孟宗竹と真竹の違い [花と心象]
当地の筍(孟宗竹)は、ピークを過ぎたようです。
うちは孟宗竹が少ないのですが、それでも20本くらい掘りました。
いま、八百屋やスーパーマーケットに出ているのは
孟宗竹の筍ですね。
代表的な竹の種類といえば孟宗竹・真竹・淡竹ですが、
今回は、孟宗竹と真竹について取り上げます。
孟宗竹と真竹は出てくる時期に
約1か月のズレがあります。
今回は、双方の違い・特徴を図示し、解説します。
AとBどちらが孟宗竹でどちらが真竹かわかりますか?
下記の解説を見ないうちに考えてください。
筍は食べてもその違いについては意外に知る人が少ないようですね。
①節の輪(上図参照)
孟宗竹=一環、
真竹=二環。
②節間の長さ
孟宗より真竹の方が長い
③節から出る枝も違います。(上図参照)
孟宗竹=1本。
真竹=2本。
④太さと桿(かん=竿状の棒)の長さ
外径:孟宗=8~20cm、肉厚厚い。桿:10~20m
真竹=8~15cm、肉厚薄い。桿:10~20m
⑤桿の色
孟宗竹=粉をふいたように表面が白っぽい。
真竹=艶のある緑
⑥発芽時期と皮の色
孟宗=4月、
真竹=5月から6月。
筍の皮の色にも違いがあります。
真竹は表面に黒い斑点がある。
⑦竹の利用方法
四ツ目垣
上図は、いずれも真竹が使われています。その理由は、孟宗竹に比べ太さが上から下までほぼ細り率が低く強靭だからです。
弓、物干し竿、梯子、籠などの日用品や竹垣などに使われています。子供のころ使っていた物差しも真竹。これは温度差による伸縮が少ないため。昔おむすびを包む皮も真竹でした。
一方、孟宗竹は竹炭、竹酢液、花瓶、竹灯籠などに使われますが、なんといっても味のいいタケノコ料理に多く使われますね。
⑧竹の花は60年~120年に一度咲きます。
わたしは17歳のときに真竹の花が咲いたのを覚えています。
咲いたあと、一斉に枯れてしまうと言われていますが
これも孟宗竹と真竹に違いがあります。
孟宗竹=群落ごとに咲く時期が違う。開花のあと枯れる。
真竹=全国一斉に咲き、その後、全国一斉に枯れる。
このほか、葉の形状、根の付き方、などの違いもありますが省きます。
タグ:孟宗竹と真竹
朝顔づくりの前に [花と心象]
八重桜が咲き始めました。
ここにきて「朝顔記事」のアクセスが増えています。
種蒔きの季節到来でしょうか。
こちらはまだ動いていません。
いつもなら気温が25度以上になる大型連休後に
種まきをするのですが
今年は、夏の到来が早いので、半月早く蒔こうと思っています。
種蒔きの前にやる事は
鉢置台の塗装、地植えの朝顔の支柱づくり、鉢の消毒、
土づくりなどですが、まだ下図のペンキ塗りだけです。
朝顔の前座は、今が盛りの庭の草花たちです。
寄せ植え
オオアマナ
嬉しいことに、親友の形見分けのような野草カザグルマが
昨年より多く蕾を付けました。
カザグルマ
◆
3日前に日帰りで
登山仲間と赤城山麓にある赤城自然園に行ってきました。
アカヤシオを始め見事な山野草や花木を堪能してきました。
続き欄に載せます。
◆
◆
タグ:草花と花木
俺たちに明日はないのか? [長く生きてりゃ・・・]
今日はエトキ(絵と記)ではなく、本文はキのみのブログです。
たまにはこんなのもいいかなと思って・・・。
続き欄に今日の暁烏文芸日誌を載せます。
この映画の最後は
マシンガンでぼっこぼこ悲惨でしたが・・・
◆
◆
タグ:日記
この一月半は・・・ [花と心象]
当地の桜も花見頃となりました。
でも天候不順、雨と曇天続きです。
写真では映えないので拙い墨絵の桜で我慢してください。
前回の更新から一月半も過ぎてしまいました。
いつもアクセスしてくれる人から
