に誘われて近づいてみるとウシガエルだった
この公園のベストポジション。秋は紅葉で真っ赤になるところ
花に浮かれて仲睦まじい蝶
タグ:ハナショウブ
人間のエゴはいたるところに・・・。 [花と心象]
県展の疲れをとるため
今週は読書と、近所の花木を鑑賞したりする毎日だった。
特に目に留まったのは、たくさんの実をつけた桑の木。
生い茂った桑の木
養蚕が盛んなころは、手入れが行き届いて
桑畑の木の丈は、せいぜい2m3m。
今は、その木が放置されている為、伸び放題となっているところが大半。
丈は5.6mにもなっている。
桑畑の木の丈は、せいぜい2m3m。
今は、その木が放置されている為、伸び放題となっているところが大半。
丈は5.6mにもなっている。
で、現在、桑の恵みを食べているのは蚕じゃない。人間である。
葉っぱは食べないがジャムにするらしい。
どこから湧いたのか、おばさんたちが
バーゲンセールのように群がり枝にしがみついている。
葉っぱは食べないがジャムにするらしい。
どこから湧いたのか、おばさんたちが
バーゲンセールのように群がり枝にしがみついている。
人間は桑の実を食べても何も産み出さないが
桑の葉を食べて育つ蚕は美しい絹糸を創る。
養蚕の歴史は古い。
古墳時代の末期にそのルーツがあるらしい。
天皇家も代々養蚕を行っている。
歴代の皇后陛下が皇居の中にある「紅葉山御養蚕所」で
養蚕を行っていて、
ここで作られた衣で宮中行事のお召し物や、
外国への贈り物にされているとのこと。
当然、新皇后陛下雅子さまもこの伝統行事「皇后御親蚕」を
引き継ぐことと思われる。
歴代の皇后陛下が皇居の中にある「紅葉山御養蚕所」で
養蚕を行っていて、
ここで作られた衣で宮中行事のお召し物や、
外国への贈り物にされているとのこと。
当然、新皇后陛下雅子さまもこの伝統行事「皇后御親蚕」を
引き継ぐことと思われる。
しかし、幼虫時代はせっせと桑の葉を食べるが、
成虫(蛾)になると物を食べる口がない。
口がないから水も飲まない。
ではどうして生きるのかと調べたら、口だけでなく羽まで退化していて、
飲まず食わずで1.2日で死んじゃうんだそうだ。
成虫(蛾)になると物を食べる口がない。
口がないから水も飲まない。
ではどうして生きるのかと調べたら、口だけでなく羽まで退化していて、
飲まず食わずで1.2日で死んじゃうんだそうだ。
当然、自然界では生きられない。
気の毒ったらありゃしない。
気の毒ったらありゃしない。
動物なんだから、どうして子孫を残すのかと調べたら、
生きてる1.2日の間に交尾してポックリ。
こりゃあんまりだあ!!
改良してきた人間のエゴに唖然!。
生きてる1.2日の間に交尾してポックリ。
こりゃあんまりだあ!!
改良してきた人間のエゴに唖然!。
似て非なるものではあるが植物にもたくさんある。
美しい花を咲かせるために
自然界にはない色の花を作り出したり
人間の口に合った野菜や果物を「改良」という名で
勝手に変えてしまうやりかただ。
自分が育ててきた「変化朝顔」もそのひとつである。
美しい花を咲かせるために
自然界にはない色の花を作り出したり
人間の口に合った野菜や果物を「改良」という名で
勝手に変えてしまうやりかただ。
自分が育ててきた「変化朝顔」もそのひとつである。
変化朝顔の苗は、花弁だけでなく本葉も変わっている。
雄しべも雌しべもない朝顔、本葉は巻込柳葉
雄しべはあるが雌しべがない変化朝顔
花は咲けども種ができない。
ではどうして種の保存ができるのか?
雄しべや雌しべがあっても受粉ができない。
これは数年前のブログで詳しく述べたからここでは省くけれどれも
一種のエゴだ。
変わった花弁の朝顔だからと、
苗のうちに変化している苗だけを選び、通常の苗は捨ててしまう。※
人間のエゴは、動植物に気の毒な思いをさせている。ではどうして種の保存ができるのか?
