今夏の朝顔づくり ③小鉢(ポット)移植 [マイ・アサガオ'15]
近所の野良猫が苗床をトイレ代わりにしたことがあるので
気の抜けない毎日です。
種まきから4日目、下図のように双葉の子葉となりました。
4日目の黄葉と青葉(緑)。青葉のなかに黄葉が一列
NO.58は大輪の双葉。特徴は葉の切込みが浅く丸みを帯びている。
NO.59.60は出物系統。
NO.60の手前から2番目の葉形は他の3本とちがう。
これが出物の子葉です。
NO.63は小輪。双葉も小さいのが特徴。
出物系統は発芽率が悪い。NO.77も出物系統。NO.78は、全く出ない。
種の外皮が堅いため双葉が開かない場合がある。
こんな時は、ガーゼを使い外皮部分を水で湿らせると
4~5分で柔らかくなるのでピンセットで取り除く。
そのまま取り除こうとすると子葉を千切ってしまう。
続きに小鉢移植の写真を掲げます。
[続き]
苗床から小鉢への移植
朝顔づくりを始めたころは陶器の小鉢に移していましたが
苗の数が300.500.1000本と多いため整理しやすい9cmポットで
代用しています。
小鉢とポットの違いは熱伝導率です。
灼熱の太陽のもとでは鉢の厚みが薄いと根が焼けてしまいます。
対策として、鉢の外側に銀紙を張ったりする人もいるようですが
自分は横着をおこして、ビニールポットを小鉢代わりにしています。
パレットに隙間なくポットを並べますと、相乗効果で
ポットの外側が焼けないことを発見したからです。
パレットの一番外側の列だけ、熱が持たないように工夫しています。
苗床は、養分のない土を使いますが
ポット移植は、根を丈夫に育てるためですから
培養土を使います。
自分は、市販の培養土にもみ殻燻炭と
バーミュキライト、小砂利少々を入れます。
料理と同じ。味付け(土づくり)が大事です。
きょうの作業は、体調を考え途中で昼寝したため
2割程度しかできず不完全燃焼でした。
※水墨画の県展は明日が最終日、この分では受付当番またも欠席。
お教え頂きありがとうございます。
考えてみると、ビニールポットは黒いし、炎天下ではさぞ熱くなりそうですね。
それにしても、根が焼けるとまでは思いませんでした。
ところで、パレットに隙間なくポットを並べるのとことでしたが、真ん中が湿気たりしませんか。
by D (2015-05-24 23:16)
朝顔の種から発芽させて苗を移植すると
いつも失敗していました。
それ以来じかに植えたい場所に種をまいて
います。
丁寧な仕事ですね、だから毎年いろいろな
朝顔を見事に咲かせられるのですね。
by yoko-minato (2015-05-25 06:19)
Dさんへ
パレットを直置きせず、パレットの下に角材を2本置くか、もう1パレットを逆さに置き、その上に置いて風通しを良くすることが大事です。素焼きの鉢は、呼吸しますから蒸れません。数が少なければ、やはり素焼きの小鉢でしょうね。ただ、これも結構熱くなります。よって1日数回鉢の位置を変えるか、一番熱い時間は、日除けで覆うのがいいですね。わたしは日除けをしています。
by 暁烏 英 (2015-05-25 08:37)
yoko-minatoさんへ
いつもアクセスいただきありがとうございます。
苗床から直植えすると枯れてしまうのは、次のような原因が考えられます。①水のやりすぎ。②根が十分育っていないうちに移植。
③移植時に主根を傷つけている。
小鉢で根をがっちり強く育ててから、(小鉢の底の穴から根がはみ出てくるころ)根を傷つけないよう植え替えれば枯れないと思います。
by 暁烏 英 (2015-05-25 10:36)