「暁烏は死んじゃったらしい?と噂が立ってるよ」
と電話を頂戴しました。
どっこい、しぶとく生きているのですが
更新する暇がないほど忙しかったのです。
といっても遊びの世界ですが・・・。
一番多く時間を費やしたのが読書。
『菜の花の沖』全六巻、『日本幽囚記』全三巻、
『日本沿岸航海及び対日折衝記』『日露戦争史』全三巻。
・・・・これらはロシアの過去を知るためです。
二番目が過去に書き溜めた文章を
著者校正をして短編集を編み始めたこと。
きっかけは姉の死。こんな書き出しで・・・。
三番目は、墨絵を8点描いたこと。
(これは、4月1日からイオンモールで展示するため)
川中島の合戦(信玄と謙信)
ムラサキツユクサ
上図のほか6点描き出展しました。
室内での暇つぶしの時間が多くなりましたが
庭の花壇は、
ヒメキンギョソウや、オキザリスが満開です。
昨夜来の雨で濡れ、垂れ下がって咲くヒメキンギョソウ。
枯れ枝のように見えていたカザグルマは今年も芽ぶき一安心。
これからは室外の楽しみが増えそうです。
タグ:花と墨絵
春が近い [花と心象]
季節の変わり目は、
風が強くなったり寒暖の差が激しくなります。
春が近くなりました。
いや、すでに春かも・・・。
晴れの日は、2時間近く歩くことにしています。
梅の香に誘われて近づいてみると枝垂れ梅が満開
その根元にはタンポポが
ホトケノザも満開です。
海岸に出れば
ユリカモメ・鳩・マガモが人間と共に渚で遊ぶ
自分ばかり食べてないで早くパン投げてくれないかなあ。
さあ、準備はいいかな?
ユリカモメ合唱団。指揮は鳥に変身した小澤征爾先生
みんな沖を見つめているのに一羽だけ
どこにもいる偏屈鳥。
一回り大きい海鳥はカモメですね。
瞳に可愛さが無い。
それに引きかえ
ユリカモメはかわいいつぶらな瞳。
春よ来い。は~やく来い!
タグ:里と海
国際墨画展が終わりました。 [水墨画]
昨日、国際公募墨画展『美は国境を越えて』が終わりました。
世界33か国からたくさんの応募がありました。
今年も多くの友人・知人、そしてブロガーの方々が
お寒いなか足を運んでいただき、ありがとうございました。
今回はコロナの影響が少ないためか
過去3年間で一番多くの人が来てくれました。
行きたいけれど遠すぎて、とか
体調が悪いので行けない、という方のために
ほんの少しですが
雰囲気だけでもお伝えしたいと思います。
過去掲載した自分の駄作も入れてあります。
悪しからず。
正面入り口の大看板
この龍は墨友会会長によるものですが迫力満点です。
国際墨友会会長・小林東雲先生の双龍
墨友会理事・小林東晴先生の冨士
前回のブログでも紹介しましたが、
今や世界のSUMIーE(墨画)時代です。
以下3枚は海外で学ぶ人たちのスナップ写真です。
上図は昨年のAnniversary Albumから転載
まずは招待作家の作品から
日本水墨藝術協会会長・王子江先生の作品
日本墨画協会 会長松井陽水先生の作品
他にもありましたが省略します。
わたしの師匠。墨友会評議委員
中鉢東鳳先生の作品
以下は、一般応募作品ですが数百点あったので
自分がちょっと気になった作品2点だけを載せます。
余白の美を感じた作品
ロシアからの作品
クルーザーレースのようです。
上図は自分の趣味がセーリングなので
ちょっと気になった作品。
自分が描いた過去のセーリング作品は下図。
つぎの二つも過去の応募作品です。
湖畔の月見
3年前に初応募した駄作です。
わが家は3人家族なので3羽の兎にしました。
薩埵峠
2度目の応募作品
半世紀前、沼津に住んでいたころよく出かけた名所です。
広重の描いた「東海道由井の薩埵峠」の現代版です。
今回は、余白の美にウェイトを置き
