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棚ぼた旅行 [旅紀行]

ここにご紹介するのは、季節外れの七夕旅行ではない。

棚からぼた餅のような「棚ぼた旅行」である。

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友人の兄が突然亡くなった。

これが原因で思いもよらぬ旅行が舞い込んできた。

かれが予約していた日本海美食旅

「越乃Shu[かわいい]Kura]である。

行けなくなったから行ってくれというのだ。

幸い日帰りコースだったので

行くことにした。

内容は、地酒王国・新潟で列車に乗って日本酒三昧

という副題がついていた。

時系列にビジュアルでご紹介。

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出発・帰着起点は東京駅

まず北陸新幹線で妙高高原駅へ


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幸い快晴、乗降客は少ない。

ここから在来線ホームへ移動すると

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駅員が横断幕を持って出迎えてくれた。


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快速電車なのだが、なかなかしゃれた車両だった。


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この列車で越後湯沢まで乗り換えなしで行ける。


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客車内は、日本海側に窓ごとに二人用の席が並んでいる。

自分は、反対側の席。

椅子の向きが中通路を挟んで同じ向きに作られているため

窓辺の乗客の背中越しにしか外の景色が見えない。

まもなくアテンダントがメニューを配り始めた。


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つづいて

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写真のような地酒と料理が運ばれてくる。

ここでしか味わえないという「君の井酒造」の大吟醸がビンと升で運ばれてきた。

さわやかな口当たりの酒だった。


酒が飲めない人には

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ソフトドリンクが配られる。


しばらくすると「隣の車両で生演奏が始まります」と車内アナウンスが・・・。

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乗客は、この車両の端にある「地酒コーナー」から好きな酒を選んで飲みながら鑑賞。

ただしこちらの酒は有料。

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自分の席に戻ると窓辺の二人連れは酔いが回って来たのかイチャイチャしてじつに目障り。

後ろから観られていることなど忘れている。

男が女性の腰に手を回したり、

「今晩もおおいに飲みましょね ウッフーン」

などとやっている。

車内をよく見ると男女二人連れのじつに多いこと。

耳に入ってくる会話の内容から夫婦ではなさそう。

中高年の夫婦だったらよそよそしい会話なんぞ、しないはず(例外もあるが・・・)

左隣の50代の男は、連れの女性の手を握ったままかの女に熱い視線を送っている。

こんな列車に3時間も乗る羽目になった。

席に坐っているのがわずらわしくなって生演奏をする隣の車両に移動して

ちびりちびりやりながら日本海を眺めて過ごした。

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13時11分越後湯沢に到着。

帰りの上越新幹線発車時刻まで2時間ちかくあったので駅東口の街中を散歩する。

やっと自然の空気に触れることができてほっとする。

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駅ビル内にある地酒の試飲コーナーで厄払い?をしたあと

清酒「八海山」の蔵元が経営する「酒風呂」に入り帰途につく。

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地酒試飲コーナー

 あるある、いろんな地酒が。さすがに米どころ新潟



心臓病をクリアーしたので、

久しぶりに飲めるようになったけれど、ちょっと悪酔いする旅だった。


総括すると、このコースは一人で行くもんじゃありません。みじめになります。


[サッカー]





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病院通いの年季明け [長く生きてりゃ・・・]

今週月曜日は、ハレの日でした。

ここ5年近く心臓の具合が悪いため

病院通いが続いていて

年の初めはついに100m歩くのに2.3度立ち止まらないと

歩けなくなったため2月に手術をしました。

最終的な病名は、発作性心房細動です。

ホルター装着.jpg

ホルター装着。 この計測器を何度つけたことか・・・。

心臓発作性心房細動術後3日めの足の付け根.jpg

術後3日目の内出血あとが痛々しい。


術後も、毎月CT検査やホルター心電図、レントゲンなど

検査、検査で参っていましたが、

担当医より

「きょうで卒業です」と言われました。

ついに見放されたのか?と一瞬思いましたが

「もう大丈夫です」といわれ一安心です。

長年飲んでいた薬を飲まなくて済むようです。

でも、心臓の病気は一度なったら治らないよ、

といわれたことがあるので

安心はできません。

少し動線を少なくして過ごそうと思います。

てなことを言いながら明日は山歩きです。

[サッカー]

