今年のレッドブル エアーレース見物 [人生とは死ぬまでの暇つぶし?]
今年も軽飛行機のF!レースといわれる
レッドブルエアーレース見物に行ってきました。
ウインチを使ってメインセール(主帆)を上げる。
若い二人のおかげでこちらは往復ともオーナーズチェアーに坐ったまま。
ホームポート夢の島マリーナを9時15分に出航。
会場の幕張メッセ近くの海岸沖に
着いたのが昼少し前。
昨年は、この時刻に200杯ちかくの見物プレジャーボートが
ひしめいていました。なのに、今回は閑散としている。
おかしいな? 海上見物禁止になったのか? と
電話確認したところ、予選レースは午後4時からとわかり
がっかりです。
でもわたしたちの船は、他のナンパ船とちがい
男ばかり7人ですが船上は盛り上がりました。
6~8m/secのちょうどいい風が吹いて快適
乗員にピントを合わせると水平線は斜めになりますが、この差が船の傾きです。
飛行機は早いので合わせるのが難しい。パイロンと重なりました。
レース前の練習飛行を1時間ほど見て早々と帰途に就きました。
翌日の決勝レースにもこのうちの2人は見物に行きました。
予選3位で通過した期待の日本人パイロット室谷氏は、
降下速度制限のGを越えて失格になったようです。
タグ:セーリング
花のない公園 [花と心象]
家から、3分ほど歩きますと
大きな公園があります。
広さは11.9ヘクタール。
日本庭園やサイクリングロード、催しもの広場などがあります。
県内に13ある県立都市公園※の一つです。
ある日の公園を紹介します。
一歩中に入ると別世界。のどかな昼下がり
外は強風が吹いていますが公園内の森は実に静か。
木の下で遊ぶ少年たち。右は車椅子での老人の散歩。
それぞれの視線は異なります
飼い主は犬に、犬は二人のご婦人を・・・
飼い主:「ご婦人にばかり目が行っちゃだめじゃないか!」
犬:「ごめんよ、ごめん!いつもの癖がつい・・・・」
近寄ってみると双方癒し癒され、信頼しきっている様子
木々は目立つが何か一つ物足りない
こちらも広~い原っぱ、緑一色。
原っぱには風をさえぎるものがない。
だから木の葉は強風をまともに受けて裏返っている。
目を閉じるとサワサワと風の音しか聞こえない。
ヨットのマストにシート(ロープ)が当たって鳴る音とはちょっと違う。
セール(帆)に当たる風の音とも違う。
木の葉の摺れる音を久しく聞いていなかったことに気付く。
藤棚の下にくつろげるベンチがたくさん置いてある。
坐ると正面には花壇もある。
しかし、何か物足りない。
まもなく気づいた。
「花のない公園」ということに・・・・。
ここは高木、中木、灌木、生垣がメインの公園なのだ。
梅雨入りが近づいている。
※千葉県立都市公園とは、次の13か所を言います。
①青葉の森公園、②印旛沼公園、③柏の葉公園、④行田公園、⑤館山運動公園、⑥千葉県総合スポーツセンター、⑦長生の森公園、⑧手賀沼自然ふれあい緑道、⑨羽衣公園、⑩蓮沼海浜公園、⑪富津公園、⑫北総花の丘公園、⑬幕張海浜公園
このほか
港湾環境整備施設として千葉ポートタワーほか10か所、
自然公園が九十九里自然公園ほか8か所、
自然公園施設が勝浦海中公園ほか7か所、
県民の森が大多喜県民の森ほか6か所あります。
千葉県内の民間遊園地で有名なのは、ご存知東京ディズニーランドと東京ドイツ村です。
いま全国的に人気のふなばしアンデルセン公園は、県立ではなく船橋市の施設です。
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タグ:花
県展の開期もあと2日 [水墨画]
火曜日から始まった千葉県水墨会主催の県展も
順調に進みあと二日です。
開催前日の月曜日は、大忙しでした。
自分の作品だけなら時間はかからないのですが
今回は、会場内の一室に掲げる約200点の展示作業があったのです。
房州団扇コーナー
作業終了直後の第5室の一部。
搬入から4時間後、すべての作業終了。
手前の馬の絵から3点が暁烏の作品です。
作業終了後、急いで喪服に着替えてこんどは親友の通夜に参列しました。
翌日の9時半から告別式に参列後、千葉県立美術館へ。
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初日から多くの知人・友人が来場
疲れは感じません。
