今夏の朝顔づくり ④小鉢移植後の姿 [マイ・アサガオ'15]
以前にも記しましたが朝顔の楽しみ方は、
大きく分けて地植えと鉢植えがあります。
窓辺で朝顔に日除けをしてもらいながら花を楽しむのも一興ですが、
むかしから愛好家の多くは鉢づくりを主体にしています。
ここでは主に鉢植えの栽培方法を紹介しています。
一昨日、向島百花苑のある東京・墨田区で行われた朝顔愛好会の
今夏2回目の講習会に出席しました。
この会は、江戸の庶民文化をそのまま現代に引き継いだような
下町の人情味あふれる旦那衆たちが会員です。
大先輩たちの奥の深い教えに、頭のなかが混乱気味です。
前回のblogで、小鉢への移植は横着をおこしてビニールポットを使用していると
書きましたが、本来は下図のような素焼きの小鉢(3.5寸)が基本です。
(副会長さんの作品で紹介します)
大輪の小鉢。移植6日後。
幹が太く蝉葉の子葉は立派に育っている。
このなかにもいろいろな土の配合、肥料、殺虫剤等の工夫があります。
根を丈夫に育てるには、極力水分を少なめにやるのがコツです。
この鉢に移植した後は、20cc程度の水やりを行います。
本葉が芽吹きました。
現在、花の名札は樹脂製が多く売られています。
しかし、展示会へ行きますとなぜか木札です。
これは美的な考えからではなく、理にかなったやり方なのです。
その答えは、鉢の中の水分を知るためです。
木札の湿り気具合で水やりを判断するのです。
本葉が育ってきました。
土のなかは、ぐんぐん根が伸びて養分を吸収しています。
この素焼き鉢でも炎天下はかなりの熱を帯びますから、
根が焼けぬよう1日に数回鉢を回して熱を逃がします。
いい花を咲かせるには大変な手間がかかるのです。
木札、鉢の中の水分を知るため・・・、
そうなんですか。。。知らなかったです。
勉強になりました。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-05-26 21:23)
前回はお教え頂きありがとうございました。
風通しが良くなるように隙を開けるようにしたところ、調子が良いようです。
ほれぼれするような立派な苗ですね。お手本にして頑張りたいと思います。
水分を少なめにしないとと思うのですが、今日のように暑いとついやってしまいがちです。夕方には表面が乾くようにはしているのですが。
by D (2015-05-26 22:50)