日々、花の顔は違う [花と心象]
「変化朝顔」を作り始めたときから
目を楽しませてくれたお礼に
一鉢一鉢心を込めて記念写真?を撮り続けてきました。
石畳といって五弁に切り咲きする変化朝顔の親木
無傷で咲く花だけでなく害虫に侵されたものも含めて撮っています。
蕾の段階で青虫(シジミチョウの幼虫)が食い始めるので開花すると幾何学的模様の穴が・・・
そこでわかったことは、一見同じ種類の花模様に見えても
日々、花の「顔」は違うことを知りました。
撮影日の天候、時刻、光の強弱、被写体を捉える角度によって
変わって見えるのです。
柔らかい日差しの中で・・・
青斑入鍬形葉桃中輪
ブログにアクセスくださる方の中には
また同じ花じゃないか、と思う人もいらっしゃるかと思いますが
種類は同じでも姿かたちが違うところに気づいていただければ幸いです。
雨でズタズタになってしまった花弁も一か所に集めて撮れば結構きれい
この花の特徴は、葉っぱが龍爪葉(龍の爪のよう)であることと、花芯に臍があること。
この花の特徴は、葉の形がハート形で色が黄緑(これを黄葉という)、
葉の周囲が抱き葉(内側によじれている)になっていること。
紫の花弁の外周にところどころ白がある(爪覆輪といいます)。車咲(出物)の親木です。
種類が異なる花の2本植えなのでわかりにくいですが
葉の色は緑(これを青という)で、葉っぱは並み葉(いわゆるオーソドックスな形=最初の画像参照)
花の特徴は、花芯がピンクで曜(筋)が青でくっきりと星形であること。
葉の色は緑(これを青という)で、葉っぱは並み葉(いわゆるオーソドックスな形=最初の画像参照)
花の特徴は、花芯がピンクで曜(筋)が青でくっきりと星形であること。
葉っぱは緑(青)で蝉の形をしている。葉にところどころ白い斑(ふ)がは入っている。=(青斑入り蝉葉)
大輪の特徴は、ほとんど蝉葉であることです。
花弁の色が涼しさを呼ぶ浅葱色で、曜が同色。
「青斑入蝉葉浅葱大輪」といいます。
これも黄葉(黄緑色)の芋葉形の抱き葉だが、花弁の色が違う。風鈴(出物)の親木です。
カメラの具合で実際の色が出ていませんが、本当は瑠璃色です。
蔓が上に伸びない枝垂れ朝顔。斑入り蝉葉の大輪です。
「青斑入蝉葉紅爪覆輪枝垂」といいます。
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