今夏の朝顔づくり ⑩本鉢移植前の苗と作業 [マイ・アサガオ'15]
大輪切込みづくり用の黄蝉葉苗パレット
その奥は変化朝顔の苗
右隅のパレットは行燈作り用の青蝉葉大輪苗(水やり前で葉に元気がない)
小鉢のなかですくすくと、本鉢移植を待っている。
大輪の黄蝉葉。茎が十分太くなった。ノギスを使って測ってみると・・・
径は、約5.4mmある。
しかし、大輪の種はほかのものより2週間遅れで蒔いたため
本鉢移植にはまだ適さない。ポットの底穴から根が出てこない。
こちらは、黄抱き葉の正木だが先に種まきしたので根も十分で移植OK
台咲の苗。これもOK
これもOK。木立の苗。(蔓が出ない種類)
本鉢移植前の作業は「続き」に
移植前にするしごとはたくさんある。
列記してみると
①木札づくり ②土づくり ③底石の熱処理 ④鉢の洗浄 ⑤支柱づくり・・・など。
少量ならすぐ終わるが100種(1種5~10本)ちかくあると1,2日では終わらない。
加えて、二つの病院通いなのでなかなか進まない。
①木札
名札は樹脂製と木片の2種類あるが以前記したように木片の方が実利性がある。
水やりのタイミングがわかるからだ。
鉢のなかに水分があれば、木片なら抜き取ったときに湿っている。
上の名札は、乾いているので鉢底の水不足。
下段は湿っているから水がある。
一方、友人に贈るものは樹脂製の名札を使っている。
②土づくり
小鉢の土づくりと異なり本植えの土づくりは次のようにしている。
赤玉、もみ殻燻炭、腐葉土、小砂利 市販の培養土、
これを経験値に基づき混合する。
③底石の熱処理
新しい石ならば殺菌の必要はない。
しかし、前年のものを混ぜて使用する場合は
石の間に根切り虫等害虫の卵や幼虫が混じっていることがあるので
一度石を鉄板で焼くか焚火の中にくべて卵や細菌を死滅させる。
自分はガスバーナーを使い焼いている。
④鉢の洗浄
前年のシーズン終了時にきれいに洗ってあれば
さほど問題はないが、鉢の内側に土がこびりついたまま保管していると
底石と同様、秋口に害虫が卵を産み付けている場合がある。
(土をそのままにしておくと、翌年鉢底からゴキブリが飛び出てきたりする。)
そこで、底石同様、鉢の内側と外側の底を近頃は
ガスバーナーで焼いている。
⑤支柱づくり
昨年までは、鉢用は、市販の行燈支柱、手作りの行燈と螺旋支柱。
地植えは自分で考案した可動式ネット支柱を使っていたが
今年は、黒竹を使った行燈支柱を作成しようと
考えている。もう一つはミニ行燈を作り始めている。
これは、小鉢で室内で観賞するためだ。
※今回は、鉢本植え作業を紹介しようと思っていたのですが
連日の冷雨で作業ができません。あしからず。
アサガオ育てるのも大変ですね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-06-19 23:14)
大変な作業をされて、朝顔を育てておられるのですね。
by めもてる (2015-06-20 09:44)
土づくり、鉢、石などもしっかりと洗って
卵などをきれいにしてから・・・だから毎年
朝顔がきれいな花を咲かせるのですね。
by yoko-minato (2015-06-20 13:46)
すごい、ミツトヨのノギスも登場
情熱が違いますネ....
by myossy (2015-06-20 14:29)
myossyさん
ノギスのメーカー名を知っているとは、あなたは技術屋さんかな?
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2015-06-20 19:00)
凄い量の苗、開花が楽しみですね。
by katakiyo (2015-06-20 19:03)
お寄り頂きましてありがとうございます、花作りも趣味なんですね、鉢作りも凝ると大変ですよね。
今後ともよろしくお願いいたします。
by 馬爺 (2015-06-22 16:12)
朝顔も種類も多く、とても美しい花を咲かせますよね。
丹念に育てられ、お花が咲くころは嬉しさでいっぱいでしょうね。
by アールグレイ (2015-06-23 13:13)
そろそろですね(^^)
うちのは…今年は…まだ間に合うかなあ…(^_^;)
by Chobi.H.YAOITA (2015-06-25 00:37)
苗で判別できる品種もありますね。特徴があると面白いです。
昨年頂いた品種、全種類少なくとも1株は確保できました。石化などの変化朝顔も頂戴したので、開花するまでの間も毎日楽しみです。ありがとうございました。
by D (2015-06-25 09:26)