今夏の朝顔づくり ファイナル編 [マイ・アサガオ'15]
第1回投稿写真
朝顔づくりのブログを開設してから3年経った。
毎年自然環境が異なるから、育ち具合や出来具合も異なる。
しかし、作業手順や、土づくり、支柱の立て方等の基本は毎年同じである。
めっきり涼しくなりこれから種の採取時期に入るが、
この採種方法や保管方法も過去のブログにその要点を記している。
したがって今夏のアサガオづくりブログはきょうでおしまいにしたい。
今後のシーズン・オフは、いつものようにカテゴリーを次の3つ
①花と心象 ②長く生きてりゃ ③人生とは死ぬまでの暇つぶし?・・に分けて
絵と記を載せてゆきたい。
②と③は、朝顔記事より面白いと言ってくれる人が多いので
ボケ防止に再トライしてみる。
そのまえに今期の朝顔づくりの総括をしてみたい。
総括篇は続き欄に・・・。
マイ・アサガオ’15の総括
本来自分の朝顔づくりは、江戸時代の粋人が残してくれた
変化朝顔づくりである。
牡丹咲の出物朝顔
采咲の出物朝顔
筒咲
伝統の変化朝顔だけでなく、
ブログには載せなかったが自身で交雑した出物も数種あった。
だが、マンネリ化してきたので、今夏は大輪朝顔に挑戦してみた。
これが今夏の特色だった。
大輪づくりの超ベテランからご指導を受けながら感じたことは
予定された期日、期間に大輪を咲かせることのむずかしさだった。
ただ、出来上がった作品をレンズに通して見ると
大輪の行燈作りは、けして美的とは言えない。
曜が大輪の花弁を支えきれないため
どれもベターっとした咲き方で絵にならないことがわかった。
同じ大輪でも下図の切込みづくりの大輪はおさまりがいい。
大輪、中輪、小輪、変化出物と全体を通していえることは、
今夏はとても花芽の着きが悪かったことだ。
この現象は、自分だけでなく多くの愛好者仲間から同じ意見が出た。
原因は、梅雨の後半に10日間で15分の日照時間しかなかった
悪天候のためだったようだ。
民俗博物館や植物園、遺伝子研究所、図書館等に足を運び文献を読みながら
ほぼ独学でやって来た朝顔づくりは間違いではなかったが
「朝顔愛好会」に入会したことにより、
さらに知識が深まったことは大きな収穫だった。
老いてもまだまだ探求心は尽きない。
過去ばかり語る同世代が多い中、自分は今と近未来に向かって
もっと学びをしなければと感じた夏だった。
◆◆◆
◇今夏も拙い記事にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
※次回は、ブロガー(ブログ投稿者)について書いてみたい。
一枚目のように変化のあるアサガオ綺麗ですね。
自然に咲く朝顔も好きですが、思いを込めた作品
なので愛着も深いのではないでしょうか。
by g_g (2015-09-02 09:03)
第1回投稿写真の朝顔が素敵ですね。
この様な花もあるんですね。。知らなかった。。
大輪朝顔は、見たことが無いので
一度見て見たいですが来年ですね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-09-02 20:31)
変化朝顔を主にやっておられたんですね。
成長が極端に遅かったり、同じ形質を維持するのが大変だったり、難しいなあと思いました。
by D (2015-09-03 09:34)