タグ:健康
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晩秋の運動不足解消法 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]


夏に強いわたしです。

秋から早春までは運動不足になりがちです。

このたび健康維持にとてもいい運動をみつけました。

山仕事です。

とはいえ自分の家の土地につき

報酬はありません。

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これはOさんのピックアップトラックです。

いつもはトルネードのヨットをけん引している車です。

初日、ヨット仲間のOさんと、フェンシング協会役員のUさんが応援に駆け付けてくれました。


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これはUさんの車。荷台に本格的な草刈機を積んでやってきました。

持つべきは友人。ありがた~い!

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雑木と竹がはびこる現場。

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まずは、樹齢70余年の柿の木伐採です。


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Oさんの趣味はヨットのほか金属クラフト。

米国の家や日本の自宅でいろいろなものを作っている。

なかでもトレーラーまで作ってしまうから驚き!

そのため用具も万端。

チェーンソーであっという間に倒しました。

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長さを測りながらの玉きり。これは薪ストーブに入る長さなのです。


これを見たとき、ダビンチの手記が頭をよぎりました。

『木は自分の破滅を持って木を伐るものに復讐する』・・・・の一節です。

自分と同じころに生まれ、ずっと共に生きてきた柿の木です。

復讐されても受けいれざるを得ないような気持になりました。


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雑草刈りはUさん、竹の伐採は自分の担当。竹に絡みつく藤蔓にてこずりました。


初日以後は、一人で作業を続けているので遅々として進まない。

竹だけでも優に100本は切りました。

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竹の根っこは、ツルハシしか使えないので汗びっしょりです。

除草と雑木伐採後はご覧のとおりすっきりですが

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まだまだ、奥の雑木は手つかずのまま。半分も終わっていません。

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樹齢100年近くの木が絡み合っている。


こんなわけで只今いい汗をかいています。

今までは職人にお願いしていたのですが、

自分で切ったほうが健康のためにいいと気づいた次第です。


人間は動物です。

ほとんど水で構成された細胞を揺らさないと

細胞は腐ります。


お世辞がたぶんに含んでいることはわかっていますが

「きみはタフだね」

「きみは若いね」

「歩く速さがめちゃくちゃ早いね」

と、よくいわれます。


そんなときわたしは

「先祖がカツオです。親類にマグロもいます」

「動きを止めたら死んじゃうんです」

と応えるようにしています。


今日のように雨の日でも指先は動いています。

一日一画だからです。

秋の河原.jpg

晩秋の河原


おしまい[サッカー]



タグ:健康
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結婚祝 [スポーツ]

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去る9月、若いヨット仲間が結婚しました。

長年、県大会やタイの国際レースで好成績を上げてきた女性です。

客船をチャーターして開いた結婚披露パーティーは、

心臓の術後検査日と重なり出席できなかったので

今回愛艇(ヨット)を使い

遅まきながらお祝いのデイ・セーリングをしました。

乗艇者は、新婚夫妻を含めヨット仲間5人。

2.乗船者 昼の部.jpg

予定では、東京夢の島マリーナを出港し、ディズニーランド沖を

セーリングしながら、浦安マリーナに入港。

上陸したあと、ホテルで会食をすることになっていました。

ところが、入港するとゲストバースが修理中。

着艇できず追い返されてしまいました。

誤算でした。

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以前の浦安マリーナのゲストバース。これが事故や台風で工事中だったのです。


酒・ビールは十分あるものの食べ物は

乾き物(つまみ)しかありません。

こんな時の海上は、不便極まりないのです。

バンコックのような水上マーケットや物売り舟なんて

東京湾にはありません。(本船相手の商い舟は今もあるかも)

結局アルコールだけで夕方まで過ごすことになりました。

しかし、若い者に囲まれてのセーリングは

昼抜きでも楽しい一日でした。


セーリング中に見た光景を続き欄に載せます。

特に有明や晴海ふ頭は、オリンピック関連の工事が

着々と進められているのを目の当たりにしました。

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