花は花でも墨の花 [花と心象]
昨日は、楽しい暇つぶしができました。
先月TV東京の「水墨画王決定戦」で優勝した小林東雲先生※1、の
一番弟子・中鉢東鳳先生※2、を
船橋西ロータリークラブの卓話※3、に招き
全紙(約襖1枚の大きさ)に
牡丹の花を描いてもらいました。
描き始めて15分、驚きの速さです。
食い入るように見つめる参会者
描く時間は、例会のルールで20分しかありません。
たった20分間であっという間に描いた先生の技量に
30数名のロータリアンは驚きの様子でした。
こちらは、その架台(イーゼル)作りと
当日の解説を務めました。
これは、急遽私が前日に作った折り畳み式架台の裏側。表は白いペンキで仕上げました。
これを縦にして使います。
まだ支柱製作前のものですが車に積めるように二つ折りできるように造りました。
以前、この席で私自身が「変化朝顔」の講演をしましたが
今回は脇役ですから楽しめました。
ふつう水墨画の架台は、平面です。
縦にすると墨が流れてしまうからです。
この難題を見事クリアーしてみせたのです。
プロはすごいなと感心しました。
新進気鋭の若手画家・中鉢東鳳先生。
完成後の参会者の感想は、「こりゃすごい!と感心することしきり。
紹介者のわたしはちょっと鼻高でした
脇で見ていて思いついたこと。
こういう実演は珍しく格調が高いので、パーティーや還暦祝い、古希祝いなどの席にお呼びすれば
会場が盛り上がるだろうなあ、でした。アクセス者の方々にもお勧めしたい催しでした。
古参会員の一人は、早速横綱白鵬関のタニマチに会わせるようなことを本人に伝えていました。
秋には銀座で個展が開かれるそうです。是非見たいものです。(後日詳細掲示します)
註:
※1、小林東雲先生は、国際墨友会会長。水墨画の原点・中国で個展を開き、絶賛された画家。
※2、中鉢東鳳先生は「墨画東鳳会」を主宰する傍ら、数々の展覧会に出品。各所で高い評価を得ています。国立新美術館で行われるアジア創造美術展では師範の部で特別審査員賞を2年連続で受賞しています。彼女の美術専門誌評価は1号(はがき1枚大)で74,000円というレベルの高い画家です。国内だけでなく、芸術の都・パリの名門「ル・サロン」でも毎年入賞しています。スイスでは審査員特別賞を受賞。
※3、卓話とは、テーブルスピーチのこと。ロータリークラブではこう呼ぶ。毎回例会のあと、著名人を招き講演してもらう催し。
今夜は、過去20年間お手伝いした市体育協会の理事を今回で退任したため、
市長や教育長同席のもと50人程度の送別会です。
明日は、6時起きで登山200回記念の奥多摩ハイク。
体が持つかなあ???空元気!楽しいことはどこまでも・・・。
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タグ:水墨画
うぅーん、これは見入ってしまいました!
そうなのです。プロは迷いがありませんね。
銀座の個展、ぜひ訪れてみたいです。
by よしころん (2019-04-13 14:26)
体育協会理事長らくお勤めご苦労様でした。
明日のお天気はあまり良くない??
気を付けてお歩きくださいね。
by 侘び助 (2019-04-13 19:21)
縦に描いていたのでビックリしました。
流石、プロは出来るんですね。。
by 横 濱男 (2019-04-13 21:03)
見事な墨絵を一五分で描き上げるんですね。
凄い!
by g_g (2019-04-13 21:17)
体に気をつけて無理をしないでくださいね
疲れは後で出ます。
by きよたん (2019-04-13 21:17)
明日の奥多摩、楽しまれてくださいませ^^
by よしころん (2019-04-13 21:55)
15分描きビックリです。
by 冨田 (2019-04-15 15:55)
間違いなく鼻高さんです。
by JUNKO (2019-04-19 19:24)