晩秋の運動不足解消法 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
夏に強いわたしです。
秋から早春までは運動不足になりがちです。
このたび健康維持にとてもいい運動をみつけました。
山仕事です。
とはいえ自分の家の土地につき
報酬はありません。
これはOさんのピックアップトラックです。
いつもはトルネードのヨットをけん引している車です。
初日、ヨット仲間のOさんと、フェンシング協会役員のUさんが応援に駆け付けてくれました。
これはUさんの車。荷台に本格的な草刈機を積んでやってきました。
持つべきは友人。ありがた~い!
雑木と竹がはびこる現場。
まずは、樹齢70余年の柿の木伐採です。
Oさんの趣味はヨットのほか金属クラフト。
米国の家や日本の自宅でいろいろなものを作っている。
なかでもトレーラーまで作ってしまうから驚き!
そのため用具も万端。
チェーンソーであっという間に倒しました。
長さを測りながらの玉きり。これは薪ストーブに入る長さなのです。
これを見たとき、ダビンチの手記が頭をよぎりました。
『木は自分の破滅を持って木を伐るものに復讐する』・・・・の一節です。
自分と同じころに生まれ、ずっと共に生きてきた柿の木です。
復讐されても受けいれざるを得ないような気持になりました。
雑草刈りはUさん、竹の伐採は自分の担当。竹に絡みつく藤蔓にてこずりました。
初日以後は、一人で作業を続けているので遅々として進まない。
竹だけでも優に100本は切りました。
竹の根っこは、ツルハシしか使えないので汗びっしょりです。
除草と雑木伐採後はご覧のとおりすっきりですが
まだまだ、奥の雑木は手つかずのまま。半分も終わっていません。
樹齢100年近くの木が絡み合っている。
こんなわけで只今いい汗をかいています。
今までは職人にお願いしていたのですが、
自分で切ったほうが健康のためにいいと気づいた次第です。
人間は動物です。
ほとんど水で構成された細胞を揺らさないと
細胞は腐ります。
お世辞がたぶんに含んでいることはわかっていますが
「きみはタフだね」
「きみは若いね」
「歩く速さがめちゃくちゃ早いね」
と、よくいわれます。
そんなときわたしは
「先祖がカツオです。親類にマグロもいます」
「動きを止めたら死んじゃうんです」
と応えるようにしています。
今日のように雨の日でも指先は動いています。
一日一画だからです。
晩秋の河原
おしまい
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