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傘寿の初描き [水墨画]

新年もあっという間に七日が過ぎました。

七草粥まではじっとしてようと思ったのですが

手持ち無沙汰。

じっとしていられない性分なので

きょうの七の日に掛けて七福神の一人大黒様と、

因幡の白兎を墨で描きました。

80歳の初描きです。


SSはがきの因幡の白兎と大黒様癸卯2.jpg



古事記では、

ワニザメを欺いたため皮をむかれて丸裸にされた兎に対し

大穴牟遲神(大国主の神=大黒様)が

「ガマの穂をとって敷きちらして、その上を転がって花粉を着ければ

元通りになる」と言い、

兎はその通りにすると治癒した。・・・とあります。


若いころの大国主の神は、やさいい心持ちのせいか、

たくさんの女神にモテたと古事記に記されていますので

ハンサムに描きました。


で、きょうは散歩の途中でガマの穂の写真を撮ってきました。

晩夏のガマ穂は、

かまぼこ(蒲鉾)の語源のとおり鉾のようでしたが、

ガマの穂.jpg

晩夏のガマ穂


冬の今は確かに真綿のようにやわらかでした。

がま穂の綿.jpg

冬のガマホ.jpg

冬のガマ穂の群生


風媒花なので今は軟かな穂先になっています。



さて、暁烏が応募した国際公募展「美は国境を越えて」が近づきましたので

続き欄に詳細を載せます。



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タグ:うさぎ年
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