晩期の朝顔 [マイ・アサガオ ’17]
朝顔の晩期に入っても中輪は結構楽しませてくれます。
そんな中、いろいろな花をビジュアルでご紹介します。
朝顔の絵では、曜は白く描く人がが多い。
しかし、実際はいろいろな色と形があります。
白の桔梗咲き。小輪に近い。
白は写真に収めにくい。
これも桔梗咲き。紫の八重咲。
白い筋が入り変化する場合もあります。
涼しげな花筒
花芯がピンクで曜が白の覆輪。
青の部分が筆で掃いたようなくすみがあるのが特徴。
花付きがいい種類。時雨になっている。
青い曜。曜と曜の間に青の筋入り。
花芯がトキ色で涼しさを感じる。
団十郎に似ているが、違う品種。黄葉の大輪『左京一笑』。
紫交じりの青の覆輪で形が梅の花のよう。
曜が半分しかない。
次回は、第67回千葉県民体育大会
ヨット競技の経過と結果を未経験の方でもわかるように
解説付きで載せます。(9月1日掲載予定)
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太陽が出た! [マイ・アサガオ ’17]
神話「古事記」によれば
建速須佐之男命(タケハヤノ スサノウノミコト)の乱暴狼藉に
落胆した姉の天照大神(アマテラスオオミカミ)は、
天の岩戸にお隠れになってしまった。
この世が真っ暗闇となる。
時代が変わっても
天照大神は、昨今の混沌とした世の中に嫌気がさして、
日出ずる(ひ いずる)国、日本の空からどこかにお隠れになってしまった。
あれからひと月が過ぎた。来る日も来る日も雨。
私は考えた。
太古の昔から「困ったときの神頼み」ってのがあることに気が付く。
雨乞いの民俗はあちこちにあるが
晴れを願う場合は、「てるてる坊主」を軒先に吊るす慣習が一般的である。
古事記では、もういちどこの世に明るさを取り戻すため
つまり天照大神を岩戸から出す策を八百万の神々は協議した。
最後は賢さが売りの思金神(オモイカネノカミ)の発案で
岩戸の前で日本最初のストリップを演じることにした。
舞う神は、天宇受賣命(アメノウズメノミコト)。
かのじょは桶をひっくり返した舞台の上でホトまで出して
踊りまくった、とある。
いまの日本では、風俗取締法などという厄介な法律があるから
同じ舞はできない。
どうするか?
馬鹿が売りのオモイモヨラヌカミ?の発案で
次のような絵馬を描き神棚に飾った。
念ずれば通ず。
「あらっ、下界ではなにをしているのかしら?」と
昨日からお天道さまが天の岩戸から顔を出した。
朝顔は、これに歩調を合わせるように新たな蕾をつけは始めた。
洋種朝顔「ヘブンリーブルー」のつぼみ
この花の特徴は、
①萼片がない
②花芽が多い
③晩秋まで楽しめる。
註:神々を河童にしたので、アメノウズメノミコトが持っているのはキュウリです。
古事記では、つる草でタスキがけ、笹の束を手に持つとあります。
このほか榊に玉串、鏡、幣(ぬさ)をつけたものも、もう一方の手に持っているようです。
傍らには長鳴鳥、勾玉の首飾りなどもあったらしい。古いことゆえ詳しくはわかりません。
◆
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朝顔の団扇 [マイ・アサガオ ’17]
植え方、育て方にもにもよりますが
中輪や小輪の花の方が害虫や病気に強いようです。
彼女たちは過保護に育てられていないのでたくましいのかもしれません。
ピークが過ぎても元気に咲いています。
長いお付き合いの中輪朝顔。「五曜星咲」
奥と手前は似て非なる種類。
4種類の枝垂れ朝顔
地植えの朝顔は毎日50ケ前後咲きます。
手が届かないところに固まって咲きました。
雨が多いので墨絵で暇つぶし。
房州団扇
工程は、和紙に描いてから、職人に張ってもらう。
材料費は一式2,500円
あらかじめできている白紙の団扇に描いてみた。
こちらの材料費はたったの100円。
下地の竹ひごが紙の表面にの凹凸を作り、色むらが出るのが欠点。
(100円ショップ製品の限界か・・・)
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朝顔の季節は終盤に入りました。 [マイ・アサガオ ’17]
朝顔づくりは登山に似ています。
種まき時期は、登山でいえば期待を胸にしての登りはじめ。
高山植物が咲き乱れる中盤の山道。
今夏の伊吹山。 ガスっているが花がいっぱい
やがて森林限界を越えて頂上に達する。
いま、当方の朝顔は、山でいえばピークを過ぎて下山途中。