暁烏の受賞作品『河童古事記 岩戸の舞』前で見いる人たち
今回上位から8番目の賞『議会議長賞』をいただいた絵です。
神話の神々を河童にして描きました。
正面から見ますと
こんな感じ。
ひっくり返した桶の上で踊るアメノウズメノカッパ(ミコト)を拡大すると
下図のようになります。
古事記では「・・・ホトまで出して踊った・・・云々」とありますが
(河童の好物はキュウリなので)キュウリの葉っぱで隠しました。
今年は朝顔の花をやめ、朝顔の種を売る少年少女を描きました。
開催日の4日前に描き終わった絵です。
けっこう賛辞が多くてほっとしました。
はっきり見えませんが馬の数は9頭です。
残りの人生ウマク(馬九)行くように願いを込めて描きました。
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こんなのも出しました。(団扇は審査対象外)
これは房州団扇です。
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ほかの作品も本人の了解を得たので載せてみます
岩と海面の描写が秀逸です
個人的に一番感動した墨絵
これは津波に遭った東北の海岸です
鎮魂の意味で描いたそうです
春容(大河原の千本桜)
他の人の作品は、花や自然の写実的表現がほとんどです。
自分は、絵の中に人間を含む生き物を入れました。
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連日来場くださる方々に心より御礼申し上げます。
また、当方のブログを見て来られる方が年ごとに増えてきました。
本当にありがとうございます。
タグ:水墨画
ギターと墨絵のコラボ [水墨画]
強風と雨でGWのセーリングは台無しでした。
それでも仲間は強風の中、南房総へでかけました。
自分も行くつもりでしたが
「墨の県展」を1週間後にひかえて
作品のひとつが破損!
急遽描き直しとなったため
クルージングに加わることができず家にこもりっきりになりました。
ストレスが蓄まることおびただしい。
気分転換に街に出ると駅前ですごい人だかり。
近寄ってみると井波孝繁さんの
路上ライブでした。
かれは、「ラテンビート×情熱のギタープレイ」をキーワードに
路上ライブを中心に活動している青年です。
TVやコンサートホールではなかなか聴くことができません。
ぼくは彼のラテンビートのアコースティックギター演奏が大好きで
まだ駆け出しのころから聴いています。
数年前某駅のコンコースで
そのビートに胸を打たれたのがきっかけです。
「キューバのギタリスト オチョワ※みたいだね」と褒めると
「オチョワはぼくの憧れです」と応えました。
井波隆繁という名よりも
「MASKROID」という名前の方が知られています。
3年前オンワード樫山「五大陸」TVCMに楽曲を提供しています。
聴いたことのないかたは
URL:http://maskroid.comで聴いてください。
当方は現在
最新版楽曲のリズムに乗りながら
水墨画を描いています。
ギターと墨絵のコラボに違和感はありません。
描き直し中の『朝霧に向かって』
※オチョワ:エリアデス・オチョアのこと。キューバのミュージシャンです。キューバの伝統音楽を継承し、自分なりに解釈し10代の頃から様々な場所でギターを弾き歌を歌いました。 1978年、1939年に設立された伝統のある「パトリア・カルテットに招かれました。日本でも公開された感動の映画 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は、アメリカのギタリスト 、ライ・クーダーとキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンドですが、このなかでも演奏しています。今年72歳。
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自分の趣味五つのうちのひとつ水墨画の県展は
来週火曜日から始まります。
今回私は、25号3点と、房州団扇に描いた絵3点
合計6点を出します。
墨絵を描くに当たって自分は
心の内を表現するよう努めています。
私のキーワードはユーモア。
で、2点は、にっこりと笑っていただけると思っています。
<プライベイトはがき>
タグ:ギター&水墨画