雄しべや雌しべがあっても受粉ができない。
これは数年前のブログで詳しく述べたからここでは省くけれどれも
一種のエゴだ。
変わった花弁の朝顔だからと、
苗のうちに変化している苗だけを選び、通常の苗は捨ててしまう。※
天罰を受けるかもしれない。
※私は通常の苗(親木)を捨てずに友人知人に分け与えている。
タグ:花
喜多方の枝垂れ桜、日帰り旅行 [花と心象]
近所のソメイヨシノはすでに葉桜。八重桜も散り始めています。
でも東北は、大型連休頃が見ごろですね。
いまは便利な時代、前日に天気を確認して
千葉から福島県喜多方の枝垂れ桜を日帰りで観てきました。
背景の飯豊連峰には残雪が・・・
喜多方訪問は3度目。
初回は磐越西線雪見のひとり旅で蔵めぐり。
このような蔵が町中にある
二度目は、「熊を射止めたから食いに来いよ」と友人の誘いで
熱塩温泉近くの山に入る途中に立ち寄ったとき。
熱塩温泉近くの山に入る途中に立ち寄ったとき。
そして今回は、ローカル鉄道日中線跡に咲く
枝垂れ桜見物です。
枝垂れ桜見物です。
東京駅7時32分発のやまびこ125号に乗り
郡山から磐越西線で喜多方に着いたのが11時17分。
駅から歩いて5分の所から桜並木が始まり
北に一直線延々3kmもつづきます。
丁度満開の日に恵まれました。
ちょっぴりむかしの面影を残す線路でお嬢さん3人がスキップ
この桜並木の正式名称は、ちょっと長たらしく
「日中線記念自転車歩行者道」といいます。
もう少し簡潔でインパクトのある名前にすればいいのになあ・・・
地元のおばあさん4人連れに
「この線路は昔中国まで続いていたんですか?」と真顔で尋ねたら
「この北の方に日中ダムってのがあったんだよ。中国まで? 笑っちゃうね」・・・。
よく見ると枝垂れでもいろんな種類の木が植えてあることに気づく
桜の木は3間(約5.4m)間隔で
整然と植えられている
片道3kmなのでここだけで往復6km歩いた計算になる。
いまは片道3kmですが、
日中線の元終着駅「熱塩温泉」までの
全11kmをしだれ桜並木にする計画があるそうです。
見たいけれど、その頃こちらは草葉の陰よ。
鶴ヶ城の夜間照明桜も観たかったけれど、
翌日は全国的に雨とあったので泊まらずに
帰路につきました。
タグ:桜
少ない花に囲まれて [花と心象]
墨の牡丹に魅了されて早1週間です。
年寄りの時間経過が早いのは
「日々の感動が少なくなるから」だそうですね。
(チコちゃんに教わりました)
あの日の翌日は、数少ない花に囲まれてご満悦な私でした。
というのは、過去20年間お手伝いしてきたボランティアのひとつ
体育協会の理事(監事)をここで退任(定年)したため
退任者と新理事の歓送迎会があったのです。
会長から卒業証書(感謝状)と記念品をいただく。
初めて見る自分の横姿。
ジジイにしては背筋まっすぐ! グレーの髪だが、まだ毛はたっぷり。
身長も175cmから縮んでいないし・・・。
親父に感謝!
父親
明治生まれにしては長身だった。
(きょうが命日なんです)
今回の送られ人(退任者)を代表しての挨拶
「競技スポーツは、勝ち負けにこだわるのも必要だが、
スポーツは人間形成の一手段だということを忘れてはならない」なんて
あとにつづく人たちに対して偉そうにしゃべっちゃいました。
市の幹部2人と、体協幹部で記念撮影。
ここにいる女性はホステスではありません。
頭脳明晰な生涯学習部長です。
今夜だけは「市長(中央)を囲んで」ではなく、
退任者(白髪頭の監事と、合気道7段のO理事=左から2人目)と
左端の新理事が主役。
嬉しいことは、
先の総会で新理事に選任されたのは
私の後継者Yさん(左端:セーリング協会理事長)だけでした。
体協役員はみなさん男臭い集団ですが、最後は
同席した数少ない女性に囲まれて花園の中にいるようでした。
でも、この夜の花は、教育長や生涯学習部長など
お堅い人ばかりでしたが、ほんのり香りは残っていました。
三途の川の花畑にいるような気分。
生前葬かな?
長生きしていりゃ、いいこともありそうです。
翌日の山歩きが控えているため二次会は失礼して早めの帰宅です。
タグ:送別会
花は花でも墨の花 [花と心象]
昨日は、楽しい暇つぶしができました。
先月TV東京の「水墨画王決定戦」で優勝した小林東雲先生※1、の
一番弟子・中鉢東鳳先生※2、を
船橋西ロータリークラブの卓話※3、に招き
全紙(約襖1枚の大きさ)に
牡丹の花を描いてもらいました。
描き始めて15分、驚きの速さです。
食い入るように見つめる参会者
描く時間は、例会のルールで20分しかありません。
たった20分間であっという間に描いた先生の技量に
30数名のロータリアンは驚きの様子でした。
こちらは、その架台(イーゼル)作りと
当日の解説を務めました。
これは、急遽私が前日に作った折り畳み式架台の裏側。表は白いペンキで仕上げました。
これを縦にして使います。
まだ支柱製作前のものですが車に積めるように二つ折りできるように造りました。
以前、この席で私自身が「変化朝顔」の講演をしましたが
今回は脇役ですから楽しめました。
ふつう水墨画の架台は、平面です。
縦にすると墨が流れてしまうからです。
この難題を見事クリアーしてみせたのです。
プロはすごいなと感心しました。
新進気鋭の若手画家・中鉢東鳳先生。
完成後の参会者の感想は、「こりゃすごい!と感心することしきり。
紹介者のわたしはちょっと鼻高でした
脇で見ていて思いついたこと。
こういう実演は珍しく格調が高いので、パーティーや還暦祝い、古希祝いなどの席にお呼びすれば
会場が盛り上がるだろうなあ、でした。アクセス者の方々にもお勧めしたい催しでした。
古参会員の一人は、早速横綱白鵬関のタニマチに会わせるようなことを本人に伝えていました。
秋には銀座で個展が開かれるそうです。是非見たいものです。(後日詳細掲示します)
註:
※1、小林東雲先生は、国際墨友会会長。水墨画の原点・中国で個展を開き、絶賛された画家。
※2、中鉢東鳳先生は「墨画東鳳会」を主宰する傍ら、数々の展覧会に出品。各所で高い評価を得ています。国立新美術館で行われるアジア創造美術展では師範の部で特別審査員賞を2年連続で受賞しています。彼女の美術専門誌評価は1号(はがき1枚大)で74,000円というレベルの高い画家です。国内だけでなく、芸術の都・パリの名門「ル・サロン」でも毎年入賞しています。スイスでは審査員特別賞を受賞。
※3、卓話とは、テーブルスピーチのこと。ロータリークラブではこう呼ぶ。毎回例会のあと、著名人を招き講演してもらう催し。
今夜は、過去20年間お手伝いした市体育協会の理事を今回で退任したため、
市長や教育長同席のもと50人程度の送別会です。
明日は、6時起きで登山200回記念の奥多摩ハイク。
体が持つかなあ???空元気!楽しいことはどこまでも・・・。
◆
タグ:水墨画
花の苗、80本植えました [花と心象]
4日前、5時起きで市場に向かいました。
花の苗木を購入するためです。
ありきたりの苗木ですが
この年になると、管理が大変なので手間のかからない花を選びました。
放っておいても長い間咲き続けるマリーゴールド4種と
来年も勝手に生えてくるノースポール、エニシダ合わせて80本です。
これを、
一昨年まで枝垂れ朝顔を吊るしていたもみじの木の周りの花壇にランダムに
植えてみました。
まずポットのままバランスを考えながら位置決めです。
下図はできあがり。
奥に培養土が6袋あるのは、もう一つの花壇用です。
半年放っておいた花壇のなかでは、もみじの実生が芽を吹き、
スノードロップとバイモユリ(アミガサユリ)が咲いていました。
折角咲いている最中に枯らしてはいけないと思い
これらを避けるよう今日の苗を植えました。
引き続き今日の作業は
建仁寺垣モドキの制作です。
要は暇つぶしです。
完成イメージ。実物はもっと太い竹を使います。
会社を定年後、庭師養成学校へ通い資格を取って
第2の人生を送っている学友Hさんの
アドバイスを受けながら杭打ちと主材料の竹を運びました。
昨年末に切って保管していた真竹
竹鋸と鉈を持って本職モドキ。
車載可能な長さ(5m)に竹を切る。
いつもはヨット「トルネード」のマストを積む「クラフト親父」さんのハイラックスで胴縁用長物を運搬
これを四つ割りして垣を作ります。
杭打ちはあと1本で完了です。
本当はブロックの上に竹垣を作りたかったのですが
コンクリートがぎっしり詰まっているので素人にハツリは無理。
そこで隣家Iさんの了解を得て杭を打ちました。
夏は、花壇の中心にあるもみじの木に枝垂れ朝顔を下げようと考えています。
来年は、マンサクや花壇の花も竹垣を背景に見栄えが良くなると思います。
果たしてうまく作れるか????
タグ:花の苗木
My blogのアクセス数が150万を超えた [花と心象]
新しい元号が発表された昨日
わたしはプライベイトシネマのメンバーと
映画『ビッグ フィッシュ』鑑賞後、寒さに震えながら花見をしました。
主宰者Kさん(赤)の気配りにより、寒さの中で乾杯!
家に帰ってみると
わたしのブログも下記のとおり節目を迎えました。
アクセス総数が150万回を超えたのです。
気まぐれ日記 2019.4.1
記事数:452 | 総閲覧数 :今日: 1618 / 累計: 1,500,104 |
多ければいいということではありませんが、
ぼけ防止に始めた気まぐれな日記を
よくここまで続けてこられたなと思います。
内容の無い「絵と記」にお付き合いいただいたアクセス者の皆さんに
心より御礼申し上げます。
過去アクセスの多かったベスト10を次に掲げますと
1位:柿木問答ってなに?
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2014-11-03
2位:朝顔の育て方⑩交配の仕方
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2012-06-09
3位:同上 大輪朝顔づくり①摘心
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2012-05-30
4位:同上⑨子葉と花の各部の名称
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2012-06-07
5位「御巣鷹山事故番組」視聴御礼
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2014-08-13
6位:御巣鷹山日航機事故から30年
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2015-08-13
7位:昭和の大事件に二度遭遇した男が逝ってしまった
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2016-05-25
8位:朝顔の育て方 葉っぱの各部の名称と葉の名前」
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2012-05-14
9位:今夏の朝顔づくりNO.7葉の色と形でわかる花の姿
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2016-07-09
10位:朝顔きょうの開花 NO.16朝顔はお盆の花?
eee-141tec.blog.so-net.ne.jp/2013-08-15
並べてみますと、やはりメインテーマの朝顔記事が一番多いことがわかりました。
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