シンプルな墨彩画に仕上げました。
手本が無いので
過去に描き溜めたスケッチの絵を参考にして
構想を練ること約一月です。
カラスウリと百舌鳥の早贄(ハヤニエ)
今回の応募作品。(半切軸装)
この絵を観て
「マンゴーってこんな形でなってるんだ」
という人が数名おりました。
都会に住んでいると
カラスウリを見たことが無い方がいるんですね。
ちょっと見にくいですが
上部を拡大すると、百舌鳥の目の先に
バッタのハヤニエがあります。
百舌鳥の尾羽の先の位置で右に目を移しますと
カエルのハヤニエも描いてあります。
これにも「なんでカエルやバッタが刺さっているの?」と
質問した方がおりました。
百舌鳥の習性を知らない人には違和感があるんでしょうね。
また、
「水墨画に色付けは、亜流じゃないの?」
という人もおりましたが
昔から山水画に見られるように、墨彩画は亜流ではありません。
絵の具は、顔彩です。
上部拡大
ここには百舌鳥の雄、バッタ、アマガエル、トンボがいます。
下部は、秋の野草を入れました。
これもわかりずらいと思いますが
背景にグラデーションで山並みを入れてあります。
最後の一筆ですのでうまくグラデーションに描けるか
緊張しました。
和紙に描いた後、軸装仕上げをするなら
満足ゆくまで描き直せばよいのですが
わたしは、白地の軸に直接筆を入れるので
一発勝負。いつも血圧が上がります。
ススキの穂だけで半日かかりました。
当初は、初夏の夜に咲くカラスウリの花(下図)と
対で2幅出品したかったのですが体力的に無理でした。
カラスウリの花。(試し描き)
夜に咲く妖艶な花です。
▲今回の展覧会を観て感じたことは、
絵画って平和だな、と思ったことです。
なぜなら、戦争当事国のウクライナとロシアの作品が
同じ会場に仲良くたくさん並んでいるのですから・・・。
「美は国境を越えて」の真髄を感じました。
◆
◆
◆会場にお越しいただいたブロガーのリュカさんと、
Boss365さんがご自分のブログに今回の展覧会の絵多数と感想を
詳しく載せておりますので、合わせてご覧ください。
構想の背景は続き欄に記します。
◆
◆
タグ:墨絵
国際公募墨画展『美は国境を越えて』は、あと4日後に [水墨画]
あと4日で21回目の展覧会が開催されます。
世界の水墨画愛好者の作品ががメインですが、
中央アジアやヨーロッパの子供たちの絵も
飾られます。
上図のとおり70歳以上の来館者は無料です。
水墨画といいますと中国や日本・韓国だけのものと思いがちですが
今や全世界に愛好者がいて「世界の水墨画」なんですね。
日本の代表的墨画は
雪舟・俵屋宗達、長谷川等伯・尾形光琳・伊藤若冲などの
作品を連想させますが、これらは古典画。
現代の水墨画は多岐にわたっています。
この展覧会は
各国の大使や大使館職員らのテープカットで始まります。
毎年厳寒の季節に開かれますが、
ありがたいことにたくさんの人が訪れてくれます。
当方は、入選したとしても「その他大勢」の部類ですが
ご来館をお待ちいたします。
◆
タグ:水墨画
寒中見舞い [花と心象]
当方、年の瀬30日に姉の告別式でしたので、只今忌中です。
落ち着きましたら
またブログを更新しようと思いますが
しばらくの間、休みます。
今年もお付き合いのほど
宜しくお願いいたします。
◆
なお、昨年たくさんの方々にご来場・ご観覧いただいた
『美は国境を越えて』国際公募墨画展には
今回も応募しております。
カラスウリと百舌鳥のハヤニエを描きました。
駄作ですがご覧いただければ幸いです。
会期:1月25日~2月5日
10:00~18:00(火曜日休館)
初日15時開場。最終日10:00迄
場 所:国立新美術館(東京・港区六本木)
