夏の終わり [マイ・アサガオ ’ 22]
立秋は暑い盛りにやって来る。
今年は8月7日でした。
9月に入っても、うだるような暑さが続いていますね。
肌で感じる秋は、秋分の日(9月23日)以降でしょうか。
季語でいえば朝顔は秋の花ですが
肌で感じる秋には終わっています。
わが家の朝顔は鉢植えが主なので、すでにピークを過ぎ、
いまは採種作業に入っています。
タネを採ったあと行燈支柱を抜いた鉢
これからの楽しみは地植えの洋種アサガオだけとなり
ちょっと寂しい。
咲き始めたミルキーウェイ
手前の花は今日で最後(鉢植えの瑠璃色無地)、
背後は、咲き始めた地植えのフライングソーサ。
◆
先週は、楽しいこと、嬉しいことがありました。
続き欄に短文を載せます。
気まぐれ日記2022.9.05
わたしの夏祭り
◆
夏の終わりに毎年参加するお祭りがある。
この祭りが終わると自分の夏は終わる。
といっても神社の祭礼とは違う。
千葉県民スポーツ大会夏季大会ヨット競技だ。
80歳近くなっても元気だね~とよく言われるが、
もっと元気な爺さんもいる。
今は選手ではなく船橋市チームの監督として参加しているが
参加者の中で自分が最年長であった。
◆
県大会は、県内の郡市(37市、6郡)対抗レースなので、
おらが市のため、郡のためと競い合うのである。
この大会は、シングルハンド(一人乗り)レースで、
艇種はレーザーまたはホッパー級(共に4.2m,キャットリグ)
である。
ここ数年3位以内ではあるが優勝がない。
今回の団体戦は、男女ともに準優勝だった。
1レース目。
最後の風下マークでは、トップが館山市のM君であったが
すぐ後ろの船橋市S君は登りレグで追い抜き1位でフィニッシュ。
かれは2レース目も2位をキープした。
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団体表彰式
奥から1位館山市、2位船橋市、3位柏市
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団体戦は、僅差で館山市に負けたけれど
個人戦では男子が優勝、
女子が2位という成績だったので十分満足である。
個人戦優勝の自チームS君
ここ2年間コロナや仕事で忙しく、全く海に出なかったけれど
元国体選手の実力は、ずば抜けている。
個人戦2位のSさん。
子育てのため10年ぶりのエントリーだったが実力は衰えていなかった。
レース後の記念写真
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セーリングの経験がない人は、
加山雄三氏のような帆走を思い浮かべるらしいが、
あれはブルーウォーター派といってレース派とは異なる。
女性を侍らしたりするヨットだから通称「ナンパ(軟派)船」だ。
一方、レース派は、勝ち負けの世界だから、
いかにスピードを作り出すか
操船技術、戦略・戦術、経験値が勝敗を分ける。
こちらは硬派のスポーツ、ナンパ(難破)したら負けである。
とくに体力がないと、
レース中に沈(転覆、沈没)した時、復原できない。
シングルハンドレースでは、沈は日常茶飯事である。
他人の手を借りて復原したら失格となるから、
泳ぎながらこれを一人で起こさねばならない。
風が強いとかなり体力を消耗する。
今回ウチのメンバーも1レース目(風下マーク)と
2レーススタート直前に沈したが踏ん張った。
知力も必要である。
その日の天候を勘案して
見えない風と潮の流れを計算しながら、
自艇をどのように操船したら他船より早くゴールできるか
アビリイーが求められる。
なぜこの大会を「お祭り」というのか?