半数は枯れはじめてきました。
でも、天候不順の中でも一生懸命咲いている花もあります。
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日照時間が不足の夏は・・・ [マイ・アサガオ ’17]
ここ1ケ月の日照時間は50%を切りました。
戻り梅雨といった感じです。
朝顔には辛い日々。
そんななかでも虫たちの動きは活発です。
庭にいる虫を並べると
幼虫を含む黄アゲハ、黒アゲハ、シジミチョウ、アシナガバチ、
ショウリョウバッタモドキ、ヤトウムシ、
マメコガネ、ダンゴムシ、ナメクジ、蝉、トカゲ、ミミズ
アオドウガネ、ヒメアシナガコガネ、カマキリ、クモ、トノサマバッタ、
藪蚊、小型アカイエカなどけっこうたくさんいます。
ハダニ類では、朝顔にホコリダニが多くて困っています。
ショウリョウバッタモドキ
ショウリョウバッタモドキは本来イネ科の植物の葉を好むのですが
朝顔の葉も食べます。この被害が一番大きいです。
頭のとがったショウリョウバッタモドキの被害(青斑入り蝉葉アサガオ)
タマコガネ虫が這い嘗め回った跡(芋葉のアサガオ)
庭には朝顔ばかりでなく
百合、アシタバ、ミョウガ、オオバ、イチゴ、ミズヒキ、ヤマブキ、ホタルブクロ、
茶木、タラ,マンサク、モクセイ、バラ、モミジ、ツツジ、山椒など
2.30種類の草木類が生えているのでよりどりみどり。
かれらは元気いっぱい葉から葉へ、花から花へと
食いあらしなが飛び回っています。
殺虫剤、防虫剤では効き目が薄いので
補虫網や手でつまみ取っては、蟻の穴近くに置いています。
蟻は遠くへ行かずとも巣の入り口に宅配してくれるので
大喜びです。
役立っている虫もいます。
ミミズ、カマキリ、クモ、アシナガバチ、トカゲ
そして河原で数匹捕まえてきたテントウムシです。
今朝は、枝垂れが多く咲きましたので載せてみます。
やっと多連咲が楽しめるようになった枝垂れの大輪。
次々と上から新しい蔓が伸び下がるので長い期間楽しめる。
青斑入り蝉葉浅葱枝垂れ 大輪(初咲)
青斑入り鍬形葉紫一色枝垂れ 大輪(初咲)
青斑入り蝉葉濃紺爪覆輪枝垂れ 大輪(実際はもっと濃い色)
青斑入り蝉葉紅爪覆輪枝垂れ (雨に打たれてぐったりぎみ)
枝垂れの裏側
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湿気が多いと??? [マイ・アサガオ ’17]
ここ数日私の住むところは曇りや雨が多く
日照時間が少ない。
光好性植物の朝顔にとってこれは
マイナスに働きます。
蔓が伸びすぎ、花芽が少なくなるのです。
液肥は雨に流されるのでいつもより濃いめに与え、
殺虫剤や防虫剤をこまめに散布していても
元気がない。
とくに黄葉の切込み作りは、
成長抑止剤を使ってもうまくゆかず
失敗に終わったようです。
そんな中でここ数日で咲いた花を紹介します。
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曇り日で涼しい日はありがたい [マイ・アサガオ ’17]
昨夜は震度4で目が覚める。
雨の音も聞こえたが、夜が明けてみると曇りで実に涼しい。
第三弾として蒔いた苗木を移植する。その数24鉢。
簡易行燈支柱が底をついたので
螺旋支柱にする。
この利点は、支柱が中央に1本だけなので
どこからでも花がきれいに見えるところだ。
螺旋支柱の作り方は簡単です
きょうの開花はおよそ25.6個
大輪の花王が初咲
花王。大きさは
15.7cmと小ぶり
住吉の衣
これも大輪にしては小ぶり14.6cm
きょうは涼しく曇りだったため午後3時ころまで楽しめた。
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8月1日の開花 [マイ・アサガオ ’17]
きょうから8月。
初日は午後から雨となったが
早朝に撮った写真を載せます。
「左京一笑」 大輪だが開ききっていない時に撮影
駐車場の脇はネットに這わせている。
洋種(ヘブンリーブルー)はプランターで4本、両脇に大輪3本を植えた。
これはそのうちの大輪2種
近年人気の紅の曜白。
通常五曜か六曜だが今朝咲いたのは下図のように大きかった。
八曜ある紅の曜白は大輪だ。径16.2cmあった。
曜が多いため大輪でも花びらが崩れず、夕方まで萎れない。
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