(地下鉄千代田線乃木坂駅0分)
(東京メトロ日比谷線六本木駅歩5分)
タグ:寒中見舞い
谷川岳の紅葉 [旅紀行]
25年間続けた登山同好会は、
4月中旬、奥多摩で実施210回目に解散式を行いました。
理由は、
会員の構成が高校時代の同期生なので
ほとんどが私と同じ80歳。高齢になったためです。
解散後も何人かは個人的に登山を続けています。
自分は、朝顔づくりが一段落したので
紅葉狩りに出かけました。
行き先は谷川岳、気楽な日帰り独り旅です。
過去数回登っているので勝手知ったる山なのですが
帰りのバスの本数が少ないためと
腰痛の再発を考慮して
今回は避難小屋までで引き返しました。
下調べでは、「紅葉にはまだ少し早い」とありましたが
充分楽しめました。
ロープウェイで天神平へ
意外にも観光客少なくロープウェイは、
ガラガラで待たずに乗れる。
以下よろしかったら続き欄へ
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タグ:登山
悪魔の爪 [花と心象]
天女の髪飾りにしたいような朝顔が今頃になって咲きました。
「好事魔多し」
今日は、魔除けの植物「悪魔の爪」のご紹介です。
先般8月11日のブログで不思議な形の植物の実を紹介しましたが
その後の経過を載せます。
発芽直後の姿はこんなものでした。
今では高さ80㎝、幅90㎝程になりました。
ベランダ栽培は難しい大きさです。
うちは花壇に20粒ほど蒔いて1本だけ育ちました。
調べたところ、
この植物は、進化できなかった食虫植物のようです。
葉は蕗の葉に似ていますが葉の両面や花・茎・実に
繊毛がびっしり生えていて指で触ると
納豆の糸のようにべたつきます。
葉裏
どんなに暑い日でも葉の両面はしっとりとしています。
水を与えなくとも育ちます。
どうも空気中から水分を取っているようです。
困ることは、臭いです。
花・茎・葉・どこを触っても嫌な臭いがします。
悪魔と名がつくくらいですから
いい香りは無理ですね。
絶えられないほどの臭いではありませんが、
何とも例えようのない臭いで、触った後は洗い落とさないと
いつまでも悪臭がへばりつきます。
団子状になった蕾は下から開花してゆきます。
花弁は5枚で1個3~4センチほどの大きさ。
人間にとっては嫌な臭いでも昆虫にとってはいい匂いらしく
コバエのような昆虫が貼りつきます。
実のつき方はとても多く現在16個もついています。
オクラのような実が一房からたくさん付いています。
この時点で収穫し砂漠の民は食べているようですが
まだトライしていません。
長さは18センチ程です。
大きくなるにつれ先端が鉤状になってきました。
悪魔の爪は俗称で、
和名は、キバナツノゴマ(黄花角胡麻)
まもなく上図のような果実になることを楽しみに
毎日観察しています。
タグ:食虫植物
わが家の彼岸花 [マイ・アサガオ’23]
彼岸に咲く花といえば曼珠沙華です。
しかし、彼岸のころに咲く花は、ほかにもたくさんあります。
わが家の彼岸の花は、朝顔です。
梅雨入り前に蒔いた苗は、酷暑が災いして根腐れ多発。
なので、7月下旬二度目に蒔いた朝顔が今が盛りと咲いているのです。
あと蒔きの鉢は30鉢あります。
連日、酷暑の中で作業をしていますと
足もともこんな具合になります。
数が多いのであとは続き欄に載せます。
今夏の「ぼっち朝顔市」です。
◆
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タグ:アサガオ
残暑の中で [マイ・アサガオ’23]
例年なら旧盆の時期に花盛りとなるのですが
今夏は、遅いスタート(タネ蒔き)だったので
