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NO.8 入谷の朝顔市と、わが家の初咲   [マイ・アサガオ ’14]

東京入谷の朝顔市が、昨日から始まっています。

今朝は、5時に起きて友人と出かけました。

あいにくの雨でしたので人出は少なく、ゆったりと見物できました。

 ★SS CIMG7142.jpg

よろしかったら続き欄に足跡を載せましたのでご覧ください。

 

 

 
朝顔市見物 
 
 ★SS CIMG7141.jpg
小雨降るなか浅草方面を仰げば
スカイツリーが雲に隠れてよく見えない。
 
 ★SS CIMG7132.jpg
朝顔市の中心となる鬼子母神に、まずはお参り。 
江戸の狂歌師・大田南畝(蜀山人)の歌のなかに
「恐れ入谷の鬼子母神、そうで有馬の水天宮、志やれのうちのお祖師さま」
という洒落ことばがあるように
入谷の鬼子母神は、霊験あらたかなところとして江戸庶民に親しまれていた。 
 
 
★SS CIMG7131.jpg
境内にある朝顔市運営本部 
 
★SS CIMG7128.jpg 
境内にあった信楽焼きの鉢に1本仕立ての紅覆輪の大輪 
 
 
★SS CIMG7129.jpg 
同じ場所にあった浜の空(州浜の大輪)
 
 
★SS CIMG7130.jpg
大輪が多い中で昔ながらの日本朝顔を指さすバイトの女の子。
古くからある日本朝顔の特徴は、中輪で派手さのない粋な色合いだ。
 
 
★SS CIMG7138.jpg
出店の主から説明を受ける谷津ひろしさん 。
半纏の模様が涼しげである。 
 
 
★SS CIMG7137.jpg
近年は4色の大輪仕立てがほとんどである。金額は、どこも一鉢2000円。
どの店も同じ色合い(種類)の4色仕立てで変わり映えがない。
 琉球朝顔(宿根)や小輪の枝垂れを売っている出店も少しあった。
 
 
★SS CIMG7134.jpg
これは丸葉アサガオを売っていたお店。
雨の早朝で客足は少ない。
前日は、歩くのにもやっとという混みようだったそうだ。
 
 
★SS CIMG7140.jpg 
昔ながらの衣装でサマになっている老人。
客足の少なさに手持無沙汰 。
 
 
★SS CIMG7146.jpg 
笹の雪店頭
 
江戸の粋人の朝顔市の最後は、
隣町「根岸」にあるの豆腐料理『笹の雪』で締めくくった。 
明治になっても正岡子規や夏目漱石など
多くの文人たちがこの店に立ち寄っている。 
店頭にある石碑は拡大すると下図のとおり。
 
★SS CIMG7147.jpg 
子規の歌が二句詠まれている。
わかりやすく書き直すと
「水無月や 根岸涼しき 笹の雪 」
「あさがおに 朝商いす 笹の雪」
 
朝顔市開催中は、早朝から商いをするからである。
注:篠とは笹のこと
 
また明治39年夏目金之助こと夏目漱石は、
高浜清(虚子)あての手紙のなかに『 笹の雪』についてこう記している。
「人はなんだこんなものと通り過ぎるかもしれず。僕は笹の雪流な味を愛す。」 
(出典:漱石全集) 
 
★SS 初咲2014.7.7.jpg 
わが家も時を同じくして今朝1輪咲く 
今夏の記念すべき初咲である。 
となりの桔梗が祝福!
濃紺・曜白の初咲はちょっと照れて反対側に顔を向けた
[サッカー] 
 

タグ:アサガオ
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コメント 2

mimimomo

こんにちは^^
ご自宅で咲かせていらっしゃる朝顔が良いお色ですね~♪
by mimimomo (2014-07-08 10:33) 

谷津ひろし

 美しい写真ありがとう。

  ご案内ありがとうございました。

  江戸の粋を感じました。

「笹の雪」の豆腐 美味でした。

 
by 谷津ひろし (2014-07-09 06:11) 

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