ひと月遅れの種まき [マイ・アサガオ '19]
わたしのブログのメインテーマは、朝顔づくりです。
例年30°Cを超える真夏日に早朝から多いときで8時間近く
朝顔にかかわるのは、もう体力的に無理になりました。
そんなわけで、今年は朝顔づくりをやめようと決めていたのですが、
80種以上の種を見ているうち
見捨てたら、もうこの子たちの命は無くなる。
種の継続は、ここで途絶えるわけです。
老いたペットを野に捨てるに等しく忍びない。
そこで少しだけ鉢づくりをしようと考え直しました。
この結論に達したのが遅かったため
今頃になって、種を蒔きました。
蒔いた数もパレット1枚分(苗床は2つ)ですから
24種です。蒔かなかった種は、植物園に寄贈することにしました。
全部育ったとしても24鉢程度なら何とかできるかな?
苗床は、基本を守り、バーミキュライトと川砂の混合で作りました。
上記のほか
洋種のフライング・ソーサは、花壇に直播にしました。
野良猫のトイレ場になるのを防ぐため竹の串や猫除けマット、竹ヒゴなど
いろんなものを置いていますが、この辺りに蒔きました。
手前の花が終わるころにかわいい芽が出ると思います。
5月上旬に種を蒔いた友人たちから
「今年は発芽率が悪い」とか
「まったく芽が出ない」などの
報告が入っています。
どうも、昨年種ができるころに襲ってきた大型台風が原因のようです。
海に近いので塩害がひどかったのです。
朝顔だけでなく友人宅のキウイも今年の結実は1/3程度なんです。
うちの真竹の竹の子も昨年の半分です。
参考:バーミキュライトの特質:
バーミキュライトは、天然のケイ酸塩鉱物です。高温で原石を焼くと約10倍に膨らむ。これが蛭の動きに似ていることから「苦土蛭石」ともいう。特徴は
1.保水性がある。
2.無菌なので育苗をする際に、病害虫の発生確率を減らすことができる。
3.保肥世がある。塩基置換容量といって土中に含まれるカルシウムやマグネシウム、カリウムを保持する能力が高いため、肥料が無駄に流れ出ない性質がある。
4.中が空洞なので軽量。鉢やプランターの移動が楽。
5.中が空洞なので、断熱性に優れている。真夏の高温対策になる。
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