今が花盛りです。とはいうものの
17鉢が根腐れで枯れてしまい大凶作の夏です。
いまの花をここに掲げます。
鉢を数個寄せてみました。
種類別は続き欄に載せます。
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タグ:アサガオ
不出来なりに咲き始めました [マイ・アサガオ’23]
出遅れましたが
不出来ですが、ぼちぼち咲き始めました。
今年は鉢植えより地植えの方がきれいに咲いています。
お気に入りの松嶋二身分けが毎日咲くようになりました。
花芯に向かって紫色が濃くなります。
サッカーなでしこチームの新ユニホームに似ています。
切込みづくりの大輪ですが中輪になってしまいました。
窓辺の鉢植え。
奥のカーテンとガラス窓に写る花弁。
地植えの大輪。大輪は鉢植えの方が冴えますね。失敗。
花筒の透明感に色気を感じます。
桔梗咲ですが、白が多く出て失敗作です。
これは昨年名前の判らなかった洋種スピリッドペタルの蕾ですが
今夏はフリルがありません。
下図の花ばかりです。
曜にピンクが入った白の花の花芯をアップで・・・。
大輪紅の覆輪枝垂れなのですが、鉢植えにしました。
靑が冴えています。これも地植えです。
最後に植えた小鉢の苗は1本も枯れずに順調に育っています。
渦の団十郎の苗です。まだ幹が細いので本植えは、まだ無理です。
続き欄は、朝顔ではありませんが
不思議な形をした植物のタネを紹介します。
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タグ:アサガオ
過去にない出来の悪さ [マイ・アサガオ’23]
例年より1月遅れでタネを蒔いたアサガオの出来は
7月下旬になっても開花はまばらです。
36種110個蒔いたタネの内、発芽が72本。ここまでは順調でしたが
小鉢、本鉢移植後、約30本が根腐れです。
こんなことは過去20年間で初めての体験です。
根腐れでダメになった鉢の一部
根腐れの原因は、
普通水のやりすぎや、肥料過多などですが
今夏は蒸し暑さが原因なのか鉢中の土が乾かず
カビが生えました。
もうひとつは、土づくりの失敗のようです。
去年買い置きしてあった、腐葉土と市販の培養土を
使ったからかもしれません。
それでも残った37鉢には花芽が着き始めました。
ここ1週間で咲いた花を載せてみます。
これは「松嶋」という正木系の変化朝顔で、
咲分けする種類ですが縞模様になりました。
これは大輪の爪覆輪なのですが、小ぶりです。
種の継続保存ができなくなりますので
先週末,新たに種を蒔きました。その小鉢が下図です。
樹木の下の涼しい所に小鉢を並べています。
以上のようなわけで、今夏の朝顔ブログの更新は、少なくなります。
タグ:アサガオ
猫の手を借りたい6月 [マイ・アサガオ’23]
5月に動けなかった分を取り返すべく
6月は忙しくなりました。
幾分体調が回復したので
真竹の筍伐採、奥多摩の山荘から受注した絵画の制作、
インターハイ・サッカー千葉県予選観戦、
そして朝顔づくりと寝る暇なしです。
真竹の筍は雨季に出てくるため、切って切って切りまくりました。
その数およそ300本以上です。
これは細くて短い筍。
もう立派な竹に育ってしまったものが大半でした。
山荘の主人の要望は「好きなカラスウリを描いて!」でしたので
夏のカラスウリの花と晩秋の赤くなった実を描きました。
カラスウリの花は、見たことがない人が多いようですね。
夜間に咲きます。
上図二つは、過去のスケッチが役立ちました。
宅配便で送ったところ、「このように飾った」と写メールが届く。
楽しかったのはインターハイ・サッカー県予選です。
