NO.7 アサガオは、もう「儚さ」の比喩に使えない? [マイ・アサガオ ’14]
きょうのビッグニュースは、EPH1という遺伝子の発見です。
アサガオは、花の命の短さから
『朝顔を 何はかなしと思いけむ 人をも花は さこそ見るらめ』 (拾遺集 藤原道信)
とか
「夕影を待たぬ花」(伊勢物語)ともいわれ「儚さの象徴」として
歌や古典文学になんども出てきます。
しかし、今日のニュースは、この概念を根本から
覆すできごとです。
発見したのは、茨城県つくば市にある
独立行政法人農研機構花卉研究所と鹿児島大学の研究グループです。
EPH1は、花の寿命を調節する遺伝子ということがわかり
これを短命なアサガオを使ってこの遺伝子の活動を抑える実験をしたところ
平均13時間しか咲かないアサガオが
24時間ちかく咲いていた、という結果が出たそうです。
間もなくアサガオは「儚さ」の比喩には使えなくなると思います。
科学の進歩は、ロマンを捨て去ります。むなしい発見でもあります。
今夏の鉢植え開始
植え替え前の苗
鉢に入れる土づくり
籾殻燻炭
あとから購入した腐葉土は完熟でなかったため失敗。
下図の篩(ふるい)にかけて大きな葉を取り除いた。
用途により網目の大きさを変えている。
左の白い鉢は枝垂れ朝顔。青の鉢は出物の苗。
後方の紺色蜂は、2色抱き合わせ。
タグ:アサガオ
EPH1 遺伝子発見 必ずしも良くないです。
大自然界を冒涜してはいけないです。
宇宙大自然の神秘でいいのです。
by 谷津ひろし (2014-07-03 01:23)
38鉢しか…ということはまだまだあるのですね!
全部で何鉢あるのでしょう…
ちょっと気が遠くなってしまいました(^^;)
by Chobi.H.YAOITA (2014-07-03 14:55)
たいへんな作業ですね。腰、痛くなりそうです。
by smik (2014-07-05 12:59)