それは、このスポーツがマイナーであるため、
毎年顔見知りの仲間に再会できる楽しみがあるからだ。
かつてのインカレ(全日本大学選手権)のトップクラス選手や
国体出場選手が今なお選手や監督として参加する。
ホスト郡市のレセプションでは大いに盛り上がる。
勝ち負けよりも普段会う機会が少ない他郡市の選手たちと
年に一度交流できる一種のお祭りなのである。
タグ:朝顔とセーリング
ヨットですか。
すばらしいご趣味。
愚息がほんの1時期やっていました。
by 夏炉冬扇 (2022-09-06 18:36)
今年も素敵なアサガオありがとうございました!
by Take-Zee (2022-09-07 08:20)
こんにちは。
諸事情あり、コメ返し出来ない状況。申し訳ないです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-09-07 09:50)
今年も素晴らしい朝顔の数々を見せて頂き
ありがとうございました。
種を採ってまた来年のお楽しみですね。
競技のヨット・・・本当に体力と知力が
勝負のカギを握るのでしょうね。
by yoko-minato (2022-09-07 10:31)
今年も見事に朝顔を咲かせて素晴らしいです。
楽しませて頂きました。ありがとうございます。
地植えの洋種の朝顔はこれからも楽しめるのですね。
フライングソーサと瑠璃色の無地の組み合わせが素敵です☆
by kuwachan (2022-09-07 12:34)
ミルキーウェイ、とても素敵な名前ですね!
朝顔が秋の季語とは知りませんでした!
お祭り。聞くだけでワクワクします^^
お疲れ様でした!
by achami (2022-09-07 14:08)
良い趣味を持っていますね
同じ共通の趣味を持つ仲間と会うのは楽しいですよね
私も詩人会の先輩方々と会ってお話しするのが結構
楽しみです。
by kiyotan (2022-09-07 16:45)
ヨットですか~あれは体力と知識の戦いと聞きます。近くにヨットハーバーが有るので練習は見たこと有りますが、しょせん播州ですから風も潮もお遊びでしょうね・・
そう言えば滋賀大でヨット部だった友人は琵琶湖のことを『ウミ』と呼んでいました。
by OJJ (2022-09-07 22:09)
OJJさん
滋賀大のヨット部艇庫は彦根城の近くですね。
琵琶湖はむかし「淡海の海」「水海」「近江の海」などと呼ばれていたので今も「ウミ」と呼ぶことが多いですね。
京都にある大学のヨット部は、みなこの海で練習します。
大津市鏡が浜には京都大学、唐崎に同志社大学、柳が崎には立命館大の艇庫があります。うちの選手は、これらの大学ヨット部OBです。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2022-09-08 22:29)
おはようございます^^
多才なんですね、たくさんの高尚な趣味を持っているほかに、ヨットスポーツも楽しまれて素晴らしい生き方ですね。
頭脳、判断力、体力、ボケとは縁遠い暮らしに驚きです。
by せつこ (2022-09-09 09:02)
波や風に左右される船(ヨット)を操るのは並大抵なことではないでしょう!まさに夏祭りと言えますね(^^)
by 美美 (2022-09-09 18:40)
ミルキーウェイという品種、とても爽やかで、夏らしい色と柄でやすね。
多くの朝顔は、もう種が出来ているのでやすね、
by ぼんぼちぼちぼち (2022-09-10 09:16)
涼しげなウチワですね。
by 横 濱男 (2022-09-11 12:01)
こんにちは。
「いまは採種作業・・・」お疲れ様ですが、繋ぐ重要な作業ですね。
地植えのフライングソーサは勢いあり、まだまだ楽しめそうです。
千葉県民スポーツ大会夏季大会ヨット競技、
船橋市チームの監督みたいですが・・・
最年長は素晴らしい事で、記録を伸ばしたいですね。
また、団体戦は「男女ともに準優勝」の文字あり、おめでとうございます。
「レース派」なる程です。
自力で復元は厳しい世界で生死分ける競技みたいですね。
また、人との交流ある大会・お祭りを楽しまれ何よりです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-09-12 17:23)
お互いの駆け引き塗装線が見どころなのでしょうねえ。
解説してくださる方と一緒に観戦出来たら楽しそうです。
by ナツパパ (2022-09-14 09:56)
東北の田舎港では高校生が頑張っています(^_^)v それにしても難破船とは面白いです。座布団を10枚位差し上げたいです(^_^;)
by yokomi (2022-09-19 23:18)
相模湾、逗子・葉山沖ではヨット(スナイプ・Y15)
ホッパーにも乗ったことが有ります。
今は、ヨットに乗ることは無くなりましたが、
風の無い日は、船釣りを楽しんでます。
by tarou (2022-09-23 06:52)