副主将を務める孫(近所の少年)のチームが準決勝まで
勝ち進んだからです。
さて
前回以後の朝顔状況については続き欄に記します。
◆
◆
タグ:アサガオ
遅蒔きながら始めました。 [マイ・アサガオ’23]
5月は、ぎっくり腰に風邪ひきで最悪の月でした。
アクセスしてくれた方への返礼もせず失礼しました。
6月に入り、だいぶ回復しましたので、
遅まきながら朝顔づくりを始めました。
しかし、脊柱管狭窄症が原因の腰痛は、いまなお続いているため
今夏は、鉢の数は例年の半分程度にします。
また、変化朝顔はたくさんのタネを蒔かねばならないため
正木系統のみとし、あとは大輪を主として作ることにしました。
6/4 初日。芽切開始
カッターを使わず爪切りでタネの腹部に一か所表皮を切る。
針先にあるでっぱりが切ったところ。
切るコツは、表皮(0.4mm程度)だけに傷をつけること。
表皮の下にある葉っぱ部分まで切ってしまうと子葉がちぎれて出てくる。
傷をつける理由は、朝顔の表皮は硬いため、傷をつけ水の吸収をよくするため。
6/5 二日目 浸種
芽切後、紙コップに種類別のタネを入れティッシュペーパーで軽く押さえる。
その上から、ぬるま湯をタネがかぶさる程度に注ぎ6時間浸種。
6/5 三日目 タネまき
深さ1.5cm程度の穴を割り箸で。
昨年までは苗床に蒔いていたけれど今夏は腰痛で一工程省き、花壇に直播です。
無菌状態ではないからちょっと心配。
今夏は36種、極端に少ない。
6/7 五日目。種まきのから3日目の状態。
110粒蒔いて三日目の発芽は72。
タネの種類により発芽が遅くなるものもあるから上々の出来。
梅雨に入ってしまったので、小鉢移植はロスが出るかと思います。
雨の日の移植は、根腐れしてしまうからです。
相変わらずの朝顔づくりですが
今年もお付き合いください。
タグ:アサガオ
初夏の野草と木の実 [花と心象]
ぎっくり腰になった一週間後、
今度は風邪をひき一週間熱にうなされました。
のどの痛みから始まり38.5度の高熱が続いたので
コロナ感染かと疑い
検査してもらったところ陰性で一安心。
Tに赤線が入ると陽性
どこで移ったのかを考えると
どうもバスケットボール関東大学選手権観戦の時らしい。
このとき先輩から戴いた一冊の本のなかに
「人間は自然治癒力があるのだから
むやみに薬を飲むことはない」と書いてあった。
よし! 今回は、自力で治そうと
ひたすらじっとしていたのですがこれが裏目に出てしまいました。
まだ咳は出ているものの36.6度まで下がったので
今日は8.000歩ほど歩いてみました。
散歩道の野草は、
約一ケ月の間にぐんぐん伸びていることに気づきびっくりです。
ブタナ
サクランボ
ヘラオオバコ
以下散歩中に出会った小さな花と木の実です。
あとは続き欄に載せます。
◆
◆
タグ:野草
朝顔のタネ蒔き前に [花と心象]
今日は端午の節句。
さて、気温が高くなり種を蒔く準備でしょうか。
朝顔記事へのブログアクセスがとても多くなりました。
しかし
朝顔の種を蒔くにはまだ少し気温が安定しません。
毎年GWを過ぎてから蒔いていますが今夏はやめようか
迷っています。
理由は、長引く腰痛です。
ぎっくり腰を発症したのが約20日前。
2日に行われた整形外科のMRI検査で分かったことは
背骨の5番骨がずれてしまったことと、
その上の脊椎が狭窄して神経が細くなっていました。
じっとしていられない性分のため
GW前に新潟県長岡市にある
国営「越後丘陵公園」へ
日帰りのスケッチ旅行に出まかけました。
この旅の2日前には、奥多摩の山荘で登山同好会の
解散式があり、当方代表者の手前無理して出席しました。
朝、青梅駅で奥多摩駅行き電車に乗り換えようとホームに降りた瞬間
突然右足の腿から爪先までマヒ、その場にバッタリ倒れてしまいました。
幸い合気道で習った受け身の技で腕の打撲だけで済みましたが
このマヒも背骨の異常が原因でした。
自業自得です。
前置きが長くなりましたが
痛みをこらえて出かけた越後丘陵公園の
チューリップとシャクナゲを載せます。
公園の入り口
きれいな花がたくさん咲いていましたのであとは続き欄に
◆
◆
タグ:チューリップとシャクナゲ
思い入れのある花 [花と心象]
絶滅危惧種カザグルマが咲きました。
2年ぶりです。
この花には、親友の思いが詰まっています。
以前にも書きましたがカザグルマは
キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草です。
本州、四国、九州北部、東アジアの林縁に自生します。
しかし、育てるのは結構難しい植物です。
都市化の進んだ船橋市ではとうの昔に絶えてしまったと思っていたところ
かれは数年前偶然近くの雑木林でこれを見つけました。
友は挿し芽で数を増やし、
これを船橋市立アンデルセン公園に寄贈しましたが
同公園は、1年で全て枯らしてしまいました。
自宅に残しておいた1本から再び増やして数鉢作りました。
このうちの一本が写真の花です。
頂戴した翌年は1輪、2年目はゼロ。
3年目の今年は6輪咲きました。
なぜ去年は咲かなかったのだろうか?
カザグルマの身になって考えてみました。
丹精込めて育ててくれた人が前年の12月に亡くなっているのです。
だからカザグルマも悲しかったのではなかろうか・・・・。
親友の死後、かれの息子はこの貴重なカザグルマを1鉢も残さず
処分してしまいました。
先はじめはの花弁は6枚ですがその後、風車のように8枚になる。
友人宅にあったカザグルマの遺伝子を引き継いでいるのは
わが家のこの一鉢だけです。
◆
<備考>
1.カザグルマは、友人の努力で平成19年に船橋市の花に制定されました。
2.カザグルマが欧州に渡って改良され里帰りしたのがクレマチスです。つまりクレマチスの原種なんですね。
似たような花でテッセンがありますが、これは中国が原産でカザグルマとは似て非なるものです。
3.この花は、環境省レッドリスト2020では、準絶滅危惧種です。また神奈川県では絶滅危惧類にランクされています。
4.日本でのカザグルマは、全国に約20種が自生しています。
5.咲かなかった本当の理由は、この花の特徴を知らなかったためのようです。
というのは、カザグルマは、旧枝咲といって、前年に伸びた枝に花をつける特徴があるのです。
一輪咲いた年に、蔓が伸びすぎたと思ってうっかり剪定しまったようです。
タグ:カザグルマ
次々と咲く花 [花と心象]
齢を重ねると時のたつのが早い。
そのスピードは日増しに速まっています。
若いころは鈍行だったものが、中高年には新幹線、
ちかごろはジェット機並みです。
季節の移り変わる早さも負けてはいません。
今春の花々は特急なみに咲いては散ってゆきます。
コロナ禍、閉塞状態だった行動制限が緩和されたためももあり
今までにない格別な春を感じます。
腰痛は9割がた回復したので8,000歩ほど歩いてみました。
まずは、花壇の球根ツリガネソウから
白のツツジ。拡大するとうっすらとピンクの筋が入っている。
休耕地に咲いていたオオアマナ(ベツレヘムノ星)の群生
今日は気温25度.快晴。亀は、気持ちよさそうに甲羅干しです。
ここの藤棚は200m近くあるが、花は長く垂れ下がらない品種。しかし、藤の香は強い。
横から見た藤。日曜日なのに公園のベンチに人影なし。
ツツジとのコラボ
これは桑の実です。まだ緑色。
タグ:春の草花